薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

「平床寝台・硬枕」を始めて間もなく8年、いい健康法だ

2023年07月29日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

7.28 「平床寝台・硬枕」を始めて間もなく8年、いい健康法だ

 2015-10-01「本格的に平床寝台・硬枕を始める」を記事にし、間もなく8年になる。
 その前、3年間ほどは年の半分(夏季)は、寝るときは畳の上に横になり、ヨシズを切って丸めたものを首の下にあてがって寝ていた。ヨシズは円柱状で曲率が大きく(半径が小さい)首骨の一部にしか当たらないから、最初は痛みが激しかったが、そのうち随分と慣れてきた。もっとも一晩中あてがっているのは不可能で、頭にかって横寝したりしていた。
 その後、2015年10月から、正式な「平床(へいしょう)寝台・硬枕(こうちん)」にした。戦前に確立された「西式健康法」の一つで、今でもファンは多く、これを勧めておられる医師もけっこう多いようだ。
 
 「平床」とは15mm厚のベニヤ合板であり、これを寝台とするもので、毛布やシーツは敷かないのが正式なもの。前後に歪み過ぎた背骨の矯正をするためである。「硬枕」とは丸太を縦に半分に切った半円状の硬い枕を首にあてがって寝るというものである。これによって、首骨の歪みを正常化する。
 小生の場合、「平床」は15mm厚のベニヤ合板では、いかにも重く、これでは片付けるときに往生しそうで、畳の上で使うのだから9mmでも凹むことはないだろうと、それをホームセンターで購入。税込1280円と安いものであった。ベニヤ板の淵や角にサンドペーパーを掛け、雑巾で全体を2度拭きし、綺麗にして完成。
 一方の「硬枕」は、西式健康法の本部「西会」の推奨店へ注文して送ってもらった「木枕」で、総桐であるが、中は空洞で非常に軽い。送料を含むと6000円と高価であった。これは「平床」を作った前日に届いた。少々小さかったから、木枕の下に畳んだタオルを敷いてうまく首骨に当たるようにして(その後は、木枕をタオルで包む)使用。
 話によると、「平床」も「硬枕」も、最初は痛くてとても使えない人が多いそうだが、小生の場合は「硬枕」はヨシズの円柱に比べて刺激が全然少なく、物足りなさを感じたほど。でも、「平床」のベニヤ板は畳と違って全然凹まないから、ケツが痛くてしょうがない。慣れるのに半年以上かかった。 

平床寝台.jpeg


 ここのところの猛暑で、暑さ対策を重視すれば、「平床」のベニヤ板よりは、畳のほうが熱を逃がしてくれるから畳の上で寝た方が良かろうが、ベニヤ板に慣れてしまうと、畳は柔らか布団のような感じがして落ち着かない。
 よって、パジャマ姿で、シーツも敷かずにベニヤ板に寝て、木枕を首に当て、タオルケットもなし。木造の古い農家ゆえ、エアコンは不要。せいぜい扇風機を斜め上方に向け、弱風で首振りさせる程度で熟睡できる。
 ただし、今年は足の指先に冷えを感じるようになった。間もなく後期高齢者となり、低体温となってきたからだろう。よって、足首から先をタオルケットに潜り込ませる。

 厚手のベニヤ板と半円形の木枕という、この正式な「平床寝台・硬枕」、8年も経つと、最高級の寝具と思えるようになった。首骨の正常化は、肩こり・頭痛・目の障害などの解消に大きく貢献するし、背骨の正常化は、思わぬ内臓疾患に効果的とのことだが、腰痛改善にことのほか効果を発揮する。百姓をやるとき、けっこう腰をかがめて作業するが、その姿勢から直立するとき、腰の痛みから容易には直立できないのが、「平床寝台」にしたら、それが大きく改善された。もちろん普段に腰痛を感じたことは一度もない。
 今朝もすっきりした目覚め。「平床寝台・硬枕」さまさま、である。

 皆さんにもお勧めしたいところだが、いきなり正式な「平床寝台・硬枕」に入ったら、悶絶するしかなかろう。「硬枕」は5秒ともたない。「平床寝台」もせいぜい10秒といったところだろう。
 始めるなら「硬枕」の代わりに「タオル枕」であり、「平床寝台」は畳である。
 「タオル枕」の作り方については以下の記事をご覧あれ。
  首・腰タオル枕健康法(三宅薬品・生涯現役新聞N0.272)

 

(備考)一日一楽日記に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

コメント    この記事についてブログを書く
« 憎まなければ、がんは悪化し... | トップ | 立秋は秋の入り、五味を上手... »

コメントを投稿

薬屋のおやじの一日一楽日記」カテゴリの最新記事