薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

1.22 やっと新型コロナウイルスを少しだけ浴びることができたかも

2022年01月23日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(昨日、一昨日に引き続き、今日もまた別立てブログ「一日一楽日記」1月22日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

1.22 やっと新型コロナウイルスを少しだけ浴びることができたかも

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
 爆発的に感染が広がっている、今般の新型コロナウイルス・オミクロン株である。例年のインフルエンザ並みであろうか。それと同様であれば、1週間で100万人が新規に感染したっておかしくない。インフルであれば、往々にしてそうしたことがあるから。もっとも、インフルの場合の感染者とは発症して医師の診察を受けた者を言い、その推計値であるが。
 このオミクロン株、感染者(新型コロナで陽性反応を示した者)の症状は、無症状であったり、極めて軽症で済む場合が多く、発症しても普通の風邪の症状と大差ないようである。よって、症状は例年のインフルより軽微のようであり、ましてや重篤な症状を示すのはごく少ないようだ。

 そうなると「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となる。なぜならば、特措法によれば、その要件は政令に委任されていて、政令では「当該新型インフルエンザ等にかかった場合における肺炎、多臓器不全又は脳症その他厚生労働大臣が定める重篤である症例の発生頻度が、…(通常の)…インフルエンザにかかった場合に比して相当程度高いと認められる…。」となっており、くわえて「厚生労働大臣が定める重篤である症例」は何も定められていないのであるからして。
(この段落はネットニュースによって知った知見)

 小生思うに、新型コロナの疾病特性は、その後に判明してきた「血栓症」であるゆえ、厚労省が省令で「血栓症」を症例として掲げておけば、まだ言い逃れができたものを、である。もっとも、オミクロン株は、旧株と違って血栓症をどれだけも引き起こさないようであるから、やはり「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となろろうが。

 さて、一昨日に当店にいらっしゃった、とある方(個人情報保護のため、お客さんか業者かその他の方かは伏せておく)から、今日、“申し訳ございません”と電話があった。なんのことかといえば、次のようなことであった。
 同居している息子が今日、新型コロナのクラスター濃厚接触者と判定され、陽性反応が出たから家族一同しばらく自宅に引きこもることにしました。息子が感染したのは3日ほど前のことであり、私も直ぐに息子から感染したかもしれません。よって、一昨日、お店に伺ったときに、あなたにもうつしたかしれないです。私は今、何も症状は出ていませんが。

 お出でいただいた方は、まだPCR検査を受けておられなかったから、感染しているかどうかは不明だし、1日やそこらで息子さんからはたして感染しているかどうかも怪しい。なんせ症状が出ていないんだから。万一その方に感染していたとしても、まだ保有するウイルス量はわずかであろうし、ましてや他人にまき散らす量となると更に少なくなるであろう。でも、対応した小生に飛んできたウイルス量はゼロとは断定できない。
 もし、新型コロナウイルスを浴びるなら、初回は少量がいい。少量なら、水際(口腔内、喉、鼻)で待ち構えているマクロファージなどの免疫細胞の働きによって(これは呼吸に合わせて、片時も怠ることなく様々な雑菌やウイルスに対して働いている)、いとも簡単に新型コロナウイルスをも殲滅できてしまうのである。
 そして、これを一度経験しておけば、次回に大量の同じウイルスを浴びたとき、前回の訓練でそのウイルスをやっつける力が増強されていて、そう簡単にはウイルスを体内侵入させないのであるからして。その方からは、浴びたとしても、たぶん訓練にもならない量のウイルスだろうから、意味がなかろう。少々残念ではある。
(注:ワクチンはウイルスの体内侵入後にしか働かない。ウイルスはヒト細胞に侵入するためのドリルを持っていて、そのドリルにカバーをかけて侵入できなくするのが抗体であり、ワクチンは抗体を速やかに作りだすだけの働きしかもっていない。よって、ウイルスの型が違ってくると、ドリルの形が変わってしまい、従前のカバーであってはうまくドリルを覆うことが難しくなり、ヒト細胞に侵入させてしまう恐れがだんだん増えてくる。)

 まあ、そう感じて、その方には、次のようにお話ししておいた。
 一切問題ないです。きっとオミクロン株でしょうから、これは単なる風邪で、旧型コロナと変わりないです。我が夫婦は商売柄、日頃からあれこれ工夫して免疫力を高めていますから、万一ウイルスを浴びていたとしても、そんなものは跳ね飛ばしてしまいますし、私どもがさらに他人にうつすなんてことも絶対ありませんから、ご安心ください。わざわざご連絡いただきまして恐縮です。

 なお、この方には、風邪予防の基本的事項(感染予防対策ではなく、免疫力を高める方法)を念のため、お話ししておいたところです。
(注:ノロウイルスなどの食中毒、赤痢菌、コレラ菌など経口感染は、感染予防対策が全てとなるが、風邪ウイルスなどの空気感染・飛沫感染の場合は水際(口腔内、喉、鼻)における免疫強化対策が圧倒的に重要なものとなる。家族の誰かがインフルエンザに罹っても、家族の多くが発症しないのは、水際における免疫力が付いているからだ。)

 それにしても、こうした奇特な方もいらっしゃるのですね。有り難いことです。
 残念なのは、息子さんがうちの店に来ていただけなかったことです。もし、来ていただいていたなら、適量のウイルスを浴びることができたかもしれません。もっとも、当店には全く縁のない息子さんですから、これはどだい無理な話ですが。

 今日は長々と書き綴ってしまいましたが、皆さんも感染予防対策に過度に神経質になるのではなく、それよりも免疫力を付ける日常生活に心がけていただき、少しばかりオミクロンを浴びたほうが免疫力がより高まることを知っておいていただきたいです。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

 

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2022-01-24 10:03:39
> そうなると「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となる。
 これは知らなかったです。つまりは、それほど感染症に恐れを感じる必要はないということですね。風邪薬でも治ったという話を聞くのですが、喉や鼻付近の症状であれば、確かに市販の薬で間に合いそうですね。
 
 日本国内の病床数は世界一で、欧米では医療の逼迫や崩壊があるとは聞こえてこずないのに、なぜ日本は「2類」から「5類」に落とさないのかと言われていますが、もしこれ以上悪化した場合、政府(首相)のせいにされて叩かれるのがイヤだからかと思ったりします。
 
 オミクロン株は突起の数が多く、デルタ株とは顔がまるで違っているという話がありますが、「ドリルの形」が変わってしまっているのであれば、第3回目のワクチン(前回と同じ成分?)を接種してもさほど意味がないのでしょうか。
 
 満員電車や通勤駅の混雑で感染したという話は聞いたことがないので、接触感染とか空気感染だろうという話も信じがたく、飲食店の夜何時から閉店というのも根拠があるのかと思っています。
 
 しかし今回の記事を読んだら、私も感染予防に加え、免疫力を付けることを心がけようと思いました。やはり人体が持つ自己修復力を活用するのが一番なんですか。人体というのはうまく出来ていますね。
 
 
 ※ 先日は拙ブログにコメント送信と、昨日は再コメントをいただき、ありがとうございました。
 コメント投稿不可の件でFC2に問い合わせしたら、一応確かめたが問題はなかった、日時やパソコン環境や操作手順など詳細な情報が分からないと答えようがない、と返事が返ってきました。
 
 コピー操作したものを自動保存できるソフトはWindows 10にもありますが、無料のクリップボードの履歴管理アプリケーション「CLCL」は使いやすく、とても便利ですよ。私は非常に頻繁に使っています。
 https://laboradian.com/clcl/ (使い方が詳しい)
 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/clcl/
 
 
 
返信する
おはようございます (barso)
2022-01-24 10:05:03
追伸
 名前やタイトルを入れるのを忘れました。
返信する
バーソ様へ (薬屋のおやじ)
2022-01-24 11:49:03
バーソ様には今回もコメントいただき有り難うございます。
オミクロン株に対して、2類扱いや3回目のワクチンといった、病院や製薬会社の利益追求のみを政策にしている現政権(たいていの国はそうなんですが)に辟易させられます。
政治家も医療関係者も、度重なるコロナ感染爆発を期待しての火事場泥棒を働こうとしている、そんな様相を示しています。
オミクロン株は、もう感染症法の対象外として、つまり普通の風邪として、一切の規制を外すべき性質のものと小生は考えています。
政治献金と医療関係者の儲け口を絶たねばいかんです。

怖いのは3回目のワクチンや子供に対するワクチンです。
そもそもコロナウイルスはインフルエンザウイルスより変異が激しく、ワクチンは作っても無意味と言われていました。
加えて、コロナウイルスの一部の種は「抗体依存性感染増強」を引き起こす恐れがあると言われていました。
「抗体依存性感染増強」とは、ウイルスが体内で大量に増殖し、重症化すると抗体が大量にできるのですが、これが繰り返されると、その抗体がかえって感染を増強させることを言います。
この現象はデングウイルスで知られていますが、猫伝染性腹膜炎ウイルス(コロナウイルスの1種)でも起きます。
今、使われているRNAワクチンの開発途上(数年ないし10年ほど前の実験)で、RNAワクチンを打った猫が「抗体依存性感染増強」が原因で全部死んでしまった、という事例は(政府はひた隠しにしていますが)、詳細は不明なものの本当のようです。
で、今般の新型コロナワクチンはどうかというと、「抗体依存性感染増強」をかなり起こしやすいのではないかと思わせられる研究報告が、大阪大学などの研究グループからなされました。
(昨年5月)
https://www.amed.go.jp/news/release_20210525-02.html
この研究報告の最後のほうで述べられている考察において、暗に現行のワクチンを批判しています。
つまり、現行のワクチンを打つと、けっこう大きな副反応(発熱、倦怠感など)が生ずるのですが、これによって体内で多量の抗体が作り出され、それを何回も繰り返していると、「抗体依存性感染増強」が増してくるというものです。
ですから、3回も打っちゃダメ、2回でも多すぎる、ということになりましょう。
まだ、新型コロナに対する「抗体依存性感染増強」の研究は、その端緒に着いたばかりであり、今後の研究が期待されますが、水面下で研究されていたとしても、たぶんその発表は潰されてしまうのではないでしょうか。
(この件に関しては、小生、まだ消化不良でして、ブログアップできていません。少し勘違いしている所があるかも。)

新型コロナ対策は、バーソさんが「やはり人体が持つ自己修復力を活用するのが一番なんですか。人体というのはうまく出来ていますね。」とおっしゃいましたとおり、ヒトが持ち合わせている自然治癒力を発揮させるしかないのです。
とくに新型コロナに関しては、水際(口腔内、喉、鼻でウイルスを殲滅してしまえば、抗体産生の出番はないのですから、「抗体依存性感染増強」も起きず、安心できます。

履歴管理アプリケーション「CLCL」を教えていただき有り難うございます。暇ができたときに脳トレのためにも挑戦することとします。
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