徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

「High and dry (はつ恋)」

2005年08月06日 | 映画・テレビ番組・本など
よしもとばななさんの「High and dry (はつ恋)」を読んだ。表紙がメチャかわいくて、とても私のようなおばちゃんが読むような本では無いかもしれないが・・。

そんな私でも自分が10代の頃の記憶がフツフツとよみがえる。
多感な時期でもあるので、いろいろいろいろ余計な事まで考える。そして、周りの人間にとかく気を使う。それなのにうまくいかなくて、かんしゃくを起こしてみたり・・。きっと、私は特別に扱いにくい子供だったに違いない。
でも、子供は・・と言うよりは、大人でもあまり深く考えずに、自分の思った事、感じた事に率直で良いんだなと悟ったのもあの頃であったように思う。
無理に背伸びしなくても、無理に周りに気を使わなくても、自分の感じたまんま、思ったまんまでいいんだと分かったら、スーッと肩の力が抜けたような・・。それっきり、まったく私は気が抜けっぱなし。大人になれずに居ますが・・・。
「少しは気を使え」と怒鳴られそう。

ところで、この本にも出てくる、皆には見えないけど、特定の人にだけ見える妖精(?)。私は存在すると思います。ハイ。もちろん、私には見えませんが。
「トトロ」も絶体居ると思うし、サンタクロースだって居るんだと思いますよ。
世の中には科学では解明されない事が沢山あるし、それと同じように、目に見えないけど存在するものってきっとあると思うのだ。
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サマースクール(長男子豚編)

2005年08月06日 | アメリカ学校/教育事情
前にも書いたが、我が家の長男はバイオリン弾きである。
今年は、The Chamber Music Connectionが主催している1週間のサマープログラムを選んだ。月曜から金曜の朝9時から午後3時まで、しっかり音楽漬けである。
参加しているのは、小学校生から大人、初心者から上級者まで、バラエティーに富んでいた。演奏する楽器も、バイオリンが一番多いにしても、チェロ、コントラバス、ビオラ、フルート、クラリネット、ピアノなどなど・・・。
見ていると、音楽が好きなら誰でも大歓迎と言う感じだった。

参加者のほとんどが室内楽とオーケストラ両方のグルーブに振り分けられ、木曜日はオーケストラのコンサート、金曜は室内楽のコンサートが開かれた。
プロのバイオリニストが来て、指導にあたってくれたり、コンサートで演奏してくれたりもした。
我が家の長男のグルーブの曲は、室内楽も、オーケストラもいまいち分かりにくい暗い曲ではあった物の、彼いわく、最後のコンサートだけじゃなくて、内容はとても良かったそうだ。
各グループで演奏を聴き合って、それについてディスカッションしたり、新しい友達が出来たりと、彼にとってはそれなりに収穫があったのだろう。

私はただただ見ていただけだが、仲間と一緒に演奏している姿は、ソロ演奏をしている以上に皆とても楽しそうに見えた。「楽器を弾けるって良いなぁ~。」と彼等を見ていると、いつもそう思う。
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