2024.7.13プロレスリング・ノア日本武道館大会観戦記

2024年7月13日、
プロレスリング・ノアの
日本武道館大会を
観戦しました。

日本武道館で
プロレス観戦するのは
2010年以来ですので
14年ぶりでしょうか？
九段下駅から
坂を上りながら
「懐かしいなぁ」と
感慨深く感じてました。



観衆は、4,196人。
大変失礼ながら
「思ったよりも入ったな」
というのが
率直な印象です。

大会が迫っているのに
プロモーションが
上手くいっていないように
私には思えたもので
集客はもっと厳しいと
思ってましたね。

だからこそ
のあのあくじを
やればよかったのにと
同行したKoba.さんとも
話してました。


第1試合
ニンジャ・マック　宮脇純太
　vs　
アレハンドロ　クリストバル
　vs　
大原はじめ　スペル・クレイジー

第1試合らしい
カードだと思いつつも
ニンジャ・マックの使い方、
間違えてるだろうという
気持ちも・・・。

試合は空回弾で
アレハンドロが勝利。
アレハももうちょっと
前に出てきて
もらいたいんですけどね。
清宮、拳王と
同じユニットなのに
おとなしすぎるなぁ・・・。


第2試合
杉浦貴　藤田和之　谷口周平
　vs　
マサ北宮　征矢学　稲葉大樹

一昔前なら
どう考えても杉浦組が
勝つだろうと思うような
対戦カードですが
勝利したのは征矢。
なのにまったく
驚きがないのは
それだけこの3人が
強くなったという
ことなんでしょうね。

結果がほしい稲葉ですが
ケガによる戦線離脱が
発表されました。
稲葉・・・。


第3試合
近藤修司　Eita　AKIRA
　vs　
小川良成　大岩陵平　大和田侑

AKIRAは見事な
コンディションでした！
ジュニアタッグ王者組に
小川か大和田が勝って挑戦
・・・という展開を
期待していたんですけど
さすがにそう簡単には
いかなかったですねー。


第4試合
拳王　vs　永田裕志

拳王と永田さんの
YouTuber対決。
面白かったですけど
ノアの晴れの舞台、
カリスマ、拳王の相手に
明らかに第一線ではない
永田さんを出すあたり・・・

新日本の外相は
本当にノアを
舐めてるとしか
思えない。

昔っからそういう想いは
ありましたけど
その想いはこの大会で
ますます強くなります・・・。



フィニッシュは
拳王の最上位技、炎輪。
前半戦の締めとしては
申し分のない
展開でしたけど
やっぱり拳王は
もっと上の試合で
戦ってほしいですね。



第4試合後、
ビジョンを使って
2025年1月1日の
日本武道館大会開催と
N-1 VICTORY 2024の
出場選手が
発表されました。

N-1サプライズ枠は
DRAGONGATEの
ディアマンテと
NXTの2選手でしょうか。
常連選手だと
ワグナーJr.と
ゴルペアドーレスの2人、
佐々木憂流迦、大岩、
そして潮崎らが
参戦するのは
嬉しいですね。

優勝予想は・・・
拳王が勝って
清宮と元旦決戦、
コレでしょう！
・・・ガチすぎます!?


第5試合
ジェイク・リー　
YO-HEY　タダスケ
　vs　
ジャック・モリス　
アンソニー・グリーン　
LJ・クリアリー

GLGの最終戦、
試合内容は本当に
素晴らしかったです！
これでこのユニットが
見られなくなるなんて
勿体ないにも程がある・・・。



・・・が
試合の余韻を
ブチ壊してくれたのが
新日本プロレスの
外道の登場と
ジェイクのWAR DOGS加入。

何、この茶番!?

ここ、ノアなんで。
WAR DOGSとか
私、知らないんで。
そういうのは
新日本プロレスさんで
やってくれませんかねぇ？
マジで外道イラネ。

新日本プロレスは
好きですよ。
選手も頑張ってほしい。
でも、邪道と外道の
やり方が本当に嫌い！
心の底から大嫌い。

もしかしたらまだ
続きがあるのかもですけど
知らんしいらん！


第6試合
世界ヘビー級選手権試合
齋藤彰俊　vs　潮崎豪

なんでこのカードを
いつまでも引っ張るのか？
疑問だったんですけど・・・
そうですか、
彰俊、引退ですか。
重い十字架を背負い
ノアのためにこれまで
誰よりも尽くしてくれた
彰俊の引退は
本当に寂しいです。



試合の方は一昔前の
ノアっぽい展開が続き
最後は潮崎が豪腕一閃。
彰俊の想いに
応えなきゃだぞ、潮崎！


第7試合
GHCナショナル選手権試合
HAYATA　vs　佐々木憂流迦

HAYATAのクイックと
憂流迦の絞め技、
一瞬で試合が
終わっちゃうかもしれない
2人のナショナル王座戦、
私はスリリングで
面白かったんですけど
周りのお客さんからは
憂流迦、不評でした。
上手くプロレスと
融合できてると
思うんですけどねぇ・・・。

最後は憂流迦が
スリーパーで
HAYATAを絞め落として
GHCナショナル新王者に。
憂流迦の防衛ロード、
かなり楽しみです！

試合後、HAYATAを
YO-HEYとタダスケが介抱。
元ラーテルズの3人が
またくっつくのは
面白そうな展開！


第8試合
GHCジュニアヘビー級
選手権試合
ダガ　vs　AMAKUSA

いやもうとにかく
AMAKUSAの
支持率の高さに
オドロキですよ。
みんな「愚問」って
言いたいんでしょうねぇ。



熱戦を制したのは
AMAKUSA！
最後は丸め込みでした。

マイクがなくて
「愚問」と言えなかったのが
ちょっと寂しい。
みんなで試合中に
「愚問！」って
叫べるムーブとか
開発するのはどうかしら!?


第9試合
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.　
ガレノ・デル・マル
　vs　
ドラゴン・ベイン　
アルファ・ウルフ

プロレスファンで
ルチャ嫌いなヤツいる!?
いねぇよなぁ～ッ!!
・・・ってことで
大盛り上がりだった
第9試合。
ルチャリブレコールも
幾度となく発生。
スバラシイねぇ、ルチャは！

試合内容も最高でした。
普通の大会だったら
これが大会ベストバウトに
なっちゃうくらいの
内容でしたぜ！
ワグナーの弟も
あの体で飛べるって
反則でしょう！


ダブルメインイベント1
丸藤正道　vs　AJスタイルズ

ハリウッドスターのような
カッコよさのAJ。
WELCOM to NOAH!!



華やかさなら
丸藤だって負けてません。



世界のトップクラス
2人による対戦は
年間ベストバウトを
狙えるレベルの激戦。
AJが鉄柵を使った
フェノメナール・フォアアームを
見えたかと思えば
丸藤も鉄柵を挟んで
打ち付けるカタチの
その場式変型不知火で応戦。
とにかくスゴイ試合なんで
気になった方は
PPVを見て下さいませ！

フィニッシュはAJの
スタイルズクラッシュ。
フォアアームではなくて
コチラで決めたのは
日本仕様で来た、
ということなんでしょう。
ありがとう、AJ！


メインイベント2
GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗　vs　YOICHI

待望論もあった
稲村愛輝が
YOICHIとして凱旋し
ノアの至宝に挑戦。
最高のストーリー、
最高の舞台で
YOICHIがどんな
戦いを見せるのか、
注目が集まります。



対する清宮は
王者としての自信と
風格を感じさせつつ
試合内容も素晴らしく
心技体揃っている印象。



そんな2人の王座戦は
ノアの明るい未来を
予感させる一戦に。

YOICHIはカラダこそ
小さくなったものの
パワフルな攻撃は
相変わらず。
欲をいえば
1つ1つの技のタメが
長すぎる印象が
ありましたね。
動きの緩急は
あるんですけど
技でモタついてしまう
感覚がありました。
んなもんこれから
いくらでも修正できるので
気にするこたぁない！

清宮の方は
相手が後輩ということで
いつも以上に
当たりが厳しいように
見えました。
こういう一面もあるんだなと
再発見するとともに
優等生なだけじゃない
王者に頼もしさも
感じましたね。



技と力のぶつかり合いを
制したのは清宮。
フィニッシュは
変型シャイニングでした。
そろそろ技名を・・・。

YOICHIが勝たないと
ノアの新時代が来ない
・・・なんて思ってましたが
いやはや、これだけの
試合をされてしまったら
文句のつけようがありません。



丸藤とAJの試合も
ルチャの試合も
その前までの王座戦も
素晴らしい試合の
連続だったのに
プレッシャーを撥ね退け
若い2人がとんでもない
試合を見せてくれた。
コレ、スゴくないですか!?

この2人の戦いは
これからもずっと
続いていくんでしょうし
きっと次もその次も
スゴイ試合になるはず。
これぞ、新しい景色!!



メイン終了後、
清宮がN-1出場選手を
リング上に集めて
激しいにらみ合い。
ワクワクさせて
くれんじゃんかよッ！



最後まで
リングに残ったのは
新日本の大岩。
オマエがN-1獲っても
ええんやで!?



清宮がマイクで締めて
大会は終了。

並んだ対戦カードが
思っていたのと違ってて
正直、あんまり
乗れない気持ちで
会場に来ました。
いやもうホント、
すいませんでした!!
ノア、最高！
日本武道館、最高!!

元旦も絶対行くからなッ!!


今大会の私的MVP

YOICHI

待望論を囁かれてから
はや幾年、
ようやくファンが見たい
稲村愛輝が見れました。
誰にも遠慮せず
N-1でもきっちり戦績、
残してもらいたいです！
タイトル戦のあとは
また元に戻っちゃうとか
ナシでお願いしますぜ!?


今大会の私的ベストバウト

メインイベント2
GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗　vs　YOICHI

丸藤vsAJは
世界に響く試合でしたが
ノアファンの心に
より響いたのはコチラ。
デビューから見ていた
清宮と稲村が
こんな大きな舞台の
メインイベントで
地団駄ストンピングを
引き出すまでに成長したのは
我が子の成長を見るように
嬉しい体験でした。

・・・ってオレ、
独身やないかいッ!!



↑バナーをクリックでランクアップ！
　ご協力よろしくお願いします。