名古屋鉄道、略して名鉄。名鉄電車の色のイメージは、かつてのパノラマカーに代表されるように「赤」との印象は大きいですね。実は名鉄電車のもっと以前の色は緑色、しかも濃い緑のダークグリーンでした。
各地の鉄道で、懐かしい以前の塗装を復活したリバイバルカラーやリバイバルトレインというものがいろいろありまして、近年では小田急の2600や東急のツリカケ3000が旧塗色に、またJRの車両でも国鉄からの車両に国鉄時代登場当時の色に塗って走らせる、これも一種のイベントでしょう、いくつかありました。
名古屋鉄道は赤のイメージの中、かつて名古屋鉄道の前身会社である「名岐鉄道」の流れを受け継ぐ車両に塗られていたダークグリーンを、リバイバルカラーとして復活させるらしいです。
ダークグリーンとなる車両は、VVVF制御の3700形4両組成の1編成と、3100形2両組成の1編成。これで6両組成列車にも充当できるとのことですが、実際には4両組成のコースと2両組成のコースに充てるため、この二編成が連結する機会はかなり少ないでしょう。なので、オールダークグリーンの6両組成列車は、何かのイベントで走らせるのを期待した方が早いとのこと。
ただ面白いのは、復活させるダークグリーンの編成は、4連1本と2連1本だけですが、評判が良ければこれを機に、相も変わらず誤乗が絶えない名古屋駅対策もあって、本線系統と犬山~常滑線系統とで運転系統を固定化し、車両の色を変えるのも一案とのことで、ダークグリーンはリバイバルカラー、すなわち復活塗装であると共に、試験塗装でもあるらしいです。
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さていつ頃、ダークグリーン登場かな。それはこのブログ投稿日をご確認ください。
京急1000形(初代)が京成に塗装そのままでリースされたときは、都営線内で誤乗が多発したという伝説があります。
当時は北総線乗り入れ前、空港線が羽田空港延長前で、京急車京成車都営車で運用が固定されていて、京急車はH特急以外で都営線に乗り入れることが少ない時代でした。
そういえば、伊東線は横須賀線と共通運用だった時代があります。この送り込みの関係らしいのですが、たまに営業列車で横須賀色の70系113系が東海道本線を走ったことがあるらしく、誤乗が発生しなかったのかと思います。
あの緑色塗装復活は、私の本当の願いであります。
いずれ緑色復活を願う記事書こうと思いつつ、今年のエイプリルフールネタに窮して、これにした次第。
そして名古屋駅での誤乗が多いことから、珍論を考えさせて頂きました。
伊東線のスカ色は覚えています。
横須賀線編成はグリーン車2両込みの11両組成に対して、伊東線はグリーン車1両込みの7両組成で、車両は「共通」でも運用は別だったと思います。
スカ色車が湘南電車の編成に入っているのは何度か見まして、その場合はスカ色車のドア上部に「東海道本線」と記したステッカーが貼られていました。
これは国電の101系103系も同じで、本来の線と違う色が編成に組み込まれると、その色の車両のドア上部に「○○線」とありました。
SM(横須賀と湘南)が同じ線路を走っていた懐かしい思い出です。これもリバイバルかな。
でも、ダークグリーンの電車、懐かしいですね!
私が子供の頃は近鉄の車両がダークグリーンで好きだったんです。
奈良行き鹿マークの特急は渋目のマルーンでしたが。
阪神や阪急のブラウンも良かったんですが。
でも、近鉄では「まほろば」だとか「かぎろひ」などの名前でダークグリーンの電車が登場していますよ。
残念ながら今はツアー専用のようですけど。
名鉄に初めて乗った時にはもうスカーレットでカラーブックスで初めてダークグリーンの旧型車知りました。
「なまず」などというアダ名を貰った電車・・・微笑ましいですね!