徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

新年度の準備

2005年08月24日 | アメリカ学校/教育事情
いよいよ来週から、アメリカの現地校の新年度が始まる。

高校で必要な書類は既に郵送で送られてきていて、それを記入して、新学期前1週間にある"スケジュールピックアップ"なる日に持って行く。この書類と引き換えに1年間のスケジュールがもらえる。スケジュールは時間割のような物だが、日本の小中高校のようにクラス単位で同じ物ではなく、個人個人がバラバラのスケジュール。日本の大学のような感じかな?

書類の記入は、慣れないとなかなか大変。とにかく読まなければいけない。文字の多い事。まぁ、それは英語の勉強だと思って我慢しよう。

かかりつけの病院などを記入するエマージェンシーフォームは日本でもおなじみ。家族の住所等は日本でも書くが、家族の住所・電話番号の欄は父と母それぞれにある。要するに、父母が一緒に住んでいない場合を考慮しての事だ。
また日本と違って授業などでインターネットを使うので、それを親が許可する、かつ子供も正しく使う旨のサインをしなければならかったり、タウン誌などの取材が来た時に、子供の写真を載せたくない場合のサイン等々の、"permission"(許可)が必要な事。アメリカは訴訟の国なので、「万が一」の事を考えての対策なのだろう。

そこで思うのが、時々行事などで学校に行った時に、むやみやたらに写真を撮っていい物かと言う事。もちろん自分の子供を中心にした写真を撮るのだけれど、一応先生に聞いてから写真やビデオを撮るようにしている。
インターネット等の公共の場に写真を載せる事が、犯罪の標的になるなんて言うのは少々考えすぎかもしれないし、肖像権の問題もアメリカ人がどのくらい真剣に考えているのかわからないけれど。

我が家の高校生の子供達はあらかじめ、昨年度末にどの授業をとりたいのか希望を出していてはいたものの、その授業の順番と担当の先生をこのスケジュールピックアップの時に知らされ、一喜一憂している。

小学校の場合は高校とは違っていて、書類は送られず新学期が始まってから渡されるので、それから記入する事になる。ただ、新学期の一週間前に、校舎の玄関にクラスリストが張り出され、クラスメイトと担任の先生が誰かを知る事が出来る。
また、それと同時にサプライセールなる物が有り、1年間で必要な学用品(学年ごとにリストがある)を体育館で臨時に開店しているお店で買う事が出来る。
新学期の始まる2-3日前には先生方もクラスの準備をしているので、自分の通う教室に行って教室を見たり、先生が居れば先生に挨拶したり出来る。

クラスリストを見て、日本人がクラスに自分一人だと気がついた我が家の末娘はしょげていたが、私は心の中でガッツポーズ。なんと言っても末っ子の彼女は、なにかと人に頼りたがるので、同じクラスに日本人が居ようものなら、ずーっと頼って離れないであろう事は予想出来る。がけの上から我が子を突き落とすライオンのような気持ちでいる私です。

この新学期の準備、各学区、又は市、州によって様々なようだ。
前回アメリカに住んでいた時には、クラスリストは郵送で、夏休みに入ってすぐ送られてきた。先生によっては夏休み中に、カードを送ってくれて、「新学期にあなたに会えるのが今から楽しみです。」なんて嬉しい一言が書いてあったりした。それは、英語が完全には理解出来ず、新学期を不安な気持ちで迎える子供達にとって、どれだけ心強かった事だろう。
また、どうしても担任の先生やクラスメイトが合わないと言うのであれば、それは校長先生にかけ合う事が出来た。希望が通るかどうかは別にして、「一応聞くだけは聞きますよ」と言う事だった。かけ合っても希望がかなえられず、別の学区に引っ越した人もいたし、希望が通った人もいた。結局は、校長の判断次第だったのだろうか。

今週は夏休み最終週。子供の居る家庭はどこでも新学期の準備で忙しくしている事でしょう。

歯周病治療・その2

2005年08月13日 | アメリカ歯科・医療事情
2度目のサージャリーを受けてきましたよ。
さすがに2度目なので覚悟は出来ていましたが、2-3日前からやっぱりドキドキ。

サージャリー自体は前回と同様ですが、今回は上の歯茎を全部一度に処置しました。
前回、抗生物質が合わなかったようだと話したら、別の抗生物質を処方すると言われ、一安心。結局、今回はbone graft(溶けかけた歯の組織の移植)をしなかったので、抗生物質は飲む必要はなくなりました。

ただし、今回は前回のサージャリーよりも、その後がつらかったかな。痛かったわけではなくて、おなかが空いて・・・。
前回は下の歯茎の片側だけだったので、反対側を使って食べ物を咬めたけど、今回は上の歯茎全部を一度に処置したので、咬む事が出来なかったのです。
2-3日はカップスープ、インスタントお汁粉、ヨーグルトと離乳食の食事。この時気がついたのが、簡単に食べられると思っていたヨーグルトも意外と大変だと言う事。吸う様にして食べないと、歯茎の縫っている所に舌があたってしまうのだ。そして、なぜか普通のスプーンよりも”れんげ”が大活躍。
その後も10日後の経過観察までは咬んではいけないと言われているので、舌と上あごで潰して食べられるような物しか食べられない。豆腐料理が中心。大好きなサラダが食べられない。KFCに子供を連れて行って、マッシュポテトだけなんて事もありました。

レストランに行って、クラブケーキを小さく上品にナイフとフォークで切った後、口に入れゴクンと飲み込むなんて、もったいない食べ方をした事もありました。家族で日本食レストランに行った時も、オーダーしたのは湯豆腐とモズクだけ。あとは子供達や夫からポテトサラダやみそ汁のおすそ分け。
なんだか自分で自分の事が悲しいやら、可笑しいやら・・・。そこまでしてレストランに行くかぁ~と思ってみたり。

10日後の経過観察では、経過良好と言う事で、食べ物もだんだん普通に戻していいよと言われ、2キロ落ちた体重と共に回復するのも間近です。せめて体重は戻らないでぇ~!と思うけど、あーっと言うまにリバウンドするんだろうなぁ・・・。

同じ手術と言っても・・

2005年08月12日 | アメリカ歯科・医療事情
アメリカで言う、手術にはoperationsurgeryとがある。どちらも日本語に直す時に「手術」と言いがちだが、開腹手術などの大きな手術をoperationと言うのに対し、surgeryは外科的処置とでも言うべきでしょうか。
たとえば、私が歯周病の治療のときに受けた手術はサージャリーに入る。

アメリカでは日本では考えられないほど、外科治療が発展している。至る所にsurgery Centerなる施設がある。つまり日帰り手術をする所だ。
例えば、腎臓結石を砕くためのsurgeryも日本では1週間ほど入院する所をアメリカでは日帰りで済む。「明日から仕事していいよ。」と言う太鼓判付きだ。
入院が必要だとしても、入院期間は日本のそれよりもだいぶ短い。お産が2日の入院で済むのはよく知られている事だが、心臓発作で緊急手術(これもだいたい動脈からカテーテルを入れてするsurgeryだったそうだ)でさえ、3日の入院だったとか。

しかし、これは医療保健が高いと言う裏事情もあるらしい。余分に入院すればその分医療費がかかる。OperationよりもSurgeryが発達してきたのは、そんな背景もあるのかな。体にも財布にも負担が軽いのは良い事だけど。

見てきました"The Phantom of the Opera"

2005年08月12日 | 映画・テレビ番組・本など
ダウンタウンのシアターで「The Phantom of the Opera」が公演された。
毎年ブロードウェイのミュージカルの全米ツアーがやってくるらしい。
あまりにも有名なので、ご存じかとは思いますが、あらすじはこちら

ミュージカルを見る前に、DVDを見たので、ちょっと比較してみたい。
<分かりやすさ>
何故、怪人がオペラ座に住むようになったかなどの細かい描写は、やはり映画の方が回想シーンがあるので、分かりやすい。
一度ミュージカルを見る前に映画で予習して行ったのは、英語の理解力が足りない私にとってプラスだったかなと思う。
<キャラクター>
オペラ座の支配人は決定的に映画とミュージカルとでは違っていて、ミュージカルの方はお茶目だった。ミュージカル全体はとってもシリアスなのに、必ず笑えるキャラクターを用意しているのは、これぞアメリカと思わずにいられない。

ミュージカルそのものとは関係ない所で、周りの観客の行動がとーっても気になった。
私たちのまわりは、60-70代くらいのお年寄りが多かったのだ。
公演中に、スーパーの袋に入れてもってきた飴を周りの人に配って、ガサガサ音を立てるおばあちゃん。一番のクライマックス、音楽も大音響、そしておばあちゃんの袋もガサッ!スーパーの袋を縛るチャンスを逃さなかった。日本だったら、きっとみかんかなぁ~と思ってしまいました。
それから、何度も小さいライトをつけていたおばあちゃん。時間でも確かめていたのかな
私の前はたまたまその皆さんを連れてきたらしい、40代くらいの女性だったのだが、始まった途端に居眠りしていた。それを横からのぞき込んで、つついて起こすおばあちゃん。しかしその後、そのおばあちゃんも夢の中だった。

色々な意味で、舞台も良い物です。

高く付いたレッスン料金

2005年08月12日 | 英会話奮闘記
有名なバイオリニスト(Itzhak Perlman)の演奏を聴くため、息子の分と私のチケットを購入した。それも電話オーダーで。

座席は何処にするとか、いろいろ聞かれて、なんとかオーダーが済んだ。なにしろ電話だったので、私の発音で住所がちゃんと伝わったかだいぶ不安だったが、2-3日語にはちゃんとチケットが送られてきた。「私もやるじゃん!」なんて、ちょっと気を良くしていた。

そして夫も後になってから、「俺も行こうかな・・。」と言うので、中途半端に自信満々の私はさっそくチケットを手配した。「私が電話してあげるよ。」とか何とか行っちゃって。

前回同様、席は何処にするか聞かれ、今持っている2枚のチケットの近くにして欲しい旨を伝えた。「18ドルです。」と言うので、安いなぁ~と思っていた。でも、コンサートが近いので席を埋めるために、きっとディスカウントしているのだろうと、自分なりに納得していた。
さて、2-3日後にチケットは送られてきた。開けてビックリ
18ドルではなく、80ドルと値段が書かれている。つまり、「18(エイティーン)」と「80(エイティー)」を聞き間違えたのだ。
期待していた物よりも62ドルも高いチケットを買ってしまった。超高額英語授業料金として泣く泣く諦める事にした。

私はよくこの手の間違いをする。"teen"ティーン"ty"ティーの発音の違いが大違い。
そうでなくても英語で数字を言われると、頭の中がぐにゃぐにゃしてしまう。買物をした時にレジでよく聞かれる、電話番号と郵便番号はなんてかスラスラ言えるように放ったが、「数字は勘弁して」と言う思いでいっぱいだ。

ちなみに、買物をした時になぜレジの人が郵便番号(Zip Code)や電話番号を聞くのか? あまりにいつも聞かれるので嫌気が差したので、だいぶ前ににレジの人に聞いてみた事がある。そのお店に何処から来るお客が多いか把握するためだそうだ。それによって公告を配布する場所を決めたりするのだろう。
当然の答えかもしれないけど、あまりにもいつもいつも聞かれるので数字を英語に直すのが本当にダメな私は、当時、言わずに済む物なら言いたくないと思ったのである。

「High and dry (はつ恋)」

2005年08月06日 | 映画・テレビ番組・本など
よしもとばななさんの「High and dry (はつ恋)」を読んだ。表紙がメチャかわいくて、とても私のようなおばちゃんが読むような本では無いかもしれないが・・。

そんな私でも自分が10代の頃の記憶がフツフツとよみがえる。
多感な時期でもあるので、いろいろいろいろ余計な事まで考える。そして、周りの人間にとかく気を使う。それなのにうまくいかなくて、かんしゃくを起こしてみたり・・。きっと、私は特別に扱いにくい子供だったに違いない。
でも、子供は・・と言うよりは、大人でもあまり深く考えずに、自分の思った事、感じた事に率直で良いんだなと悟ったのもあの頃であったように思う。
無理に背伸びしなくても、無理に周りに気を使わなくても、自分の感じたまんま、思ったまんまでいいんだと分かったら、スーッと肩の力が抜けたような・・。それっきり、まったく私は気が抜けっぱなし。大人になれずに居ますが・・・。
「少しは気を使え」と怒鳴られそう。

ところで、この本にも出てくる、皆には見えないけど、特定の人にだけ見える妖精(?)。私は存在すると思います。ハイ。もちろん、私には見えませんが。
「トトロ」も絶体居ると思うし、サンタクロースだって居るんだと思いますよ。
世の中には科学では解明されない事が沢山あるし、それと同じように、目に見えないけど存在するものってきっとあると思うのだ。

サマースクール(長男子豚編)

2005年08月06日 | アメリカ学校/教育事情
前にも書いたが、我が家の長男はバイオリン弾きである。
今年は、The Chamber Music Connectionが主催している1週間のサマープログラムを選んだ。月曜から金曜の朝9時から午後3時まで、しっかり音楽漬けである。
参加しているのは、小学校生から大人、初心者から上級者まで、バラエティーに富んでいた。演奏する楽器も、バイオリンが一番多いにしても、チェロ、コントラバス、ビオラ、フルート、クラリネット、ピアノなどなど・・・。
見ていると、音楽が好きなら誰でも大歓迎と言う感じだった。

参加者のほとんどが室内楽とオーケストラ両方のグルーブに振り分けられ、木曜日はオーケストラのコンサート、金曜は室内楽のコンサートが開かれた。
プロのバイオリニストが来て、指導にあたってくれたり、コンサートで演奏してくれたりもした。
我が家の長男のグルーブの曲は、室内楽も、オーケストラもいまいち分かりにくい暗い曲ではあった物の、彼いわく、最後のコンサートだけじゃなくて、内容はとても良かったそうだ。
各グループで演奏を聴き合って、それについてディスカッションしたり、新しい友達が出来たりと、彼にとってはそれなりに収穫があったのだろう。

私はただただ見ていただけだが、仲間と一緒に演奏している姿は、ソロ演奏をしている以上に皆とても楽しそうに見えた。「楽器を弾けるって良いなぁ~。」と彼等を見ていると、いつもそう思う。

"The Phantom of the Opera"

2005年08月03日 | 映画・テレビ番組・本など
明日はなんと"The Phantom of the Opera"を見に行くのです。ブロードウェイのミュージカルの全米ツアーが、なんと私が住んでいる中西部の街にもやって来るのです。
去年映画が公開され、そのDVDを見ましたが、やはりこれは映画より舞台大迫力の音響の生のステージで見なくっちゃと、今から期待が大きいです。
そんなわけで、今日は壁紙を"The Phantom of the Opera"に変えてみました。
行ってきたら、感想をご報告出来ればと思います。

サマースクール(ハイスクールクレジット編)

2005年08月02日 | アメリカ学校/教育事情
以前も書いたが、ハイスクールは単位制で、夏休みにも単位をとる事が出来る。ただし普通に学校に通うのは、高校までが義務教育なので無料だが、夏休みの単位は1教科につき、$250の費用がかかる。
これは、1教科を1日朝8時から12時までの4時間、3週間かけて終わらせてしまうと言うもの。まるで、詰め込んでいると言う言葉がぴったりだなと思う。

ちなみにハイスクールを卒業するには、決められた数の単位を取る事と、高校2年目の秋に受ける”卒業試験”に合格しなければならない。つまり、それさえ満たせば、4年間の高校教育を3年で卒業する事が出来る。
特に、日本から親の駐在に付いてきている子供達は、普通に4年間高校に行くと、卒業するのが6月で、日本の同級生の子供より遅れてしまう事が多いため、アメリカの高校を3年で卒業しようとする子供が多い。
もちろん、アメリカ人の中にもこのクレジットを取るためにサマースクールに通う子供達も沢山いる。やはり、早く卒業するためなのか、夏休みが長いからなのか、理由は定かではないが、沢山の子供達が夏休みにも色々な授業を受けに通っている。
長い夏休みとは言え、子供達もなかなかご苦労様なのである。

我が家の長女は体育と保健体育、長男は体育のみに通った。

体育はバレーボール、ソフトボール、テニス、フリスビー、フィットネス、卓球などの種目を1週間に2-3種目、ローテーションしてやったらしい。ルールなどに付いての筆記試験もあった。
面白いのが、ビデオを見ながらエアロビクスのような事をするらしいのだが、そのビデオに出てくるインストラクター達はかなりの個性の持ち主らしい。私は実際に見ていないので、どんなインストラクターか分からないのでとても残念だが、長男と長女はよくインストラクターの話をして笑っていた。おまけに、フィットネスの最後の筆記試験では「AインストラクターとBインストラクターとではどちらが髪の毛が多いか?」なとどいうお茶目な問題も出たらしい。

かたや、アメリカの保健体育はすごい。何がすごいかと言うと、まるで医学並に深く掘り下げて教えてくれる。
食生活に関しては日本の家庭科などは比ではない。
そう言えば、長女を送って行く車の中で、「今日は1日の食事を記録しなきゃいけないんだ。」彼女がと言うではないか。その時点で、既に住んでしまった朝食は、”食パン、ジャム、牛乳”という超お粗末な物。 昼にはChipotleと言うお店に行ったし、晩ご飯は一応作った物の、既に朝食は挽回出来ない。もちろん、先生からのコメントには「朝食を充実させた方がいい。」と記入されていたらしい。娘よ、そういう事は前日に言ってくれ・・・。

中でも、私が保健体育授業ですごいと思うのが、やはり性教育。バーンと図解されたプリントが配られ、各部分の名称を覚えさせられる。それも詳細に。あまりに、詳細すぎてここには書けない。中には、”図”ではなく”写真”を見せる先生も居るらしい。「こんな細かい事まで覚えて、医者になるわけじゃあるまいし・・・」と、思わず言ってしまった。
ちなみに、この分野に入る前に、子供達は先生から手紙を持たされる。親に対して先生から「ビデオや写真などを見せますがそれを許可して下さい」という内容の物だ。そして、親は許可の有無を記入し、サインをして出すのだ。こういう手続きを踏んだ上で、しっかり教える。
アメリカでは沢山のハイスクールの女の子が妊娠しているらしい。もちろん、中にはちゃんと子供も育て、大学も卒業し、立派に家庭と仕事を両立している女性もいるだろう。でも、その大半は望まれない子供を産み、その子供もその母親も思い通りの人生を歩めずにいるのだろう。その結果がこういった授業に結びついているのは明らかであろう。その授業をどう考えるかは、人それぞれだと思う。
こういった授業がどのような成果を挙げているか私には分からないが、日本もこういう傾向になりつつあるのかなぁ・・と、少し否定してみたり肯定してみたりと、揺れる親心である。

ローズヒップ

2005年08月02日 | オハイオ・お出かけ
1年半前にアメリカに来るまで、日本でローズヒップティーなる物をよく飲んでいた。
アメリカでハープティーは山ほど売っているし、わざわざ日本から持って行ってまでも執着しなくてもいいと思っていたら、大間違い。近所のスーパー、オーガニックのお店を探してもなかなかローズヒップティーにはお目にかかれない。何種類かのハープの中にローズヒップがブレンドされている物はあるが、ローズヒップ自体がメインのお茶は皆無だった。
もうすっかり諦め、その存在を忘れていたのだけれど、昨日見つけちゃいました。みつけたのは、ここです。

ところで、ローズヒップとは?ローズヒップの効果、効能はというと・・・

ローズヒップとは、野バラの実のことを言い、昔からお茶として愛飲されてきた。ローズヒップは、レモンの数十倍とも言われる豊富なビタミンCを含んでおり、その他にもビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、カロチンなど多くのビタミン類を含んでいる。 特に注目すべき点はローズヒップのビタミンCである。通常、ビタミンCは熱に弱く壊れやすいが、ローズヒップに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、さらにローズヒップに含まれている酵素とフラボノイド(リコピンなど)によって、さらに吸収されやすくなっている。 これらビタミン類の働きによって、風邪や感染症の予防、美肌効果、疲労回復、などの効果があるとされている。その他にも、抗酸化作用、ストレス解消、便秘解消、利尿作用、肩こり解消、コレステロール値の正常化などの効果があるとされている。 ローズヒップは酸味が強いため、苦手な人はハチミツを加えるとおいしく飲める。

と言う事です。
果たして、効果があるのかなぁ~。でも、この甘酸っぱさ、なんとも好きなんですよね。