徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

週末はクラッシック音楽♪

2007年09月25日 | オハイオ・お出かけ
先週末はクラッシック音楽を聴く機会に恵まれた。

金曜の夜は、知人のチェロのリサイタル。
自宅から1時間ほど東に向かったCedarville Universityと言う所であったのだが、こじんまりとした奇麗な大学だった。

土曜日は地元のオーケストラのフリーコンサート。
私達がここに住んで3年半になるが、この間、フリーコンサートは初めての試みのようだ。
1時・2時と2回にわたって演奏。3時からはこのオーケストラの子分とも言えるユースオーケストラの演奏だった。そして、4時過ぎからは地域の人がオーケストラのメンバーと一緒に演奏するという試みだった。これら全てを指揮したのが、Peter Strafford Wilson。汗だくで指揮していて、指揮もけっこう重労働なのだと感じた。
残念な事に、1時からの観客の入りはまばら・・。2時になるとユースの父兄が入ってきたが、ユースのコンサートの後にはまたがらがらに・・・。ここでクラッシック音楽を定着させる事に難しさを感じた。
音楽よりもフットボールという土地がら、しかたの無い事なのでしょうね。

今週水曜日10/26には、スターウォーズ、ハリー・ポッターの映画音楽を手がけたJohn Williamsがやって来る。彼は全米どこでも人気があるので、さすがにこのチケットは売り切れてしまっている。

10/12は今シリーズのオープニングナイトで、日本人指揮者広上淳一氏によるベートベンの第九が演奏される。
今年のブログラムをみると、今年は聞きやすいメジャーな曲が演奏されるので、期待出来る。
11/9・10のリン・ハレルは必見だと思って、すでにチケットをゲット。
また、その次には竹澤恭子という日本人バイオリニストがやってくる。それも、ブラームスのバイオリンコンチェルトを弾くらしい。

最近気がついたのだが、クラッシック音楽ってただCDで聞いているとすぐ別の事に興味が行ってしまったり、眠くなってしまったり・・・わたし的に車の運転には向かない。でも、コンサートに行くと音に包まれる感じがしてけっこう心地いい。また、演奏者を見ているとそれだけで楽しい。指揮者、ソリストを始め、オーケストラのメンバーの一人一人を見ていても、おもしろい。実は週末のフリーコンサートでティンパニーの演奏者の動きに目が釘付けだった。

これから、どんどん寒くなり、外での活動が出来なくなる秋・冬。暖かいホールで、クラッシック音楽ってのもけっこう良い物かもしれません。

WOSUと言うラジオ局のChristopher Purdyによるオーケストラの紹介をどうぞ。
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Capital Area Humane Society

2007年09月25日 | サバイバル in America
以前、「どうぶつたちへのレクイエム」という本を紹介したが、アメリカには小さな命を守ろうとする団体がある。アメリカ全土に広がっているが、私達の住んでいる地区のすぐ近くにもあったので、Humane Societyに行ってみた。

Humane Societyは、二人の学校の先生と数人の地域のリーダーによって、1883年に非営利動物福祉団体として組織された。動物を保護し、必要であればしつけをし、里親探しなどをする。その費用の60%強が寄付でまかなわれていると言うから素晴らしい。現在、ここでは犬や猫はもちろんウサギ、チンチラ、イタチ、鳥などが里親を待っている。

ボランティアをする人も多く、犬の散歩、猫の相手をする事、生まれたばかりの動物の世話等々数多くのボランティアがある。
ボランティアをするためには、月始めに行われるオリエンテーションに参加すればいい。その後、どのボランティアにするか決め、一度トレーニングを受け、その後は自分の時間に合わせてボランティアに出かければ良い。
ボランティア出来るのは12歳からで、15歳までは18歳以上の人と一緒でなければならない。18歳以上はもちろん一人で出かけられる。

ボランティアをしなくても、Humane Societyが開いている時間ならば訪問して動物をみるのは可能だ。
もし、動物を飼いたいと思っているのなら、adoption feeはかかるが、ここから動物を引き取ると言う考えもある。
また、家族のアレルギー、引越が多いなどの理由で動物を飼う事を断念している場合、ここでボランティアして動物と触れ合うと言う選択もある。

いずれ、動物でも同じ命。大事にしたいと思う。
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ナイアガラの滝

2007年09月15日 | 旅行記
この夏、両親がアメリカに来たので、車で行ける手ごろな観光地、ナイアガラの滝に二泊三日で行って来ました。
私達にとっては三度目のナイアガラ、前回の駐在の時にもアメリカに来た母にとっては二度目、父にとっては始めてのナイアガラでした。
年をとっても健康でよく歩くので、いろいろ連れ回してしまいました。



初日は午後に到着し、滝を見てさっさとお土産の買い物を済ませ、タワーの展望レストランで食事をしました。バラエティーに富んだバイキングで、美味しかったです。
その後、夏の間公演している、「Avia」と言うショーも見に行きました。お値段は高かったけれど、まずまずでした。時差ボケの母は、どうも夢の中で見ていたようですが・・。
ショーの帰りに、夜奇麗にライトアップされた滝を見に行ったら、ちょうど花火も始まり、ラッキーでした。

二日目は、「霧の乙女号」には乗りませんでしたが、「Journey Behind the Falls」で滝の裏側に行きました。
あいにくのお天気で小雨がちらつく中、午後からはワイナリーに出かけました。
2件のワイナリーをハシゴして、カナダといえばアイスワイン、そしてその他のワインもゲットしてきました。
夕食は、日本食レストラン「雪国」でとりました。こじんまりとしたお店ですが、美味しかったですよ。私自身雪国出身。もちろん、両親は雪国在住。ちょっと酔いのまわった父が、ここのマスターはどこの出身だろう・・・と聞きたくてしょうがない様子でした。




三日目は、日本に帰る両親をデトロイト空港で見送り、帰路につきました。

1997年、2004年、そして今年と、こうして10年の間に三度もナイアガラを訪れてみると、その時その時で観光の名所が移動している事が分かります。「滝」その物はもう遥か昔からそこにあるのですが、カジノが出来たり、お土産屋さんもつぶれているお店もあったり、観光地としての苦労も垣間見れます。
10年前にナイアガラを訪れた母が、「もう10年も流れてるんだなぁ~、この滝は。」と言うのに、「10年どころじゃないでしょ!」と、突っ込みを入れた物の、長い年月、本当にそこにあるんだなぁ・・・と思うと、感慨深い物があります。
コメント (7)
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emerging, an exhibition of student artwork

2007年09月10日 | アメリカ学校/教育事情
幼稚園からハイスクールまでの生徒の作品が近くArts councilに今月28日まで展示されている。
タイトルは「emerging」、"新生"とでも訳すのだろうか。まだ学生、ダイヤモンドでいえば原石のような物だから、これから期待出来るという意味が含まれているのかな?と勝手に考えてみたりする。
我が家の長女も、去年ハイスクールの先生に奨められ出品し、今年も出品した。

子供の作品は伸び伸びとしているので、特別賞をもらった物でなくても、微笑ましい。そんな作品の数々が今年は全部で102個の作品が集まったようで、今年は見にいてみようかと思っている。
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お片づけの成果

2007年09月10日 | サバイバル in America
夏休みがあけて子供達が学校に行きはじめ、そんな生活にも慣れてきました。

この夏休みの間、私なりに一番頑張った事の一つが、家の片づけでした。
最近、ガンガン捨てましょう的な片づけかたの本などが流行っていますが、年をとるにつけガンガン物を捨てる事に罪悪感を感じるようになってきました。
若い頃は何でも捨てちゃって、期限切れのパスボートを捨てちゃって怒らたことがあります。(捨てない方がいいらしいです。(^^;))
この夏、自分の不要な本や洋服を買い取ってもらって、意外にもお金が返って来て嬉しかったのでご紹介します。

英語の本はHalf Price Booksに引き取ってもらう事にしました。
英語の本は、子供達のリーディングの練習のために、けっこう沢山買ったのですよ。だんだん子供の英語も上達してきて、簡単に読めるようになった物は思い入れはあったけれど、スペースの都合上、選別して持って行く事にしました。
また、買ってはみた物の使っていない英語の料理本、普通の本屋さんでディスカウントで買ったインテリアの写真本などなど、探すとけっこう出てくるものです。
みかん箱くらいの段ボール箱に8割ほど詰めて持って行ったら、愛想のいいおじちゃんが対応してくれて、約$25で買い取ってもらえました。
計算しもらっている間、店内を物色していたら、日本の漫画の本がけっこうある事に気がつきました。これも買い取ってもらえるのですね。

日本語の本は、日本の雑貨店の古本やコーナーに。なんとなく日本の古本屋さんよりも高値で買い取ってもらえたような気がします。日本語の本はアメリカでは貴重ですからね。
月刊誌などは今度の補習校のフェスティバルの古本コーナーに出そうと思っています。漫画でも子供達には貴重な日本語を読む機会ですから。

子供の洋服は、子供の成長期にはあまり着ないうちに小さくなってしまいます。
アメリカに来て三年の間に、15センチも身長が伸びた我が家の末娘の洋服達の中にも、そんな洋服があります。
汚れて人にあげるのも・・・と思うようなTシャツは小さく切って、台所などのお掃除に使っていますが、まだ着られそうな物は、知人からOnce Upon A Childを教えてもらって、少々不安ながらも持って行ってみました。日本でもこの手のお店に洋服をもって行った事があるのですが、日本ではかなり厳しくチェックが入り、買値も安く、寂しい思いをした事がありました。
今回持って行ったのは、紙袋2つ分。レジに預けて書類を記入し、店内で待つ事に。20分ほどかかるというので、店内をブラブラ。洋服だけでなく、靴はもちろん、玩具や育児用品も売っていました。玩具も部品がそろっていて奇麗に使っていれば、引き取ってもらえるようですよ。
時間になってレジに行くと計算が済んでいて、$32程でした。買い取ってもらえなくて返された洋服が袋1つ分。と言う事は、袋1つ分でこのお値段。けっこういいお値段ですよね。
返された理由もちゃんと記入してあって、「汚れがある」「夏物はまた次回持って来て下さい」と書いてあった。また来年の夏の前に返された物を持って行ってみよう。
ただし、日本のサイズの物は買い取ってもらえないと思います。また、ブランド物ほど高く買い取ってもらえるようです。

大人の洋服屋、家庭の雑貨もこのようなリサイクルショップがあるらしいので、行ってみようと思っています。

そして、ガレージセールかな。
アメリカでガレージセールをすると、色んな人が買いに来てくれて面白い。たぶん、ガレージセールをする地域によっても、客層が違うとおもいますが。
中には、すごーく値切る人も居るし、なぁ~んにも言わずにこちらが付けた値段で、沢山買ってくれる人も居ます。玩具が欲しくて、ずーっと抱えているかわいい子供も居ました。フットボールのゲームの後に来て、結果を教えてくれたおじさんも居ました。あいにくのお天気で、「俺が雨を連れて来ちゃった?」なんて感じのおじさんも居たり・・・。
今まで、面倒だなぁ・・と思っていたガレージセールですが、そんな「人間ウォッチング」が楽しくて、「今度はいつ?」と考えてしまったりしています。

ガレージセールで売れ残った物は、寄付と言うのが最後の手段でしょうか。
衣類は娘達が通っているダンスセンターに寄付を受け付ける場所があるのでそこに入れます。
また、地域に寄っては、団体が収集に回ってきてくれるようです。我が家にも一度「○日に集めに来ます。家の前に出しておいて下さい。」というチラシが入っていたので、家の前に出しておいたのですが、結局回ってこなくて次のゴミの日に、"ゴミとして"回収されて行きました。ま、そんなハプニングもあります。

英語のやり取りでちょっと焦っちゃったり、分類する手間はかかったりはしましたが、捨てる物が少しでも減って良かったかな・・と自己満足しています。
コメント (2)
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