徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

便利になりました

2009年09月28日 | アメリカ学校/教育事情
世の中便利になりました。
学校からの重要なお知らせは、自動的に一斉電話とメール一斉電話とメールで届けられます。もちろん、天候による休校なども、そのシステムで連絡が入るので、連絡網のように次の人に回したりする手間もありません。

末娘が今通っている学校のランチは、レジのプッシュボタンのついた機械で学生番号を押すと、ランチ用に振り込んであった学校の娘の口座から引き落とされる仕組みになっています。
これは、オハイオに居る時にも同じシステムだったのだけれど、親がその口座に入金するやり方が進歩しています。当時は、チェックを学校に持って行き、レジのおばちゃんに渡すと言う方法でした。それが、今ではインターネット上に「My school account」と言うサイトが有り、ネット上で銀行口座などを登録すれば、あとは口座振替のようにネット上でお金の移動が出来ようになっています。
最初は、セキュリティー上の問題はないのなんて、不安だったのですが、ネット上でホイホイッと手続きすればすんでしまうので、とっても楽です。

そして、学校の成績すらも、最近はネットで確認出来ます。これは、お金以上にセキュリティーが難く、申し込むのもネット上での手続きだけではすみませんでした。
まずサイトにアクセスして、学校の名前などを入力すると、「このページを印刷して教育委員会に持って行ってください」と言う指示が出ました。そして、それを持って教育委員会に行くと、アクセスコードか何をもらって、再度アクセスしやっと子供の成績が見られるようになるのです。
普通は、学期毎の成績の他に、中間報告と言う物が学校から送られてきます。先生によっては、宿題や小テストの点数を加算して、子供達のその時その時の成績を教室に張り出している先生も居ます。それを見て子供達は「あと○点で、今学期はAになる」等と励みにしています。
これを逐一ネット上で公表してしまおうと言うシステムなのですが、点数ばかりにとらわれるのもどうかなぁ・・・と言う気がしてなりません。いつも頑張って居る子は、こうして点数をチェック出来ようが出来まいが、いつも頑張っているはずです。逆に、出来ない子は出来ないのですから・・。少しでも、自分の成績を知って、モチベーションを揚げてもらおうと言う試みなのだとは思いますが。
ただ、このサイトに親がアクセスしている子供の成績に母音とが入る学校もあると聞き、小学生ならいざ要らず、中学生以上なってまで、親の行動が子供の成績に反映するなんて・・・と、「アメリカの不思議」を感じました。

それにしても子供に対して過保護な親は、やはり国は違ってもどこにでも要る物だなと思いました。モンスターペアレントならぬ、ヘリコプターペアレントと呼ばれるそうですが。
最近のアメリカの学校では、先生方も学校のサイトの中に自分のスペースを持っていて、そこに宿題の内容をアップしているのですが、それを子供が見るのではなく、どうも親が見て子供達に「やったか」と確認しているケース多いようなのです。
先日のオープンハウスでも、宿題のアップについてや、先生方からのメールでの授業内容の報告を期待している親が居るようでした。

私達が子供の頃って、生徒自身がもっと自立していたような気がするのです。親が子供が宿題をやっているかどうか気にしてはいても、いちいち毎日、子供の宿題の内容など気にしていなかったと思います。
小学生の頃から、子供だけで学校に通う日本と、小学生の間は常に大人の監視下にあるアメリカとのお国の違いかも知れませんが、ちょっとしたカルチャーショックを感じました。ネットが普及して、逐一知る事が出来る反面、知らなくてもすむような事まで知らずにいられなくなってしまったのかも・・・と、少々窮屈さを感じたりもしています。
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ダイエットDVD

2009年09月26日 | 運動・ダイエット
図書館でBilly BlanksのDVDシリーズを見つけました。これが噂の・・・と思いながら、かなりきついと聞いていたので、そのなかでも一番楽そうな「Cardio Bootcamp」を世間に送れること数年、借りてみました。

いやぁ~、あれは私にはきつい 最初の10分ほどで、汗ダァダァ~です。後半のラバーバンドは持っていなかったので、そこはしっかり休憩しておりました。それよりなにより、思うように動けない自分の姿がすごく滑稽でした。
長女と長男はハイスクールの体育のサマーキャンプでこれをやったのだそうです。若いっていいな・・・と、改めて思いましたよ。
私にはWii Fitくらいがちょうど良い。

それから、YouTubeで「The Biggest Loser」のトレーナーJillianのインタビューを見つけました。

母親・娘の関係とダイエットの関わりについて、彼女の経験を元に語っていました。
母親がダイエットをする場合、どんなダイエットをするか気をつけなければいけないとも話していました。母親は娘のお手本なので、母親は娘によく見られています。薬等に頼らず、健康的なダイエットを心がけた方が良いと言っていました。はい、ごもっとも。
そう言えば、彼女も10代の頃は太っていて、76キロあったとか。その後努力して痩せて、今は自分のような立場の人の手助けをしたいと、個人的にも活躍中です。Wiiのソフトがあったり、本を出版したり、インターネットでも指導したりしています。
彼女の本とDVDも、図書館で予約してみました。もちろん、英語なんだけど・・・。日本でもDVDは出ているようですね。

そういえば、夏の終わりに健康診断を受けたのですが、その結果が帰って来ました。
去年の健康診断結果と比べ、体重はもちろん減ったと同時に、去年ちょいと高めだと指摘されていたコレステロールが、正常値に収まっておりました。よかったぁ・・。

若い頃のルックスを気にするダイエットとは違い、40才を越えて、健康のためにダイエットをする事も必要だと思いました。最近の私の口癖は、「頭を使って食べる」です。「行ってまえ~」と暴飲暴食してしまって、反省する事も多いのですが・・・。美味しい物には勝てませぬ。
カロリーを考えて食べる事、食べ過ぎたと持ったら運動するのも大事ですよね。要は、入るカロリーと消費するカロリーのバランスがダイエットとの基本ですもんね。それに、入れるカロリーの「質」をプラスして考えるようになれば、より健康的だとは思いますが難しいです。
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少数派

2009年09月25日 | お気にいり、色々
とあるスイミングクラブで、黒人の子供が差別された事が話題になっています。記事はこちら
最初っから日本人としてアメリカに住んでいる私達のような立場ではなく、アメリカ人として生まれたのに、こうして差別される人の辛さや悲しさは、本当に言葉では言い表せないほど辛い物だと思います。少数派って、辛いですね。

人種云々ではありませんが、我が家はMac userで、パーソナルコンピューターの世界では少数派だと思います。アメリカの学校にはMacは普及しているのに、日本人の中ではMacを使っている人は、本当に少なくて、お互いにMac userだと分かった途端に意気投合したりします。それだけ、世間一般的に、Mac userは肩身が狭い思いをしているという事のかも知れません。

このMac、ウイルスに感染する事も少なく便利な反面、不便な事も多々あります。

先日、末娘の学校のオープンハウスの数学の説明の時に、「学校で使っているテキストがインターネット上で見られます」と言われました。ただし、Macの人はディスクが必要なので申し出て下さいとの事でした。なぁ~んだ、Windowsだと見られるけど、Macだと見られないって事じゃん、とまた疎外感。

私自身は忘れていたけれど、数日後、帰宅した末娘が、「教科書、ネットで見られるんだって」と、取っても嬉しそう。
「あ、それmacじゃ見られない」と言うと、「はぁ~」と半分怒ってる。
アメリカの教科書は、日本の百科事典を半分くらいの暑さにしたような物で、とっても重いのです。それを、毎日持ち帰るのは大変です。長女なんぞは、腰を痛めました。だから、ネットで見られるなら、持ち運びする必要が無いので、それはそれは生徒にとって嬉しいのです。末娘が残念がるのも無理ありません。
幸いにも、今自宅で使っているMacは、その上でWindowsを走らせる事が出来るので、夜、末娘と夫の二人は、セッティングに時間を費やしておりました。ご苦労さんです。

それから先日、スカイプという物を入れてみました。テレビのトークショーでもよく使われていて、もうスカイプがあって当たり前のようです。Macには同じようなiChatがあるのだけど、Windowsの人にはわざわざAIMというの物を取得してもらわねばならず、限られた家族の中だけでしかチャットやビデオチャットはしていませんでした。
スカイプを入れた日、わざわざAIMを取得してもらう必要もなく、離れている友人と念願のビデオチャットが出来て、すっごく嬉しかったです。おまけに、いろいろ検索したり、人に聞いたりしたら、スカイプをやっている人ってけっこう要るじゃないですか!
何でもっと早く入れなかったんだろう・・・と、後悔すらしました。

で、ひとしきり大喜びしながら遊んでスカイプを修了したら・・・・・二度と立ち上がらなくなってしまいました。
これって、macとWindows間でスカイプを下場合には、時々送る症状らしいと、夫が調べてくれました。そして、Macをリスタートしたりしても二度とスカイプは立ち上がる事なく・・・。今は、けっこう落胆しております。せっかく、Macとwindowsの壁を越えたと思ったのに・・・。
少数派って、いろんな事を我慢しなきゃいけないのね。
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Let's get started!

2009年09月24日 | 運動・ダイエット
また「The Biggest Loser」を見始めました。
少し前にこの番組に関して、「太っている人を侮辱していないか」なんて批判もあったようです。確かに、大の大人が泣いてしまったり、自分だったらこんな姿を放送されたら嫌だろうなぁ~とは思いますが、それと引き換えに健康な体をゲット出来来てるので、出演している人さえ納得していればいいんじゃないかと思います。嫌な人は見なければいい話かも。そういう批判をする人ほど太っていて、痩せる事を諦めてしまった人なのかも・・・なんて思ったりしました。

で、そんな私はダイエットを初めて、20週に入りました。ずっと食べたものと計った体重をノートに記録してきましたが、そのノートも二冊目に入りました。



日本に居た時はもちろん、上の子達がアメリカに来ていた間は、とにかくよく歩きました。センターシティーの観光にしろ、モールの買い物にしろ、滞在時間が限られていると思ったからこそ、面倒がらずに出掛けられたのですね。
他には、特に何の努力もしておりません。ビールも、カロリーが低いのを良い事に、毎晩バドライト・ライム入りを飲んでおります。全部無くなるまで、やめられないなぁ~、きっと。 先日夜眠れなくて、夜中に映画を見ながら、チョコバー二本食べちゃつた時には、ちょっと冷や汗ものでした。

このままのんべんだらりとしていたら、きっとツケが回ってきますよねぇ。
そろそろウォーキングを始めねばと、夏前に一緒に歩いていた仲間とも、連絡を取り合って、今週から歩く事にしました。

それから、先日モールに行った時にGamestopが目に入り、Wii fit Plusの事を思いだし、ふらりと立ち寄りました。アメリカでは10/4にリリースされるというので、Wii fit Plusを予約してきました。クリスマス前なので、予約しておいた方が良いと、背の高い若い店員さんが勧めるので、「どうせ買うんだから貴方のお勧めに従うわ」と、彼のポイントをアップしてあげました。
末娘に予約した事を話したら、「それ、ママのクリスマスプレゼントね」とあっさり言われました。ん~、早まったか
Wii fit Plusが届くまで、あと10日。楽しみです
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今年はどうしよう?

2009年09月23日 | 英会話奮闘記
もうアメリカに住んで、トータルで何年になるんだろう・・・。自分の英語力を考えると、数えたくもない。
毎年9月、新年度を迎えると、これから夏までのスケジュールを考える事になりますが、私もおそまきながら、今がその時。

去年は、新しい場所に引っ越した事も有り、交友関係を広げようとESLクラスに入りました。そうでもしないと、日常の買い物以外は、ほとんど英語を使わずにすんでしまうからです。ESLの他に、コミュニティーでやっているクラフトなどのクラスには興味もなく、またネイティブな英語の世界に飛び込む勇気もなくて、結局ESLと言うのがちょっと情けなくもありますが、結局は、素敵な先生に出会え、アジアを中心に様々な国の話が聞けたのは、それはそれで楽しく、有意義だったと思います。

ただ、週に二回のクラス、週に二回の家庭教師を入れてしまったのは、やっぱりちょいと忙しすぎました。それだけやって、私の英語がどの程度向上したかは、かなり疑問です。

そんな事を考えて、今年はどうするか

一度に何人も集えるクラスは、英語に対するプレッシャーが少なくてすむし、人に会うのは楽しいので、続ける事にしました。そして、家庭教師は週二回から一回に減らし、内容もテキストを使って勉強するのではなく、ランチやお茶をしたり出掛けたり、楽しみながら会話中に学ぶ()事にしました。
「去年は、せっかくフィラデルフィアに居ても、日々忙しくて観光すらあまり出来なかった」とメールしたら、彼女の方からそんな提案をいただいて、わくわくしている所です。

実際、英検を受けようとして勉強した時に、文法は母国語である日本語で勉強した方がけっこう覚えられる事に気がついたのです。家庭教師との媒介語はどうしても英語になっちゃいますから、どうしても時間がかかります。日本語ならススッと頭に入るかどうかは別にして。そんな事に、今ごろ気づくなんて、今まで何してたんだぁ~と、どこかから声が聞こえそうですが。

そんな訳で、英語は楽しんで勉強しようと思っています。まぁ、勉強にはならないかもしれませんが。まぁ、私の実力もこれが限界なんでしょうね。
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久々のH-Mart

2009年09月22日 | Philadelphia周辺情報
三人の静けさにも慣れた週末、久しぶりにH-Martに買い物に出掛けました。

長女と長男は、ここ1年以上日本に居るので、日本食など恋しくもなんともありません。だから、彼らが遊びに来て居た間は、日本食にはこだわらない食生活をしておりました。
かたや、日本食からずいぶん離れた生活を強いられている夫は、日本食が恋しくてたまらず、「日本のお菓子が買いたい」と言う末娘の言葉に、喜んで車を走らせてくれました。

韓国と日本のお菓子には、似たものがあるのは、よく知られていると思いますが、H-Martでこんな光景を目にしました。


きっと、POCKYを買うつもりで持っていたのに、よく似たPEPEROがお買い得だったので、取り換えたのねぇ~と安易に想像がつきます。

その向側には、栗ようかん・・・


英語で「CHESTNUT YANGGAENG」と書いてありましたが、ヨンガン れとも日本語と同じく「ようかん」と発音するのかな こんど韓国人の人にどういうのか聞いてみようと思います。
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英語検定

2009年09月20日 | アメリカ学校/教育事情
オハイオに居る時には、末娘にまだ実力不足だと思って受けさせなかった英語検定ですが、フィリー郊外に引っ越して、英検の会場が近くなったこともあり、そろそろ受けさせようかと、ずっと考えています。末娘一人では心細いかと、ついでに私も一緒に受けようと、テキストなんぞで勉強したりしています。

オハイオでは、某塾が会場になり年に一度だけ受験出来ます。ただし、二次試験の面接は出来ないので、アメリカや日本などの他の会場まで出向く事になります。
現在の我が家から一番近いのは、ニューヨークの試験会場で、車で二時間弱です。しかも、面接も受けられるので便利です。

そんな訳で、今年の1月に申し込もうとしたのですが、末娘のオーケストラのイベントが入り断念しました。
そのイベント、近辺のミドルスクール数校が参加するもので、各学校から選ばれた生徒数人でオーケストラを編成し、演奏すると言うものでした。なかなかのチャンスなので、このイベントを優先する事にして英検は受けませんでした。

次のチャンスが6月で、もちろん受ける気満々で申し込み、英検の前後にオハイオからの友人とも合流するつもりだったし、ホテルまで取り、英検の後はミュージカル・・・なんて、計画まで立てていました。それなのに、例の「H1N1疑惑」のために、あえなくキャンセルしたのです。
この時は、熱があるなどの健康上の理由がある場合は、キャンセルまたは延期可能だったのです。本心を言えば、英検よりも、友人とのプランがおじゃんになってしまった事の方が残念だったのですが・・・。

そして次が10月です。6月の時点で、日本の英検協会に試験料の返金をしてもらう事をお願いしてあったのですが、英検協会から届いた書類は、次の10月と1月の試験に限り検定料免除で受けられると言うものでした。ちょっと違うとは思ったものの、まぁ、10月に受けるからいいやぁ~と思っていて、その申し込みが9月25日と送られてきた書類に書いてあったので、長女と長男が帰ったら申し込もうと思っていました。

そして、昨日何気なくMitsuwaでもらってきた日本の情報誌を見ていたら、「英検の閉め切り9/12」と書いてあって、どっきり 今日何日 何度数えても、もう過ぎてる・・・
はい、やってしまいました。海外での受験の場合、申し込みが日本で申し込むよりも、締め切りが早いんでした・・・。

そんな訳で、また次のチャンスも逃してしまった私。
二度ある事は三度あると言うので、予感はしていましたが、まさかこんな私のポカで受けられなくなるとは思いませんでした・・・。ホントに情けない。きっと、次の1月の時には、またオーケストラのイベントと重なるから、今からどうしようかと悩んでます。

夫いわく、今更日本でしかやっていない英検じゃないだろう・・・と言うのですが。その替わりにTOEICかTOEFLか
でも、末娘はまだ中学生なので、TOEICかTOEFLで点数がどの程度取れるものか疑問です。語彙も難しいだろうし、ライティングなんてまともにやっていないし。
それに、受験料も高いんですよね。調べたらTOEFLは$170で、寵児・長男が受けた時よりも値上がりしてました。
中学生が受けるなら、やっぱり英検・・・ どなたか、詳しい方居ませんかぁ~
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夏の終わり

2009年09月19日 | サバイバル in America
 

今年は例年になく長かった「夏」が終わろうとしています。もうすぐ秋分の日だし。

6月中旬に日本に一時帰国し、自宅を拠点に、京都や東北の田舎に足を伸ばしました。末娘も体験入学、塾の夏季講習、高校の説明会と、日本の中学生としての体験が出来ました。
そして、日本の大学の夏休みに入った長女を伴い、8月の末にアメリカに戻り早3週間。週末は、オハイオ、ウイリアムズバーグと出掛けました。9月に入って、日本から長男も合流。家族に五人でニューヨークにも出掛けました。
平日は、買い物やフィラデルフィアの観光に出掛けました。フィラデルフィア郊外に住んでいても、センターシティーはなかなか遠くて、この一年オールドシティーには行ったことがなかったのですが、彼らが来た事で、あちらこちら出掛けられて私も楽しかったです。

そして昨日とうとう、長女と長男が日本に帰って行きました。
彼らの布団を片づけ、家の掃除をし、また末娘と夫と三人の生活に戻りました。今朝、日本から「帰ってるよぉ~」と電話があり、安否を確認する事が出来ました。

やはり、どうしようもない空虚感を覚えますが、なんとなく「やり切った」と言う達成感すら感じます。
また始まる、三人での静かな生活。それまでの忙しい日々に疲れたのか、それとも単に風邪をひいたのか、声か出なくなってしまいました。二人が帰って静かになったのに、それに輪をかけて静かです。

それなのに、現地校に出掛けた末娘の忘れ物に呼び出され、二回も学校に出向く羽目になりました。
そんな時に限って、エレベーターなどでよく人に会うんですよねぇ。「ハァ~イ」といつもにも増して低い声の私。まるで、オカマちゃんじゃんと心の中でバカウケでした。
それに、寂しがってる末娘からも笑いをとれたので、オッケーでしょう。

こんな時には、パソコンに向かっていると意外に孤独感を味わわずにすむ事に気がつきました。ネットを介して外の世界と繋がっていると思えるからでしょうか。末娘はしばらくさぼっていたブログをまた更新していました。プロフィールの「私の事忘れないでね!!!」とは、住み慣れたオハイオを離れ、姉兄とも離れてしまった、彼女の切なる願いなのかも知れませんね。しばらくは、パソコンも大目に見てあげようかな。

ちょっと私自身のスタートは遅れたけれど、新たな年度を迎えています。今年度、末娘はミドルスクールの最終学年です。

先日はオープンハウスもありました。数年前に比べて、学習内容がレベルアップしているとか。今年は、英語・数学・社会・理科の主要科目は約90分授業になるそうです。
私が学生の頃は、高校までは45-50分授業でした。その後90-100分授業になって、自慢じゃないけど、高校までは授業中に居眠りなどした事が無かったのに(当たり前か)、自然にまぶたが落ちてくる・・・、先生の顔を見ながら、寝てしまう・・・、そんな学生になってしまいました。
果たして、末娘は今年一年サバイバルで切るのだろうか しかも、ESL抜けちゃったし・・と、心配する親心。
サバイバルするために、サポートしなくっちゃと、張り切ってみたり・・。末娘にうるさがられない程度に、頑張ります。
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H1N1? その2

2009年09月19日 | アメリカ歯科・医療事情
H1N1であるかどうかは、CDC(Centers for Disease Control and Prevention/アメリカ疾病予防管理センター)からの検査結果を待つしかありません。検査してから結果が出るまでは、1週間弱かかると言う事でしたが、1週間経っても連絡が来なかったので、こちら側から掛かり付けの病院に電話してみました。
病院側も、「まだ結果が来ないのよ」と言う返事。末娘の場合は、それほど症状が重くなかったのですが、症状が重い場合は結果が分かった時には、手遅れなんて事もあるんじゃないかと思いました。
メキシコで多くの死者が出たのは、メキシコ人がめったに医者に行かないからだとか、メキシコの医療システムに問題があるからだとか言われていましたが、「アメリカの医療システムだって大丈夫なの」と疑問に思いました。

その頃、ちらほら日本でも感染者が出始め、みるみる増えてしまったのは、日本の検査期間がきちんと検査するからだ・・・なんて話しもありましたよね。この日までに検査しなければならないと言われれば、徹夜してでもきちんと仕上げる日本人と、出来ないものは出来ない、自分の仕事時間はここまでだと主張するアメリカ人の違いがここに出ているのかなぁ~と思いました。

ちょうどH1N1がアメリカで流行り始めた時期で、学校側の対応がとやかく言われていた時期で、ニュースでもよく取り上げられていました。ニュースで、「(H1N1が)流行っているのに学校を休みにしないなんて、学校側はどう考えているんだ」と訴える母親を見て、心配なら自主的に休ませればいいじゃんと冷めた目でいた私。学校側も、夏休みを目前に、色々とあるんだろうなぁ・・・と思って見ていました。
よく何でも学校側の責任にしたがる親が居ますが、その典型かと・・・。人によって、背景も違うし、考え方も違うし、私は日本人なので、異国の地で大声で主張したりはしませんが。

とにかく、もしH1N1にかかっているのであれば、学校側にも連絡する義務があるので、単に治ればいいと言うものでもなく、検査結果が出なければどうしようもありません。どうしたらいいか現地校のナースに相談しに行きました。
とにかく、結果が出たら連絡するようにと、学校の連絡先だけでなく、彼女の自宅の電話番号まで教えてくれました。やはり、スクールナースも"Swine Flu"と呼ぶのを嫌がっているようでした。言葉一つに神経を使うのがアメリカ人よねぇ~と妙に納得した私です。

結果が出るまでの間、末娘は学校には行けないし、行けたとしても最後の1日だけなので、先生方にそんな事情をメールしたら、「心置きなく休んでいいよ」と言う返事でした。中には、それまで末娘は好きではなかった先生が、とても心温まるメールを送ってくれたりして、嬉しくなったりもしました。
結局、最後の日に学校に行けたとしても、周りの生徒が病み上がりの娘を嫌がったりしたら、逆に末娘が可愛そうだと思ったので、お言葉に甘えしっかり休ませました。

面白かったのが、「他にH1N1に感染した生徒が学校内に居ますかという私の質問に対しての先生方の返事でした。
一人の先生は、「分からないけど、風邪をひいてる子は沢山居るわ。」と言い、もう一人の先生は、「居るのよ。今日から復活してるけど。」と。スクールナースは、「居ない」と即答。さぁ・・どれを信用するべきか。
ただ「居る」と答えたら、対外的に摩擦が生じかねない時期だったので、ナースの言葉には政治的なものを感じました。もちろん、良い人なんですよ。こんな時は、立場的に大変だなぁ~と同情してしまいました。私が学校側の立場だったとしても、あと数日で夏休みなんだから、無難に夏休みに入りたいですもん。

病院には、日本に行く直前にも確認したのに、結果は出ませんでした。その時には、とうの末娘も、熱なんか無かったようにピンピンしておりました。
すでに夏休みに入っていたので、ナースの自宅に電話して、「結果は出てませんが元気です」と伝え、明日から日本に行く事を伝えたら、「Have a nice trip!」と言われました。

日本では、先に報告しているように過ごしてきました。私達より先にアメリカに戻った夫が病院に確認した所、H1N1ではなく、単なるタイプAのインフルエンザだったそうです。・・・ここで、やっとホッとした訳ですが、逆にH1N1だったら免疫が出来て、この冬心配せずにすんだのに・・・などとも思いました。
夏休み明けに、一応ナースには報告しました。「よかったわね」と笑顔で応じてくれました。

日本でも、H1N1で亡くなる人が出始め、これから冬に向けて、気になる所ですが、情報に惑わされず、その都度きちんと落ち着いて対応する事が大事だなと思いました。少しでも体調が悪い時にはきちんと休む事が出来る勇気と、周りもそれを認める優しさが必要ですよね。

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H1N1!? その1

2009年09月18日 | アメリカ歯科・医療事情
6月の始めに、末娘が体調崩し、ひと足早く夏休みを迎えていると書きましたが、実は熱を出しN1H1を疑われていたのでした。
その時の病院の対応などをご報告しようと思います。

熱が出始めたのは、週末日曜の午後でした。熱が出ると言う事は、体の中で菌と闘っていると言う事だし、熱も38度を越える事はなかったので、すぐには薬を飲ませず様子を見る事にしました。
次の月曜の朝の体温も38度前後で、良くも悪くもならず前日と変わらない状況でした。もう少し家で様子を見てもいいかなとは思ったのですが、噂のフルーも気になったので、かかりつけの病院に相談して診察の予約をしました。

電話で「熱がある」と話したら、やはりフルーの事も考えて、「「関節は痛くないか」等と聞かれました。
少々咳が出るくらいで、熱以外の症状はなかった末娘でしたが、一応、受付を住ませてからは、待合室の隅っこで呼ばれるのを待っていました。そしたら、看護婦さんが見つけにくかったらしく、「あら、そんな所に居たのね。さがしたのよぉ~」と笑ってました。
熱があっても、特にいつもと変わった事はなく、一通り普通の診察を受けました。体重、血圧、体温を測り、診察室で医師を待ちました。

診察室に入って来たのは、CRNP(Certified Registered Nurse Practitioner)で、一通りの症状を聞いた後、やはり、「遠くに旅行した事はないか」「だれか同じ症状の人と接触していないか」と聞かれました。その後、「フルーの検査をするから、待っててね。私はマスクをするから。」と断ってから、部屋を出て行きました。『ここから後は、フルーを疑った診察に入る』と宣言されたようなものなので、患者の気持ちを考えているんだなぁと、感心しました。
戻って来た彼女は、やはりN64のマスクをしっかりとしていました。喉と鼻からサンプルを取り、これをCDC(Centers for Disease Control and Prevention/アメリカ疾病予防管理センター)に送って検査し、結果が出るのは、それから4-5日後と聞かされました。そして、検査結果が出るまで、外に出ないで家に居るように言われました。

一緒に暮らしている家族については、症状がない限り、普通の生活をしていてもかまいませんが、もし、何か体調に変化があったら、すぐに病院に連絡するように言われました。市販の解熱剤も、どれを飲ませればいいか支持を受け、薬局で購入して飲ませました。

現地校は次の月曜が最後の日なので、最後の週となるその週はテストやプロジェクト、イベントが満載だったのです。しかも、ミドルスクールの卒業式でバイオリンを演奏する事になっていた末娘。色んな事が気にかかっていました。
なので、病院から戻ってからは、年度末のテストの予定をどうするか、私自身の予定のキャンセルなどなど、あちらこちら連絡する所が山ほど有ったり、気にかけてくれる先生方とのメールの対応などで、あたふたとしてしまいました。

一部のテストを受け取りに朝から学校に出かけてみると、「明日から来られる?」と、末娘の友達からの優しい言葉。末娘に伝えたら、嬉しそうでした。でも、その友達の何人かは、咳をしていたり、声が掠れていたり・・・。けっこう風邪っぴきの生徒多かったです。「貴方こそ、気をつけなよ」と言っちゃいました。
薬を飲んだせいか、熱は下がりましたが、頭痛と鼻水が出始め、この辺で、やっぱり普通の風邪かなぁ・・・と思いましたが、万が一の事もあるので医者の指示には従わねばなりません。結果が出るまで、自宅待機です。

受信した次の日には、病院から電話が有り、「タイプAのフルーだとは分かったけれど、H1N1かどうかは分からない。その結果は出るのは3-4日経ってからわかるので、また電話します。まだ確か結果が出ていないのだから、パニックにならないで。」と言われました。特に、「パニックにならないで」とは、優しく力強く聞こえました。
また、私が"Swine Flu"と言っても、病院側は絶対に"Swine Flu"とは言わず、"N1H1"と呼んでいました。この辺りも、発言に対しての責任感を感じました。余談ですが、「その辺の政治家よりもよっぽどしっかりしているわ」と思ってみたり・・・。

つづく・・・
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She just got her ears pierced

2009年09月18日 | サバイバル in America


アメリカで長女がピアスをしました。今回、アメリカに来て、一番にやりたかった事らしいです。我が家のルールとして、20才まではピアス禁止だったので。

私の時と同じように、Claire'sでピアスをしたのですが、担当のおばちゃんが、面白い人で、長女も見ている私も、末娘もハッピーでした。
たまたまこの日は、現地校の学校が始まった日で、「子供達が皆学校に行ってうれしいわ」と言っていました。「今朝は、(娘が)ヘアピン二つつけるだけなのに45分もかかってたわ」なんて大笑い。

アメリカでは、日本ほど、ピアスをする事に抵抗が無く、小学生でもピアスをしている子を見かけます。
だから、まだ中学生の末娘も本当はピアスをしたい・・。でも、一応我が家では「20才になるまでだめ」と決めてあるので、我慢してピアスをする長女を見守っておりました。
その末娘が、会計の時に、マグネット式のピアスを買ったりするオチまでつけてくれました。
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Mint

2009年09月17日 | Philadelphia周辺情報
 

フィラデルフィアの造幣局、Mintに行って来ました。
今回駐在になった最初の年、2004年の夏に、オハイオからボストンに行く途中で、フィラデルフィアに一泊し、その時に見学しようと思ったら休みだったので、見学出来ませんでした。そのリベンジを果たす事が出来ました。

Mintの入り口には、セキュリティーが威厳のある面持ちで立っています。「見学するにはPhoto IDを提示せよ」という張り紙があり、入り口で「パスポート」と言われました。「免許証でいいですか?」と言うと、もちろんそれで大丈夫でした。
空港並の金属探知器をくぐり、バッグと携帯電話などはX線を通し、中に入ります。

中に入ってしまえば、見学用の通路をたどり、ガイドさんもなく、自由に見学出来ます。
以前DCのMintを見学した時には、何人かまとまってのガイドツアーでしたが、平日で見学者が少ないからなのか、場所が違うからか、とても気楽に見学出来ました。

この日は、コインを作る機会はほとんど稼働しておらず、メダルを作る機会だけが稼働していました。まぁ、山ほど作っても$の価値が下がるだけなのですが。
泊まっている機会の所では、係員か居眠りしていました。それでお給料もらえるなんて・・・と思いながら眺めてしまいました。
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New Yorkへ

2009年09月15日 | NY & NJ 周辺情報
金曜日に長男が無事にフィラデルフィアに到着し、週末は一拍でNew Yorkに出掛けました。
長男に既に一泊する事を伝えていたと思ったら、知らなかったらしく、「え~、泊まるのかよぉ~」と出発直前に焦って用意しておりました。

土曜日は早朝家を出たものの、天気予報はは曇のち雨。今にも泣き出しそうな空模様でした。
とにかく雨が降りだす前に外まわりをしようと、いつものようにNJのホテルに車を泊めバスに乗り換え、マンハッタンに急ぎました。

五番街ではなにやらパレードをやっていて、教会の神父さんまでが外に出て、パレードに向かって手を振っていました。こんなフレンドリーな所がアメリカだなぁ~と思います。

 


その後二手に分かれ、私はMoMAに行きました。10年以上前に行った時には、「(モネの)睡蓮ばっかり・・・」と言う印象でしたが、その時にはろくに作品を見ていなかった事が良ーく分かりました。

 

先日訪れたFallingwaterの模型も展示してありました。女の人の絵の横に、同じフレームの鏡があったので、誰もがやるように私も写真を撮ってきました。
雨が降っていたせいか、美術館の中はすごい人。やはり、教科書に載っているような有名な絵の前は、黒山の人だかりでした。

時差ボケの長男も居たので、一旦ホテルに戻り、夕食はその近くのステーキハウスで。アメリカと言えば、やっぱり「肉」でしょう。

次の日は、昼の「Lion King」のチケットを取っていたので、それまではまた、カメラ班と、散策班に別れ、New Yorkをぶらぶら。もちろん、私は散策班。
Broadwayは、この週からシーズンが始まるらしく、タイムズスクエアーを封鎖して「BROADWAY ON BROADWAY 2009」というイベントをやっていました。有名なミュージカルの曲が演奏されていました。ニューヨーク市長が挨拶している所にも出くわしました。

 

実は「Lion King」は、ストーリーも知っているので興味が無かったのですが、大学の授業で舞台技術とやらを取っている長男が、「Lion King」でいかに人間が動物を表現しているかを勉強したらしく、今回は珍しく家族全員で「Lion King」を見る事にしました。
こうして違う視点から見てみると、さすがにディズニーの作品なので、手を抜くところなく演出されているのを感じました。動物を演じる一人一人の俳優さんの演技力にも感心したし、舞台の装置の出来の良さにも感心しました。
たんなるライオンの成長物語だと思っていましたが、「人(この場合はライオンか)によっては生まれ持った定めがあって、時にはそれが妨げられる事もあるけれど、目をそらさずに立ち向かって行け」と言うような、この映画の主題を改めて知ったような気がしました。
映画とは違い、ところどころ笑いをとらねばならないのは、大変だなぁ~と思ったりもしましたが。

やはり、「Lion King」には書かせないラフィキ。写真は実物ではなく、銅像です。すごくリアルですよね。

初めてアメリカに来た時に、コーヒーを片手に街を闊歩する人々に憧れた私。この週末、そんなささやかな憧れを達成した事が小さな喜びでした。
当時、子供達が小さくて、コーヒーなんか片手に歩こうものなら、子供達三人、てんでバラバラになりかねなかったのに、まさか子供達がこんなに大きくなってまでアメリカに居るなんて思いもしませんでした。そんな風に思うなんて、歳のせいですかねぇ。
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SEPTA BUS

2009年09月15日 | Philadelphia周辺情報
先週壁画ツアーに行った時に、行きはセンターシティーまで夫に車で送ってもらったので、帰りはバスで帰ったのですが、フィラデルフィアでバスに乗ったのは、それが初めてでした。
バスの時刻表と乗り場だけはネットで確認しましたが、料金と支払い方は調べていませんでした。でも、まぁ何とかなるさ・・・と思っていました。

さて、まずは乗り場。Market St.と13th St.というように支持されていたので、行けば分かるさと思っていました。でも、交差点と言っても、交差点のど真ん中にバス停があるはずも無く、バス停になる売る場所は四ケ所あるんですよね。
Marketr St.沿いには、屋根のついたバス停があって、それぞれのバス停にバスの番号が貼ってあるのですが、指定された交差点に行っても私達が乗りたいバスの番号は見当たりません。
ぐるぐる回ってみたら、目指すバス停は屋根もなく、単にポールに何番と言う表示板が貼ってあるだけでした。

そして、時刻表。1時半のバスに乗るつもりで待っていたのに、アメリカでは当然の事ながら、時刻通りにバスは来ない。来たと思ったら、運転手さんは、しっかり休憩を取るべく、どこかに行ってしまいました。結局、1:45頃に出発。まぁ、時刻表など宛てにならないと言う事で・・・。

最後に値段と支払い方法・・・。結果から言うと、無料でした。
乗る時にどうやって払うのか聞いたら、「良いから、座れ」と言われ、チンマリ座席に着いた私達。乗り降りする人達の様子を見ていましたが、定期らしき物を持っている人以外は、誰も支払わない・・・。しかも、それが当然のように・・・。
もちろん私達がおりる時にも、特に何も言われず、結局はただ乗りしてしまいました。
後からネットで調べたら、$2かかるはずでした。
訂正・後日乗ったら$3.50でした。

定期で乗り降りする収入だけで会社の収支が合うのか、それとも、単に現金を入れる機会が壊れていたのか、はたまた、センターシティーから出る分には無料なのかは知りませんが、とってもアメリカを感じた出来事でした。何れにせよ、結果オーライです。
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すでに始まってます

2009年09月12日 | アメリカ学校/教育事情
今週から新年度が始まりました。
我が家は、日本から長女が来ていたり、週末には長男も合流したり、なんともまだ夏休みを引きずっている雰囲気ではありますが、既に末娘は新しい学年を迎えております。

新年度の書類の準備はとっても大変・・・と覚悟していたのですが、学区が違うとこれほどまでに違うのかと思うほど、楽な今の学区。

前のオハイオ州の学区では夏休みの終わりに、小学校ではクラス発表とサプライセール(文房具販売)があり、ミドルスクールとハイスクールでは、生徒一人一人のスケジュールが違うため、指定された日にスケジュールを取りに行かなければなりませんでした。どちらも、わざわざ学校まで行かなければならないのです。指定された日に都合が悪ければ予備日が設定されていますが、予備日も都合が悪ければオフィスに連絡して別の日に行くかしなければなりません。また、文具は指定されたメーカーを買わなければ行けない事が多く、その学年内に使い切らない場合は、無駄だなぁ・・・と思っていました。

今の学区は、スケジュールと必要な学用品のリストを含む書類が学校から送られてくるので、それを見て学用品をSTAPLES等の事務用品店でそろえるだけです。学用品も、指定のブランド、色などはなく、好きなものを選べばいいので、選んでいる末娘も楽しそうでした。

書類も、毎年最初から書かなければならない前の学区に比べ、今の学区は去年書いたすでに部分が印刷されていて、違う所と抜けている所のみを記入したり、訂正したするのみです。一人一人の情報が、きちんとデーターベース化されているのでしょうね。

ちなみに、ボストンではどうだったかと言うと、今の学区と同じです。しかも、当時は子供達が低学年だったからかは知りませんが、文具などそろえる必要はなく、バックにお弁当を入れて行くだけだったので、文具と言っても筆記用具とプリントを入れるフォルダーを持って行くくらいでした。今は、変わっているかも知れませんね。どうなんだろう

久しぶりに、楽な新年度のスタートを切ってしまった事と、まだ夏休みの上の子二人が来ているおかげで、なかなか日常モードに切り替えられない私です。
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