徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

この夏は・・・

2008年03月30日 | お気にいり、色々
前に、5月にYo-Yo-Maがコロンバス・シンフェニーと共演する事を書きました。
彼は、毎年夏にマサチューセッツ州のタングルウッドでも演奏します。
3年前Yo-Yp-Maのコンサーを聞きに行った時には、芝生席で待っている間に土砂降りになり、彼の演奏を聴く事をあきらめて、ホテルに引き上げたとこがありました。今年はそのリベンジで、今度は屋根のついた席のチケットをすでにゲット済みです。

ずっと前にも書きましたが、Tanglewoodは野外コンサートです。その名のごとく、森の中でのコンサーです。
屋根付きの座席はSeiji Ozawa HallとKoussevitzky Music Shedと二ヶ所ありますが、お気軽に芝生で寝ころびながら音楽を楽しむ事も出来ます。それはLawn ticketと呼ばれ、小さい子どもも連れて行けるし、プログラムにもよりますが、$20弱で超一流の音楽家の演奏を聴く事が出来るので、嬉しい限りです。

毎年8月の始めには、Tanglewood on Paradeというブログラムで、ボストン・シンフォニーとポップスの指揮者が集結します。現在はジェームズ・レバイン、キース・ロックハート、ジョン・ウイリアムズの三人です。ジェームズ・レバインはディズニーの「ファンタジア2000」」に出ていますし、ジョン・ウィリアムズは映画音楽作曲者として有名です。キース・ロックハートも素敵です。以前私がこのプログラムに行った時の、シンフォニーの指揮者は小澤征爾氏でした。
そうそう、確かこの日は花火もあがるはず・・・。

ところで、このボスントン・シンフォニーの首席オーボエ奏者の方は、若尾圭介さんと言う日本人の方です。
若尾氏はお忙しい演奏の合間を縫って、ブログ(リンクさせていただきました)を書いていらっしゃいます。また、雑誌ネットで記事も書いておられます。
彼のブログを読むと、コンサートの裏舞台が感じられますし、また、ボストンでの生活など、ごく普通の一面がかいま見れて、ますますクラッシック音楽やオーケストラ自体が身近に感じられます。

以前、コロンバ・シンフォニーの広上氏が、「音楽に言葉は必要ない」とおっしゃっていました。世界を越えて、言葉の壁を越えて、活躍されている方が居るのは、同じ日本人としてとても嬉しい事です。
この夏、タングルウッドで演奏を聴くのが今からとても楽しみです。
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German Village

2008年03月29日 | オハイオ・お出かけ
今日は、お天気こそ良くありませんでしたが、雨は降っていなかったので、車で20分ほどのGerman Villageへ行ってきました。
ここは、私のお気に入りの場所なのだ。(何度も行ってるのに、ブログにあげた事なかったのが不思議?)

本が好きな長女のお気に入りは、The Book Loftという本屋さん。
小さな部屋が32もあって、中に入ると迷路のよう。携帯電話は必需品です。(笑)
一緒に行った人とはぐれてしまうのは、私たちだけでは無くて、あちらこちらで名前を呼ぶ声が聞こえる。
「ヘンゼルとグレーテルのように、パンくずを落としながら行かなくちゃ」なんて言ってる人も居た。大人になってもおちゃめなアメリカ人、大好き。
もちろん売っている本は英語だけど、このお店の雰囲気が好きで、私は写真集を見たり、カードを見たり。

ランチには、Schmidt'sというレストランへ。
German Villageと言うくらいだから、ドイツ料理。
1880年コロンバスに住み着いたフランクフルト生まれのJ. Fred Schmidtが、1986年にthe J. Fred Schmidt Meat Packing Houseをオープンしたのが始まり。現在のレストランは、彼の孫息子George F. Schmidtが、1967年にオープンしたらしい。現在は、Schmidt家の四代目によって経営されている。
ランチタイムには、ソーセージやザワークラスト、サラダ、スープなどのバフェもあります。また、大きなシュークリームもお勧め・・・というか、一度はトライしてみて。(笑)

Schmidt'sの近くには、Schmidt's Fudge Haus & Giftsというファッジとちょつとしたお土産物をうっているお店、ビーズアクセサリーのお店もあります。

他にもこのGerman Villageには、ステンドクラスのお店もあり、ステンドクラスの教室も開催しているようです。

毎年春にはGerman Village全体で、ガレージセールをしています。今年は、5/17です。
去年、一昨年と行きましたが、掘り出し物が見つかります。
それ以外にも楽しいイベントが目白押しなので、Webサイトで確認して、お出かけ下さい。
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Spring Break には1ドル映画館

2008年03月28日 | オハイオ・お出かけ
子供達の一週間ほどのSpring Break(春休み)も、半分過ぎました。
残念ながら、この時期夫は忙しいので毎年出張と重なり、母子家庭のように過ごします。
でも、年齢もバラバラの子供達。興味の対象も違うので、なかなか皆でどこかに行くとか、何かするとか言うことはありません。

学年が上になるにつれて、外で遊ぶ事も無くなり、放っておけばテレビゲームやコンピューターにスタックしている子供達。
それが楽だから、私もついつい放っておいてしまいがちです。
なにかアクティビティーを考えなければ・・・。

晴れたら近場にドライブ・・とも考えていたのですが、今日はあいにくの雨でした。

結局、近くの$1映画館で、「Enchanted」上映されている事を知り、出かけてきました。四人でも$4で映画が見られるなんて、なんてお得。
「National Treasure 2」も上映していたので、近々行こうかとも考えています。
春は長雨が続くので、映画はぴったり。しかもこのように格安で映画が楽しめる所は嬉しいです。
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Happy Easter!

2008年03月25日 | サバイバル in America
週末はイースターをお祝いするため、日本語教会に出かけました。
イースターとは一言で言うと、「十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日」です。

イースターのイベントとしてよく耳にするのが、「エッグ・ハント」です。
これは、庭や室内のあちこちに卵を隠して子供たちに探させるといった遊びです。昔はゆで卵でしたが、今では、卵形のチョコレートだつたり、卵の形のプラスチックのケースにお菓子などを詰めたりもするようです。

知人のアメリカ人から、子供の頃、親が隠したゆで卵が見つけられず、しばらくしてから臭ってきて(腐って)、卵の隠し場所が分かった・・なんていう思い出話も聞いた事があります。隠す卵の数はあらかじめ数えておかなければいけません。

コミュニティーなどで行うエッグ・ハントは、やはりちいさな子供(せいぜい小学生までくらいですか?)対象なので、我が家では我が家流にエッグ・ハントをする事にしました。
卵の形のプラケースに詰める物は・・・、お菓子だけで無くお金。ペニー(1セント)から紙幣まで。去年、初めてやったら必死で卵を探す子供達の姿は、かわいくエッグ・ハントをする小さな子供達とは対照的に、まさに「争奪戦」でした。
今年は、夕食がたまたまミックスフライだったので、「エビフライ+1」チケットも入れました。
夕食の時間が押せ押せになってしまい、お腹を空かせてのエッグ・ハント。ふらつきつつも、隠した卵を全て見つけだした子供達。ご苦労さまでした。
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シンフォニーの今後

2008年03月23日 | サバイバル in America
私が住むオハイオ州コロンバスには、コロンバスシンフォニーがあります。

そして、そのオフィシャルサイトとは別に、コロンバスシンフォニーには、ミュージシャンが作っているサイトがあります。
ここでは、現在、運営が困難になっている現在の状況をメンバーがアップしています。
また、楽器を教えているオーケストラのメンバーの情報もあります。楽器の先生を探している方は、ここからコンタクトしてみては?

その他SymphonySTRONGと言うサイトもあまります。
コロンバス・シンフォニーを支援するために設立された組織だそうです。コロンバス・シンフォニーを応援しようとする方は、登録して下さいとの事です。

ここで、広上さんのインタビューがアップされています。CDの事、またお父様の事について語っています。
それに加え、CDの録音をしたグラミー賞受賞者でもあるオーディオ・エンジニアのEd Thompsonのお話もアップされていました。

コロンバスシンフォニーは、財政難のため2005年5月に公演期間の短縮と給料のカットを余儀なくされました。それから3年。また同じような事が起ろうとしています。
この三年の間に広上さんが音楽監督として就任しました。今年は彼の二度目のシーズンですが、音楽の事をよく知らない私か聞いていても、オーケストラのメンバーは生き生きと演奏しているように思います。楽しそうに演奏する彼等を見ていると、聞いているこちら側まで、知らない間に笑顔になっていたりします。そんなフレンドリーな雰囲気が好きです。
また、今年はプログラムも上手に組んであり、聴きたい局も多く、さらにコンサートに行く機会が増えました。
そして、コンサートに出演するソリストも、素晴らしいソリストばかりです。

今年の5月18日には、なんとYo-YO-Ma(友友馬)が広上さんの指揮で、ハイドンのチェロコンチェルトとサンサーンスのチェロコンチェルトの二曲を演奏します。これは、必見です!

Yo-Yo-Maは、1955年、中国系の両親のもと、パリで生まれました。母は声楽家、父は指揮者と言う音楽一家です。1962年にニューヨークに移り住みました。ジュリアード音楽院で学んでいましたが、「「君に教えることはもう何もない」と言われ、コロンビア大学を経てハーバードに入学したという逸話があります。ハーバードでは人類学の学位を取得しています。
最近では、1999年からは「シルクロード・プロジェクト」を設立し、とても精力的に活動しているようです。「シルクロード・プロジェクト」とは、地中海から太平洋まで伸びていた古代の貿易路シルクロード沿いの地域の文化・芸術・知的伝統の研究を推進させようというプロジェクトです。

こうした共演するソリストだけでなく、オーケストラの一人一人の演奏も広上さんは絶賛しています。
先日は、オーケストラの演奏を一流シェフの料理に例えた広上さんの言葉を元に、「料理と音楽」というテーマでコロンバスシンフォニーへのファンドレイジング・カフェコンサートも開かれました。
今後も、ミュージシャン一人一人の奏でるハーモニーが交じり合って、より美しい音楽を生み出すコロンバスシンフォニーに期待し、応援していきたいと思います。
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四度目の春

2008年03月16日 | サバイバル in America
補習校もこの週末、今年度の最終日を迎えた。我が家にとっては、今回のアメリカ生活で、四度目の春。

初めての春は長女の中学卒業、二度目の春は長男の中学卒業、三度目の春の去年は卒業生なし。
今年は、長女と末娘がそろって卒業を迎えた。三度目の補習校の卒業式でありました。
幼稚部から高等部までの補習校のおかげで、卒業式も合同なので、一度で済んだ。ありがたい。(笑)

今年から補習校では、高校生ボランティアが小学部などのお手伝いを始めた。
高校生の希望者は、小学校(特に低学年)のクラスに入って、先生のお手伝いをしたり、時には勉強を教えたり、休み時間に遊んだりしていた。
そんな縦のつながりが持てるのも補習校ならではだろう。

今日の卒業式も名前を呼ばれて卒業証書が授与される卒業生に在校生が「○○さーん」「○○ちゃーん」などと声をかける。なかなかほほ笑ましい光景だった。

最近「春子の海外生活」と言う本("赤い花ギフト" in Columbusで購入可です)を読んだが、この春子のように、現地校に慣れず泣いてばかりいた、アメリカに来た当初の末娘の姿を思い出した。そんな彼女も私よりも背が伸びて、外見だけは成長した。きっと、精神的にも強くなっている事を期待しよう。
そして宿題に追われていた長女も補習校は終了だ。これからは現地校の宿題だけに追われればいい。

まだまだ寒い、春にはちょっと遠いような、ここアメリカ中西部ではあるが、子供達のそれぞれの節目の時期を迎え、確実に春の訪れを感じています。
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CDに期待!

2008年03月12日 | オハイオ・お出かけ
日曜日の午後、積もった雪の除雪もまだ完璧ではありませんでしたが、ダウンタウンまで地元オーケストラのコンサートに出かけてきました。

演奏されたのは、チャイコフスキー作曲「幻想序曲・ロメオとジュリエット」「交響曲 第5番ホ短調作品64」、ジョージ・ガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」でした。指揮は、広上淳一氏
三曲とも、長男が所属するオーケストラで演奏した曲だったので、彼の練習のためCDでも散々聞かされ、また彼のコンサートでも聴いた曲なので、今回はプロの演奏の生演奏と言う事で、とても楽しみに出かけました。
CDとはまた違って、生のオーケストラの演奏は、全身が音に包まれる感覚がしてとても快いものです。いくら超一流オーケストラの演奏によるCDとは言えども、生で聞く演奏とはまた別物のような気がします。
演奏者の表情が見られる事、ときに小さなミスにも気がついてしまう事がありますが、それはそれで人間らしくていいなと思ったりします。何度もコンサートに出かけてると、演奏者の顔まで覚えてしまって、親しみを感じてしまいます。

余談ですが、この日予定されていたMEA(Music Educator Award)のたのユースオーケストラの演奏は、悪天候のため残念ながら延期になりました。替わりにピアニストのインタビューが聞けたので、演奏者の生の声と言うのは、なかなか聞けないものなので、それはそれで良かったです。

この日のチャイコフスキー作曲の二曲は、演奏はCDとしてDenonから発売予定だそうです。秋ごろ発売予定らしいです。以前にも、広上さんはDenonから数枚CDを出しています。
このオーケストラのCDは、1987年と1989年に発売した2枚に続き、2001年に50周年記念としてカーネギーホールでの演奏を録音した物など、すでに4枚あります。今回のCDは5枚目、広上さんとの共演でリリースする初めてのCDになります。楽しみですね。

以下にColumbus Dispatchの記事があります。
Tchaikovsky works to be recorded live for CD
Review Columbus symphony | Players at their best for recording

今日のColumbus Dispatchによると、先週の木曜に広上氏のお父様が亡くなっていたそうです。広上氏は週末のコンサートを終え、日本にたったそうです。広上さんのお父様のご冥福を心よりお祈りいたします。


広上氏の指揮による次のコンサートは以下です。
4月5日 午後8時
4月6日 午後3時
マーラー作曲「交響曲第2番 『復活』」
ソプラノ ; Lauren Skuce / メゾソプラノ ; Carla Dirlikov
Columbus Symphony Chorus
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こんな雪の日には

2008年03月08日 | サバイバル in America
今日から明日にかけて、Winter Storm Warning が出ています。
一日じゅうテレビをつけっぱなし、お天気情報に注意していのですが、どこの家庭も同じでしょうか。

こんなお天気の時に車を運転していて危険なのはもちろんスリップしてしまう事ですが、窓ガラスに氷が張り付いて前方が見えなくなる事も怖いです。
フリージングレインとは、降っているのは雨なのだけれど、路面や車のガラス面の温度が低いために、落ちた雨粒が瞬時に凍ってしまうと言う現象です。ただ車のワイパーを動かしても、ウォッシャー液無しでは、さらに視界が悪くなるだけです。
ですから、フリージングレインの可能性もある冬の間は、車のウォシャー液は切れないように、常に補充しておく事が大事です。もちろん、車のガソリンも常に補充しておく事も大切ですが。

実は数年前、初めてこんなお天気の日に、どうしても出かけなくてはならず、車を出した事がありました。その時に、途中でウォッシヤー液が無くなり、フロントガラスがみるみる凍りついてきました。もちろん視界はどんどん悪くなり、どうしようと必死にワイパーを動かしたのでが、ますます前が見えなくなってしまいました。
「どうしよう!?」と焦る私の車の横を大型トラックがしぶきをあげながら通り過ぎました。その瞬間の視界はゼロに近い状態、「ヒャーッ!」と一巻の終わりかと思いきや、その水しぶきのおかげでフロントガラスの氷が溶け、視界が回復したなんて事がありました。
今となっては笑い話ですが、その時にはウォッシャー液の大事さを学びました。
どうぞ、冬の運転にはお気をつけ下さいませ。

ところで、私が生まれ育ったのは、雪国秋田。
こんな雪などなんのそのでした。

秋田と言えば、秋田弁・・・と言うわけではありませんが、「秋田弁検定」(全100問10問抜粋)なんてものを見つけました。
こんなお天気なので、暇つぶしにどうぞ・・・。 残念ながら、(全100問の方は、採点ボタンを押しても採点出来ないようですが。
このサイトで問題をがすらすら解いていく私に、夫が感心していていました。なんだか得意になってしまったけど、喜んでよかったのか複雑な心境。
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