チャンピオンロードビヨンドビヨンド②「悪意」

その"悪意"は唐突に
純夫の前に姿を現した。

予告もなく、唐突に・・・。



WWWWWの日本公演で
純須純夫・・・、
ブレード冴羽は
かつて日本で
前座の試合の大切さを
説いてくれた恩人の1人、
虎崎一徹との
シングルマッチを
戦うことになっていた。
プロレスの酸いも甘いも
経験した今の自分が
虎崎の目にどう映るのか、
純夫はそれが
怖くもあり
楽しみにも感じていた。



しかし、虎崎の
練習中の負傷により
この対戦カードは
変更を余儀なくされる。

失意の純夫をよそに
"悪意"は忍び寄り
悪魔の提案を持ちかけた。

「前座の虎崎さんが
　怪我したって聞いて
　飛んできたよ。
　だったらこのオレが
　虎崎さんに代わって
　戦ってやらないでもない。
　じゃないと試合、
　流れちゃうんでしょ？」

「メインイベンター級の
　このオレが
　胸を貸してやるんだから
　光栄に思いたまえよ、
　グリーンボーイ！
　ムフフッ・・・」



Mr.しもと名乗る
その男の登場を機に
純夫の運命は
大きな転換を
迎えることとなる・・・。

　　　　　　　　　　　　to be continued･･･



★Mr.しもの中の人の裏話★

"悪意"って
ワシのことやないかいっ!!
まぁ、私ってば
ちょいワルですからねー。

「ビヨンド」の世界観で
最高峰のプロレス団体、
WWWWWの事務所？
どこだかわかりませんけど
なんでそんなところに
Mr.しもが
いたのかについては
それはそれということで・・・!?



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