一昔前の
プロレスゲームを遊ぶ
プロレスレトロゲーム。
今回は2000年に
J・ウイングが
ゲームボーイカラーで発売した
『ポケットプロレス
パーフェクトレスラー』
をご紹介します!
2000年といえば
『ファイヤープロレスリングD』、
『オールスタープロレスリング』、
『GIANT GRAM 2000』、
『バーチャルプロレス2』など
今も根強いファンを持つ
プロレスゲームが
多数発売された当たり年!
プロレスゲームのシステムも
すっかり確立された
頃合ですね。
遊べるモードは主に4つ。
チャンピオンロードと
チャレンジマッチは
実質的には同じもので
CPUの操るレスラーを
順に倒していく
モードですが
後者は試合後の
体力回復がない為、
難易度が上がります。
エキシビジョンは
ワンマッチ、
イリミネーションは
3vs3の勝ち抜き戦です。
タッグマッチがないのは
プロレスゲームとしては
致命的ですが
携帯ゲームですので
割り切るのが
オトナってもんです。
ゲームシステムは
相手キャラと接触すると
組み合いが発生し
タイミング良く
ボタンを押した方が
技をかけられるという
いわゆるファイプロ方式。
なんだかんだ言って
このシステムが
一番落ち着きます、ええ。
遊んでいる感覚は
『バーニングプロレス』に
近かったですね。
携帯ゲーム機という
こともあり
技数は少なめで
使いまわしも多いです。
Aボタンで投げ、
Bボタンでダッシュという
思い切った操作方法は
とっつきやすいのですが
そもそもダッシュを
使いたいと思う場面が
少ないですからね・・・。
チャンピオンロードで
デフォルトキャラ達を
倒していくと
ザ・マショーなる
ヒールレスラーが登場!
「悪」と書かれた
バンダナを巻いて
ヒール感をアピールする
カワイイヤツですが
毒霧で容易に
相手をピヨらせたり
躍動感のある
フェイスクラッシャーを
持っていたりと
割と実力派だったりします。
ザ・マショーを倒すと
ラスボスの
グラースが出現!
重厚感のある技を多く持ち
これぞラスボスという佇まい、
嫌いじゃないんだぜ!?
グラースを撃破すると
エンディングへ。
プロレスゲームによくある
ベルトを強奪されて
2周目に突入!
・・・なんて展開は
ありませんでした。
さて、遊んでいる間
ずっと気になっていました
キャラ名の上にあるゲージ、
きっと何かしらの
必殺技を出したりするのに
使うんだろうなーと思い
あれこれ操作していると
やっぱりありました!
セレクトボタンで
アピール中に
Aボタンを押すと
徐々にゲージが
減っていくモードになり
この状態で
特定の状況下で
セレクト+Aを押すと
ゲージをすべて消費して
必殺技が発動します。
・・・セレクトボタンって!
そこはAB同時押しで
良かったと思うんですが・・・。
全キャラクターの
必殺技は以下の通り。
もしかすると
2つ以上の必殺技を持つ
キャラクターがいたり
更に特定の条件下で
より上位の必殺技が
あったりするかもですが
マニュアルがなく
ネットで調べても
ほとんど情報が
拾えなかった中、
地道に探したものですので
ご了承下さい・・・。
主人公格、
真崎の必殺技は
ドラゴンスープレックス。
ベタ中のベタ、
だが、それがいい。
真崎のライバルであろう
イケメンの二階堂は
タイガースープレックス。
これまたベタ!
伊武の必殺技はSTF。
ガッチャメラエーッ!!
ガイバーは豪快な
パワーボムホイップ。
ビッグクランチと
呼んじゃっても
いいのかしら!?
森山の得意技は
頭掴み式ラリアット。
ビジュアルからして
ロープダッシュ式かと
思ったんですけどね。
ゲオルグはパワフルな
アルゼンチン
バックブリーカー。
ゲオルグって名前が
ゲルググみたいでステキ。
吉田の必殺技は
延髄斬り。
プロレスゲームに
延髄斬りを使うキャラは
必須ですよね。
Uのニオイを感じさせる
沖田の得意技は
スタンド状態での
膝蹴りから倒れこんでの
フロントネックロック。
フロントスリーパーと
呼ぶべきでしょうか?
キャラがイケてる
クラマの必殺技、
ダイビング技かと思いきや
ライガーボムでした。
ビクトーの得意技は
飛び付き腕ひしぎ十字固め。
入場時に
アピール1つしない
無骨感を漂わせておいて
この技が得意技なんて
カッコよすぎますぜ!
小悪党っぽい中ボス、
ザ・マショーですが
必殺技は豪快な
ノーザンライトボム。
毒霧からこの技に繋ぐのが
必勝パターンか!?
ラスボス、
グラースのフィニッシャーは
垂直落下式ブレーンバスター。
シンプルでイイじゃない!!
ポケットプロレス
パーフェクトレスラー
(★は5段階評価)
ストーリー ★★
中古での購入で
マニュアルもなかった為、
ストーリーがあるのかすら
確認できていませんが
少なくともゲームを
プレイしている中では
そういうものは
感じられませんでした。
キャラクター ★★★
ビジュアルや名前は
実在レスラーを
モデルにしているキャラが
何人かいるものの
容量不足で技数を
増やせなかったことが
モデルに寄りすぎない
プラスにも働いている
ように思います。
Mr.クラマとか
結構好きですよ、私。
操作性 ★★★
やれることが少ない上に
ダッシュ攻撃の
使いどころがないのが
マイナスポイント。
射程の異様に短い
ラリアットなんて
当たる気しないです。
携帯ゲーム機の
小さな画面のせいもあり
対戦相手が
画面外にいると
どこにいるのか
まったくわかりません。
しかしながら
攻め手側がリズムを
掴みやすいので
妙に爽快感があります。
プロレス度 ★★
試合開始のゴング前に
タイムのカウントが
始まってしまったり
開幕初手でCPUが
自軍コーナーに昇り
ダイビング技を繰り出す
確率が高いのは
興ざめもいいところ。
これはテストして
すぐに気付かなきゃダメ!
必殺技にゲージを使う
システムは割と好きですが
攻撃した側の方が
溜まりやすい仕様は
逆転が狙いにくく
ちょっと勿体ないですね。
セレクトボタン度 ★★★★★
アピールに
セレクトボタンを
使うのはまだいいですが
ゲージ発動や必殺技に
使うのってどうよと。
私の中では
ポケプロ=セレクトボタン、
そんなイメージですね(笑)
総合評価 ★★
携帯ゲーム機の
ゲームにしては
頑張ってるなという
印象はあります。
それでもやれることが
限られているので
飽きが来るのも
早いですよね、コレ。
テンポは良いので
1人プレイで短時間
ストレス解消にという
遊び方であれば
悪くないのかなと。
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