今年の年末休暇は、ちょっと頑張って4泊5日でメキシコ、カンクンに行って来ました。
数年前に夫だけは仕事で行った事があったのですが、観光出来ず良いイメージが無かったようです。今回は、私がマヤ遺跡を見たかってので、頑張ってもらいました。アメリカから国境を越えての旅は、私自身、日本以外にはカナダへ何度か、メキシコへは初めての旅となりました。
航空券とホテルの予約を入れたのは、9月の末。巷ではまだまだH1N1のニュースで持ちきりでした。ESLの中国人のクラスメイトの中には「メキシコに行って大丈夫」と言う人も居ましたが、メキシコ人のクラスメイトには、「前々へいきよ。テレビが騒ぎ過ぎ。(メキシコに要る)両親に電話したら『なんの事』って言ってたわ」と言われました。
カンクンのホテルの中には食事代込みのオールインクルーシブのホテルもあるのですが、きっと我が家は出歩いて外で食事をとる事が多いだろうと思い、普通のホテルの朝食付きにしました。もちろん、ホテルにはプライベートビーチとプールがあるので、それで満足。でも、朝食以外2回はホテルのレストランで食事をしたので、結果的にはどうなんでしょうね。
メキシコへの空の旅、行きはなんの問題もなくスルスルーッと入国出来、アメリカ入国時と違って指紋を取られる事も無く、「さすが、メキシコォ~」なんて思っていました。それが、12/25のテロ未遂事件のおかけで、帰りのフライトはセキュリティーがかなり厳しくなっていました。
行きのフライトでは、小型スーツケースとバック(パソコンバック、カメラバック、ハンドバックなど)二つまで手荷物として持ち込めたのに、帰りのフライトでは一人一つまでしか許可されませんでした。おまけに、荷物などを調べられるのはセキュリティーチェックポイントだけでなく、飛行機に乗る直前の搭乗口でも一人一人手荷物をあけられ、ボディーチェックまでされました。でも、この搭乗口でのチェックがいい加減。鞄のジッパーをちょっと空けただけでろくに中は見てませんでしたね。
フライト時も着陸1時間前からはトイレに立つ事も禁じられ、毛布やジャケットをかける事も禁止、電気製品の使用も禁止でした。
自宅に帰って来てから、このセキュリティーの件は、あちらこちらで話題になっています。たまたま聴いていたラジオ(NPRの視聴者からの電話でも安全の試し方が無いと言う意見、このピーク時にとんでもないと言う意見、様々でした。
とうぜん、このような状況で、予定時間は大幅に遅れたわけですが、到着時刻が遅れるとアナウンスされると同時に、乗り換えのある人達は続々とカウンターに詰めかけておりました。幸い私達は直行便だってたので良かったです。飛行機が定刻よりも遅れるなんてしょっちゅうなので、もう慣れっこになってしまったような気がします。
私がカンクンに持って行った本が「昭和史」だったのですが。たまたま読んでいた箇所が現在のアメリカの状況とダブルような気がしました。以下、抜粋。
「昨今、小泉内閣で有事法制が問題になっていますが、敵が攻撃してきた時に民衆をいかにして守るかと言う議論を今時やってるわけです。--(略)---敵がやって来る前に撃退しなければならない、その前にまず外交的な努力によってそういう事態が起きないようにする事が大事なのに、どうも国会では一番肝心の国家的政略や戦略が議論されていないようです。」
メキシコ人は残念ながらアメリカ人からの印象はよくありません。「また、ラティーノが…」と言われたりします。
でも私がカンクンで出会ったメキシコ人たちは、陽気で働き者と言う印象しか受けませんでした。もちろんカンクンは、メキシコの一般の人にとっては、主にアメリカ人が多く観光に訪れる別世界なのかもしれません。きっとメキシコ人全ての人がそうでは無いのかもしれません。でも、真っ黒に日焼けして、ニコニコ笑顔でカンクンの事をいろいろ教えてくれる彼らに、ちょっと心を洗われたような気がします。
数年前に夫だけは仕事で行った事があったのですが、観光出来ず良いイメージが無かったようです。今回は、私がマヤ遺跡を見たかってので、頑張ってもらいました。アメリカから国境を越えての旅は、私自身、日本以外にはカナダへ何度か、メキシコへは初めての旅となりました。
航空券とホテルの予約を入れたのは、9月の末。巷ではまだまだH1N1のニュースで持ちきりでした。ESLの中国人のクラスメイトの中には「メキシコに行って大丈夫」と言う人も居ましたが、メキシコ人のクラスメイトには、「前々へいきよ。テレビが騒ぎ過ぎ。(メキシコに要る)両親に電話したら『なんの事』って言ってたわ」と言われました。
カンクンのホテルの中には食事代込みのオールインクルーシブのホテルもあるのですが、きっと我が家は出歩いて外で食事をとる事が多いだろうと思い、普通のホテルの朝食付きにしました。もちろん、ホテルにはプライベートビーチとプールがあるので、それで満足。でも、朝食以外2回はホテルのレストランで食事をしたので、結果的にはどうなんでしょうね。
メキシコへの空の旅、行きはなんの問題もなくスルスルーッと入国出来、アメリカ入国時と違って指紋を取られる事も無く、「さすが、メキシコォ~」なんて思っていました。それが、12/25のテロ未遂事件のおかけで、帰りのフライトはセキュリティーがかなり厳しくなっていました。
行きのフライトでは、小型スーツケースとバック(パソコンバック、カメラバック、ハンドバックなど)二つまで手荷物として持ち込めたのに、帰りのフライトでは一人一つまでしか許可されませんでした。おまけに、荷物などを調べられるのはセキュリティーチェックポイントだけでなく、飛行機に乗る直前の搭乗口でも一人一人手荷物をあけられ、ボディーチェックまでされました。でも、この搭乗口でのチェックがいい加減。鞄のジッパーをちょっと空けただけでろくに中は見てませんでしたね。
フライト時も着陸1時間前からはトイレに立つ事も禁じられ、毛布やジャケットをかける事も禁止、電気製品の使用も禁止でした。
自宅に帰って来てから、このセキュリティーの件は、あちらこちらで話題になっています。たまたま聴いていたラジオ(NPRの視聴者からの電話でも安全の試し方が無いと言う意見、このピーク時にとんでもないと言う意見、様々でした。
とうぜん、このような状況で、予定時間は大幅に遅れたわけですが、到着時刻が遅れるとアナウンスされると同時に、乗り換えのある人達は続々とカウンターに詰めかけておりました。幸い私達は直行便だってたので良かったです。飛行機が定刻よりも遅れるなんてしょっちゅうなので、もう慣れっこになってしまったような気がします。
私がカンクンに持って行った本が「昭和史」だったのですが。たまたま読んでいた箇所が現在のアメリカの状況とダブルような気がしました。以下、抜粋。
「昨今、小泉内閣で有事法制が問題になっていますが、敵が攻撃してきた時に民衆をいかにして守るかと言う議論を今時やってるわけです。--(略)---敵がやって来る前に撃退しなければならない、その前にまず外交的な努力によってそういう事態が起きないようにする事が大事なのに、どうも国会では一番肝心の国家的政略や戦略が議論されていないようです。」
メキシコ人は残念ながらアメリカ人からの印象はよくありません。「また、ラティーノが…」と言われたりします。
でも私がカンクンで出会ったメキシコ人たちは、陽気で働き者と言う印象しか受けませんでした。もちろんカンクンは、メキシコの一般の人にとっては、主にアメリカ人が多く観光に訪れる別世界なのかもしれません。きっとメキシコ人全ての人がそうでは無いのかもしれません。でも、真っ黒に日焼けして、ニコニコ笑顔でカンクンの事をいろいろ教えてくれる彼らに、ちょっと心を洗われたような気がします。