タイム誌で、「世界で最も影響力のある人物のひとり」としてあげられたオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)が南アフリカに作った学校のドキュメンタリー番組を見た。(オプラ・ウィンフリーのサイト)
エイズ等の病気、殺人などで親を失った子供達。電機の無い貧しい生活をしている子供達。それでも夢を持ち、前向きに生きている少女達を集めたのTHE OPRAH WINFREY LEADERSHIP ACADEMYが今年1月オープンした。
生徒の中には、5才と6歳の時に両親を亡くした少女。父親が母親を射殺した後、自らも命を絶ったと言う。でも「父親の事は憎んでいない。なぜなら神様がすべて知っている。」と彼女たちは言う。神の計画の上での出来事だから受けいれられたと言う事だろ。
また、治安の悪い道を学校に通う少女。「どうか私を誰も襲ってきませんように」と常に神に祈りながら歩いていると言う。
電機の無い家の中で、ローソクの光の下で勉強する少女。水道がないのでバケツで水を運ぶ少女。
そんな生きて行くだけで精一杯の中、それでも勉強したくて学校に通う少女たち。いずれ自分がこの国のリーダーになりたいと夢見る少女。女優になりたいと言う少女。
どうしてそんな生活の中で、そんな希望が持てるのだろうと考えさせられた。
オプラ・ウィンフリーは未婚の母の元に生まれた。余談だが、聖書の中に一ヶ所だけ、女性の名前のついた箇所「ルツ記」の中に「Orpah」と言う人物がいるが、彼女の名前は母親がそのスペルを間違えて(rとpを間違えた)登録したのではないかとも言われている。
オプラの子供時代は幸せではなかったようだが、頭が良く奨学金を得て大学に行く。スティーブン・スピルバーグの「カラーパープル」と言う映画で1985年にアカデミー助演女優賞にノミネートされている。
オプラ自信、何故子供を持たないのかと聞かれると言う。「この学校の生徒が私の娘たちです。」と彼女は言っていた。
ダイエットに成功したとか、リバウンドしたとか、どんな洋服を着ていたとか、めまいで倒れたとかetc、些細な事でも話題に上り、確かに彼女は「世界で最も影響力のある人物のひとり」だ。そのプレッシャーに負けない彼女は強い人だ。それは、子供時代に苦労したからだろうし、それが糧になっているのだと思う。
今回この学校に入学して、色んな物を与えられた少女たち。与えられた事に感謝し、それに慣れる事無く、将来何か小さな事でも与えられる事の出来る大人になってほしい。そして、本当にその国のリーダー、ひいては世界のリーダーになる事が出来れば、本当に世界は変るのだろう。
私はかつて英会話クラスで難民だったという人達に会った。そこから這い上がり、職を得て活躍している人、今勉強している人もいるが、与えられる事に慣れ、甘え、落ちて行くだろう人も居た。
どうか、正しい道を選んで生きてほしいと思わざるを得ない。
今回、このドキュメンタリーを見て、私は素直に感動したが、オプラの行動に対して、批判を含めて色んな意見があるのも確かだ。
テレビで放送される事はすべて作り物で、すべて脚本が有り、番組を作成する側が言いたい事だけが放送されているのだ、と言う人も居る。確かにそれは本当かもしれない。でも、正しい事、正義だと思う事を情報発信して、世の中が正しい方向に影響されるのであれば、それは現代の社会の中で望ましいコントロールの仕方ではないかと思う。
エイズ等の病気、殺人などで親を失った子供達。電機の無い貧しい生活をしている子供達。それでも夢を持ち、前向きに生きている少女達を集めたのTHE OPRAH WINFREY LEADERSHIP ACADEMYが今年1月オープンした。
生徒の中には、5才と6歳の時に両親を亡くした少女。父親が母親を射殺した後、自らも命を絶ったと言う。でも「父親の事は憎んでいない。なぜなら神様がすべて知っている。」と彼女たちは言う。神の計画の上での出来事だから受けいれられたと言う事だろ。
また、治安の悪い道を学校に通う少女。「どうか私を誰も襲ってきませんように」と常に神に祈りながら歩いていると言う。
電機の無い家の中で、ローソクの光の下で勉強する少女。水道がないのでバケツで水を運ぶ少女。
そんな生きて行くだけで精一杯の中、それでも勉強したくて学校に通う少女たち。いずれ自分がこの国のリーダーになりたいと夢見る少女。女優になりたいと言う少女。
どうしてそんな生活の中で、そんな希望が持てるのだろうと考えさせられた。
オプラ・ウィンフリーは未婚の母の元に生まれた。余談だが、聖書の中に一ヶ所だけ、女性の名前のついた箇所「ルツ記」の中に「Orpah」と言う人物がいるが、彼女の名前は母親がそのスペルを間違えて(rとpを間違えた)登録したのではないかとも言われている。
オプラの子供時代は幸せではなかったようだが、頭が良く奨学金を得て大学に行く。スティーブン・スピルバーグの「カラーパープル」と言う映画で1985年にアカデミー助演女優賞にノミネートされている。
オプラ自信、何故子供を持たないのかと聞かれると言う。「この学校の生徒が私の娘たちです。」と彼女は言っていた。
ダイエットに成功したとか、リバウンドしたとか、どんな洋服を着ていたとか、めまいで倒れたとかetc、些細な事でも話題に上り、確かに彼女は「世界で最も影響力のある人物のひとり」だ。そのプレッシャーに負けない彼女は強い人だ。それは、子供時代に苦労したからだろうし、それが糧になっているのだと思う。
今回この学校に入学して、色んな物を与えられた少女たち。与えられた事に感謝し、それに慣れる事無く、将来何か小さな事でも与えられる事の出来る大人になってほしい。そして、本当にその国のリーダー、ひいては世界のリーダーになる事が出来れば、本当に世界は変るのだろう。
私はかつて英会話クラスで難民だったという人達に会った。そこから這い上がり、職を得て活躍している人、今勉強している人もいるが、与えられる事に慣れ、甘え、落ちて行くだろう人も居た。
どうか、正しい道を選んで生きてほしいと思わざるを得ない。
今回、このドキュメンタリーを見て、私は素直に感動したが、オプラの行動に対して、批判を含めて色んな意見があるのも確かだ。
テレビで放送される事はすべて作り物で、すべて脚本が有り、番組を作成する側が言いたい事だけが放送されているのだ、と言う人も居る。確かにそれは本当かもしれない。でも、正しい事、正義だと思う事を情報発信して、世の中が正しい方向に影響されるのであれば、それは現代の社会の中で望ましいコントロールの仕方ではないかと思う。