徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

アメリカン・ウエディング--序章

2005年03月31日 | サバイバル in America
ひょんな事からアメリカ人によるアメリカ人のためのアメリカ式の結婚式に出席する事になった。

新郎、新婦ともよく知っている。
おまけに、我が家の末っ子はフラワーガール、長女は新婦のベールを後ろから持って入場する。つまり、新婦入場の際は我が家の2匹のガールズ子豚が新婦の前後を固めるわけだ。
何を隠そう教会で結婚式を挙げた私、自分の子供がフラワーガールをする日を首を長ーくして待っていた。なかなかお声がかからぬまま、末っ子も9歳。もう諦めていた所にかかったお声。二つ返事で了解しました。アメリカまで来て、フラワーガールをする事になろうとは・・・。

ただ、喜びも束の間。今度は超心配になってきた。
長女はまだ良いとしても、末っ子は、何しろもろ末っ子キャラだ。超マイペースの彼女は式の間何をしでかすか分からない。が、母の心配をよそに、彼女は奇麗なドレスを着られるのでがぜん張り切っている。
ドレスは新婦である彼女が二人分選んでくれた。
フラワーガールの花の冠も彼女の手作り。靴はちょっと言えないくらいリーズラブルにゲット出来た。

実は今週末が本番。どうなる事か・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経過観察

2005年03月31日 | アメリカ歯科・医療事情
歯周病の手術をしてから、かれこれ18日。
その後の癒し具合を見てもらうために、またまた歯周病専門医に言ってきた。

先生は、「How's going after eighteen days?」なんて、しっかり術後の日にちまで数えて登場した。
「実は痛かったんだよ~」とか、「あの抗生物質はムカムカしたぜっ!」なんて言うセリフは先生の物静かな笑顔の前にどこかに行ってしまった。
そして、「よく回復していますよぉ。スタッフが歯磨きの仕方を話すから聞いてねぇ。」と言って、その場を去った。
実は、術後1週間くらいはちょっと腫れてたし、食事も気をつけていたのだが、痛みが無くなってからと言うもの、暴飲暴食しまくり。ハンバーガーでもなんでもよく食べていた。
実は、ちょっとアルコールも・・・。
だから、ちょっと心配だったんだけど、大丈夫でしたね。

結局、歯磨き指導と言っても、普通に磨いていいですよと言う事で、特に気をつけろと言うことは無かった。いつも使っている電動歯ブラシも使っていいらしい。
食べる時も手術した側で咬んでもいいらしい。ただし、食べ物や黴菌が入るから気をつけてねとは言っていたが。

今度は約1ヶ月後に全体のクリーニングをするため予約を入れた。
前回、一般歯科でクリーニングをした時も、大汗をかくほどつらかった。
きっと、また痛いんだろうなぁ・・・。今から恐ろしい・・・。試練は続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痛みの表現

2005年03月30日 | 英会話奮闘記
あれは、前回の駐在の帰国間近の夏の事。ぴかぴかのお天気に誘われて、私たちはドライブに出かけた。
駐車場で車に乗り込もうとした時、当時まだ8歳の長女子豚がビービー泣いている。
どうやら、車のドアに指を挟んだらしい。

その日は休日だったので、掛かり付けの病院の救急に行った。
そして医師から聞かれた言葉は、
「How do you feel a pain?」
シクシク泣いている彼女を見て今度は私に聞いてくる、
「How does she feel a pain?」
私はこのHowで始まる疑問文が苦手だ。そして、私がどう答えたか・・・。
私「She feel JIN JIN.」
医師「?????」
私「ZUKI ZUKI ?」
医師「??????????」何だか怒っている。
こうなったら、ままよぉ~と思って、色々言ったような気がする。
そして、すべて当たって砕けで、待合室で末っ子子豚の面倒を見ていた夫にバトンタッチ。
その後、彼がどのように説明したかは謎であるが、きっとお医者さんは「英語が出来る人がいるなら、最初から出て来いっ!」と思ったに違いない。

そして彼女のケガはどうなったか。
その日は休日だったので、レントゲンがその病院では撮れない。でも、痛みからしてきっと骨折しているであろうと言う診断の元、仰々しくしっかり固定され、その州で一番(もしかしたら全米1?)の子供病院に行く事になった。
そしてその大病院でレントゲンを撮って、「骨折かぁ・・・」と思っている所に、「折れてないわよぉ~。大丈夫よぉ~。」と言う天使のような女医さんのお声。
それまでシクシクしていた彼女もどこへやら、なんて言うオチまで付いてしまったのでした。

今になって調べて見ると、あの時は「She has a throbbing pain in her finger.」(彼女は指がズキズキ痛む)とか答えれば良かったらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ的運転免許取得事情--実技試験編

2005年03月29日 | サバイバル in America
筆記試験合格後、今度は実技試験。
助手席に乗っている試験官の警察官の指示に従って、免許センターの周りの道をぐるぐる運転する。運転よりも、英語が聞き取れるかが、やっぱり心配。

前回の駐在地では、事前情報で、5m程バックするとか、縦列駐車、車庫入れ等の実技試験が有ると言われていた。
が、しかし、この実技試験、内容は試験官によって違うようで、私の場合は道路を一周りしただけで終わった。交差点を曲がる時、「ちょっと大きく曲がりすぎ」と注意された物の、あとは世間話しのみ。ラッキー!!
めでたく初めてのアメリカの運転免許証が貰えました。

今回は、路上試験前に、ポールを使った試験があった。車を囲むように4本、前方中央に車1台分の距離を置いて1本、合計5本のポールの間を左右どちらか斜めに前進してバックして戻るというもの。私は路上試験よりも、ポール試験の方が心配だった。
試験前には、家の前でビール瓶を立てて練習した。ビール瓶が倒れると、「カラーン」と音がするので、よく三匹にからかわれた。
今なら、この試験はせずに筆記試験だけで免許を貰えたのにぃ~、と思うがしょうがない。
合格したから、まぁ良いとしよう。

日本人の中には、日本でぺーバードライバーだったため運転経験がほとんど無く、アメリカの免許を取れない人もいて、国際免許証で運転し、それが切れる頃に一時帰国して更新して、アメリカに居る間国際免許証で徹す人もいましたが、アメリカでは免許証が身分証明書になるので、運転免許証は苦労してでも取った方が良いでしょう。
実際、警察官に国際免許証を提示して怒られた方もおります。
州によっては、アメリカ国内に住む場合、渡米後3ヶ月以内に取るように等と決まっている州もあったように思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ的運転免許取得事情--筆記試験編

2005年03月29日 | サバイバル in America
初めてアメリカで自動車免許を取った時は、英語でテストを受けた。
日本語の問題も有ると言う話は聞いていたが、日本語訳がメチャクチャで英語の方が分かりやすいと言う事と、これからアメリカで生活する以上、英語で受けないでどうするという厳しい助言の末の判断である。
英語で受けると言っても、事前に免許センターから入手してあった本に100問の英文の問題が載っていて、その中から何問か出るという事だつたので、その100問を勉強して行ったのだ。
問題自体は「赤信号は何を意味するか」「中央線の実践は何を意味するか」「標識の意味」など、簡単なものばかり。
ただ私にとっては、分からない単語が山ほどあって、だいぶ勉強させていただきました。あれは、英語の教科書だったと未だに思っている。
試験自体はコンビューターの画面に4択の問題が出て、正解のボタンを押すと言う簡単な物。
ただ、この100問の問題、私が受けた後無くなったとの事。今はどうなっていのかな?

今回の駐在地では2度目にもかかわらず日本語で受けた。
前回の厳しい助言はどこに行ったのか・・・。メチャクチャの日本語訳は、深く考えてはいけないらしい。
でも、本当にメチャクチャで、誰かが指摘してあげたら?と思ってしまいました。
それでも、100%の正解率で合格。後で、1問くらい間違えないと・・・と言われた。
私が満点を取ったせいなのか、翻訳を手直ししているのからなのか、現在は日本語の問題は無くなってしまった。ただし、日本の運転免許を持っていれば、実技試験は免除されるらしい。

以上のように、規定がちょくちょく変わる。時代に乗り遅れないように、アンテナを張り巡らせておく事が大事かも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ的運転免許取得事情--手続き編

2005年03月29日 | サバイバル in America
さかのぼる事9年前、1996年冬、アメリカの自動車免許を取るために免許センターに行った時の事。
ここの受付の方々、書類上なんだかんだと色々うるさいと言う事は聞いていた。その前評判は本当で、結局書類手続だけで、3往復しました。

必要書類としては、日本の免許証、パスポート、ソーシャルセキュリティーナンバーカード、会社の雇用証明書などなど・・。申し訳ないが、はっきり覚えていない。
それらのもろもろの書類を、免許センターに置いて有る申込書と共に提出する。

第1回目
私の場合はビザの関係で、ソーシャルセキュリティーナンバーが取れないので、その旨を説明する書類が必要だとのこと。免許センターの受付カウンターでそれを発行するようにと書いて有る書類を貰って、ソーシャルセキュリティーオフィスに行ってソーシャルセキュリティーナンバーを貰えない事を説明する書類を貰ってきた。ややこしい。
その書類が必要だと言う事は、前から聞いていたので、実はここまでは予想出来ていた。

第2回目
そして「今度こそオッケー!」と思ったら、今度は「サインが違っとる!」と言われた。
私は当時パスポートは漢字、申し込み書類を英語でサインしてあったのだ。確かに違う。
漢字でアメリカの免許証にもサインしている人もいるのだが、幸い私の場合はパスポートの更新が出来る期間であった事と、住んでいた町に領事館が有ったので、パスポートの更新をする事にした。
今度こそ、パスポートのサインは英語で。これからアメリカに住む以上、サインは英語でするのが常識というステレオタイプな判断の元での決断。

第3回目
結局、パスポートを更新するのに、写真を撮ったりなんだかんだで1月ちょっと経ったかな?
やっとの事で、書類が受理されて運転免許取得試験を受ける事が出来ました。
今度は、別の免許センターに行ってみた。こっちの受付の人たちの方が優しいように感じたのは気のせいでしょうか。

ちなみに、私よりも少し早く手続きに行った夫は、「出生証明書」の提出を求められたとか。海外に住んでいる者にとって、出生証明書とはパスポートを意味する。出生証明書は出生した時に発行される物なので、海外で入手する術は無い。でも、受付の人は頑として譲らなかったらしい。
日本以上にお役所的な対応だなぁとつくづく思ってしまったのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自動車免許 in America

2005年03月29日 | サバイバル in America
アメリカでは16歳の誕生日の半年前から自動車免許取得に挑戦する事が出来る。
日本よりも約2年ほど速いが、免許を取って間も無い若者ほど事故を起こす確率が高いと言う事実は同じようだ。
ハイスクールに自分の車で通う子供も多いので、特に学校が始まる9月にはニュースなどで注意を呼びかけている。

その自動車免許、とうとう我が家の長女子豚もチャレンジする事になった。まぁ、取っておいて損は無いだろうと言う判断で許可したが、私はしばらく彼女が運転する車には乗らないでおこうと秘かに思っている。

初めてアメリカで運転免許を取る場合については、長女自信が自分でフォローしくとおもうので、こちらをご覧下さい。

日本の運転免許がある場合は、日本の運転免許、パスポート、雇用証明書等の書類が有ればうけらけるが、システムは州によって違う。
今回の駐在地ではすんなり免許が取れたが、前回は苦労したなぁ・・・。
思い出しちゃった・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母子手帳の翻訳

2005年03月28日 | アメリカ歯科・医療事情
渡米前に必ず必要とされる母子手帳の翻訳。
日本国内にいくつかあるサービス期間に頼んで翻訳してもらうようにと言われたような気がする。
私は自分でやった。・・・と言うと偉そうだが、単にいくらかの手数料が惜しかったのである。ナンチャッテ。

実は、初めての渡米前に予防接種の事で質問したくて、そのサービス機関に電話をした。
そしたら、質問にはろくに答えず、母子手帳の翻訳は一冊5,000円だからするようにと言われたのだ。
確かに電話相談は無料、母子手帳翻訳は一冊5000円。あちら様にして見れば電話相談なんかよりお金になる。私だって、初めてのアメリカ生活を目前に頼むつもりでいた。でもね、私はその時予防接種の事が聞きたかったのよ、母子手帳の事じゃなくて。

その電話の中で早く本題に移りたかった私は、「最近の母子手帳は英語も書いて有りますよね。看護婦さんの友達もいるし・・」と言ったら、「看護なんかの英語じゃ問題にならないんだよ」とそのサービス機関のおじ様に言われた。
世の中の看護婦さん、怒らないでね。私が言ったんじゃないのよ。
結局予防摂取の事もちゃんと聞けずじまい。「ハイ、ハイ。」と聞き流せるほどまだ20代だった私は大人ではなかったのです。

と言うわけで、自分で予防接種の一覧表を英文で作り、既往歴、アレルギーなどを記入し、掛かり付けのお医者さんにサインをもらって、アメリカに持参しました。
その結果、なんの問題も有りませんでした。ハイ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ的BCG事情

2005年03月28日 | アメリカ歯科・医療事情
アメリカでは日本よりも予防接種の回数が多い事は昨日か書いたが、例外なのがBCG。
一部の日本人で、アメリカの学校に転入しようとした場合、これがネックになって、すんなり転入出来ない場合が有るらしい。

日本人が赤ちゃんの時に必ず受けるBCG、アメリカ人は受けない。
ただし、ツベルクリンテストはする。当然、BCGを受けている日本人は陽性とでる。
これはアメリカ人にしてみれば、結核にかかっていると言う事になるらしい。
そこで、胸部レントゲンを撮り、結核ではないと確認し、医師の証明書を学校に提出しなければ転入出来ない。
医者によっては、それでもなおかつ薬を処方するらしい。

前回の駐在では転入時点では何も指摘されなかった。
最初に行ったのは日本語を話せるお医者さんだったので、事情をよく知っていたのだろう。
ただ、長女が9歳くらいの時に(その時は別の病院に通っていたのだが)、ツベルクリンテストをしてレントゲンを撮ったような記憶が有る。でも、その時の医師も日本人はBCGやってるのよねぇと言っていた。分かってるけど、一応やりましょう的な言い方だったように思う。

現在住んでいる地域では、渡米前から比較的厳しいという情報があったので、事前に学校側が用意している書類を入手し、日本でツベルクリン反応をし、レントゲンを撮り、日本のかかりつけのお医者さんに英文で証明書を書いてもらっておいた。
それでダメなら最初からアメリカでやればいいやくらいの気持ちでいた。
幸いその書類は有効で、学校側もお医者さんにもすんなり受け入れられた。
ただ、小学校の日本語の通訳の先生が「この書類はどうやって手に入れたの?」と不思議がっていたが・・。
2ヶ月程先に渡米した夫が家を決めたのだが、家が決まれば行く学校も決まるので、それを会社の教育相談の時に話したら、既に教育相談員の先生が持っていたのですよ。ラッキーでしたね。
ただ、同じようにしても、「日本の医師のサインは無効」とするアメリカ人医師、又は学区も有るらしい。要は「運」なのかも・・・!?

でも、いずれ日本にいる間にやれるだけの事はやって来る事をお勧めしたい。
それでダメなら、しょうがない。郷に入っては郷に従えを実行するしかないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ的予防接種

2005年03月27日 | アメリカ歯科・医療事情
アメリカでは日本に比べて、受けなければならない予防接種の回数が多い。
現地校に通うためには、一定の回数の予防接種を受けていなければならないので、転入する前に小児科に行く。
そこで、予防接種の回数が足りなければ、そこで注射するのである。
が、しかしここですごいのは、違う種類の予防摂取であれば一度に2本とか3本とか打たれちゃうのだ。
だから、「初めての小児科」に記したような事が起こる。

州や学区によって規定は違う。
我が家の子供達は二つの州の学校に通ったので、どちらがどれだけの予防接種を要求しているのか分からないが、一応受けた回数を以下に記しておこう。( )内は日本の基準。
・三種混合<ジフテリア・百日咳・破傷風> -- 5回 (3回)
・ポリオ--3回 (2回)
・新三種混合<おたふく・風疹・はしか> --2回 (日本では現在まとめて受けられない)
・Hepatitis B <B型肝炎> -- 2回
・水ぼうそう -- 1回
・日本脳炎 -- 長女5回、長男4回、次女3回
日本脳炎はアメリカには無いので、きっと日本に帰国したら追加しなきゃいけないんだろうなぁ、と今気付く。

前回は、上の子豚二人は現地校転入前に三種混合と、新三種混合(MMR)の2本を注射した。新三種混合は日本では受けられないので、一つずつバラバラに受けたので3ヶ月かかり、渡米するまでに間に合わなかったのだ。結局、アメリカの小児科で一度にブスッと・・。
そのおかげで(?)今回は転入前の予防接種は必要なし。「日本人の子供で予防接種が必要なかったのは初めてだ」と小児科の先生に言われた。ちょっと、得意げだった私たち。
それに反して、前回の駐在期間就学経験なしの末っ子子豚は、一度に三種混合、新三種混合、ポリオの三本を注射された。それも、熱が出るかもしれないから、最初に熱冷ましを飲まされて・・・。なんて、か・げ・き。

最近ではBCGで悩まされる日本人が多いらしいので、それはまた後ほど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての小児科

2005年03月27日 | 英会話奮闘記
これは、8年ほど前、ホントにあった間抜けな母の話です。
初めてアメリカにやってきた母は、子供達と一緒に小児科の診察室におりました。
現地校に入るためには、アメリカのお医者さんの診断書が必要なので、健診を受けなくてはならないのです。

日本語を話せるお医者さんの所に行ったのに、最初に問診をしてくれた看護婦さんは黒いお肌のアメリカ人。
ペラペラの英語で聞いてくる。ヒョエーッ

日本でやった予防接種の一覧表を渡し、身長、体重など一通り量ってもらった子供達にその看護婦さんは、
「#%$^ *&@!& _+& ^# ^& to Short」
と言って部屋を出て行った。
まだアメリカにきたばかり、英語の分からない子供達は母に聞く以外に術は無い。

子供達「なんて言ったの?」
 母 「short・・・短い・・ちょっと待っててかな?」
一同ほっとする。

  次の瞬間、看護婦さんは注射器を2本もって戻って来た。

その瞬間、母は悟ったね。
「to short じゃなくて、two shots」だったのだと・・・。
現地校に入るには、日本よりも多く予防接種が必要だったのだ。

私の気のせいだろうか、それ以来、どうも子供達の信頼がない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

American Idol --アメリカン・アイドル

2005年03月25日 | 映画・テレビ番組・本など
年明けからアメリカ中で話題になるのがこの番組
要は日本でやってたスター誕生の様な番組(古い?)。
アメリカ全国からオーディションを勝ち抜いた24人がパフォーマンスを競い合う。毎週一人づつが落ちて行き、現在の所11人が残っている。(今晩その11人から一人落ちてしまいますが。)
このままプロでもやれるじゃんと思えるような人ばかりです。人口約2億8千万人のアメリカ。人材の多さに驚かされます。
5月には最後の一人が決定します。

番組の中の審査員三人の内の一人Simonは、いつも辛口のコメントを良い、観客からのブーイングが絶えない。
「シュレック2」のDVDを見た事のある方ならご存知かもしれないが、実は彼このDVDの「遠い遠い国のアイドル・コンテスト」に登場している。その中でも彼のこのキャラクターは十分発揮されている。
このDVDを見て以来、実はSimonいい奴なんじゃないかと私は信じている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝・ブログオープン!

2005年03月24日 | 思った事
我が家の長女子豚は、私に負けず劣らず、かなり前向きな人であります。
その彼女がブログをオープンいたしました。

現在、今年度オープンしたばかりの現地校ハイスクールの1年生。アメリカの大学に行きたいらしく、彼女なりに頑張っているようであります。
アメリカのハイスクールに通う高校生の生の声がお届け出来るかと思います。
どうぞ、お時間のある方はお邪魔してやって下さいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボランティア

2005年03月24日 | アメリカ学校/教育事情
私は毎週一度小学校の図書館でボランティアをしている。
司書の人は読み聞かせをしたり、本の事を色々教えてアドバイスをしたりするのが仕事なので、返却された本を元の本棚に戻したり、本を貸し出したりするのがボランティアの仕事だ。
本を棚に戻すのは難しくないのだが、本の貸し出しはちょっと大変。

貸し出す手順は以下の三段階。一件、いたって簡単。
1.子供の名前のバーコードをスキャンする。
 (各クラスごとに一枚の紙に子供一人一人のバーコードが印刷されている)
2.本に付いているバーコードをスキャンする。
3.Check outと言うバーコードをすきゃんする。

問題その1
子供の名前を聞くのだが、聞き取れない。聞き取れてもスペルが分からない。
気の利く子供は名前を言わずに、「Here」とか行って、自分のバーコードを指さしてくれるが、なんだかそれも寂しい。

問題その2
子供のかりていた本が未返却、なおかつ期限を過ぎている場合。
子供のバーコードをスキャンした時点でその子が借りている本のタイトルが出てくる。すべて返却してる場合は何も出ないし、返していなくても返却日が過ぎていない物は黒字で出てくる。
問題は、借りている本が返却日を過ぎている場合で、その本のタイトルが赤字で出てくる。それを見た瞬間、「ガビーン」なのである。この場合、次の本は貸し出し出来ない。
私達は返却日を過ぎた本をもっていることを覚えているか聞いて、それを返却すれば今選んだ本を貸し出せる旨を話し、それ用のラックにキープする。
中には「絶体返した!」と泣き出す子供が私の知る限り2人り居る。あくまでも、私たちの前では。
その場合は司書の登場。なぜか彼女の前では素直な子供達。「家に、有るかもしれない・・・」と言い始める。
その違いは何なのだ!?
私はまだその子供に当たった事はないが、時々一緒になるアメリカ人の彼女は2週間連続泣かれた事が有る。最近、彼女はその子が来た時点で、カウンターから離れる技を取得した。

けっこうドタバタのボランティアでは有るが、私は大好きだ。子供達の様子がよくわかる。ときどきメチャメチャ早口の英語で何やら質問され、「私が分かると思うなよぉ~」と不思議に思うが、私はいつでも「司書の先生に聞いてごらん。」という素晴らしいセリフを用意している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

i, Robot --アイ、ロボット(2004年)

2005年03月23日 | 映画・テレビ番組・本など
私は好きでした、この映画。

テーマは極普通。近未来、ロボットが人間社会にどう影響するか。結末も予想通りの結末。

でもね、面白かったのよ。脚本が面白いんでしょうね。セリフとか。サニーと言うロボットを取り調べしていて、スプーナー刑事(ウィル・スミス)が、人間だけが奇麗な曲をかけるしロボットには出来ないと言い切った所で、サニーに「貴方は出来るのか」と言われて言葉に詰まったる所はちょっと笑えた。
この感情を持ったロボット、サニーが良い感じ。最初は絶体敵だと思ったんだけどね。

ウィル・スミス、シリアスなシーンも結構あったけど、やっぱり面白い。あの、時々見せるヤンチャな表情が子供の時に近所い済んでた男の子を思い出させます。その子は日本人なんだけど。
しばらく前にSMAP×SMAPで「よろちくびぃ~」ってやってたのを思い出して、大爆笑だった子供達。彼だけでなく、ハリウッドの俳優さんはサービス精神旺盛。ほんとに楽しませてくれるよね。

ただ、マトリックスとすごーくよく似たシーンがいつくかあるんだよね。それに気付いた後は間違い探しをするように、マトリックスに似ているシーン探しをしていた。

今、全世界でロボット開発が進められてるけど、今後どうなるんでしょうね。
将来、人間の仕事のほとんどをロボットがやってしまったら、人間は何をして暮していけばいいんでしょうね。出生率も低下して行っている事だし、本当に人間よりもロボットの方が多くなって、人間は勉強も仕事もしなくなるんじゃないかなぁなんて思ったりして見ていました。やばいよぉ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする