「ジンノ!
テメコノヤロ!!
あんなに大勢の
お客さんの前で
恥をかかせるなんて
やってくれたな、オイッ!
末代まで
祟ってやるからな、
コンチクショー!!」
PXF超党タッグについて
コメントをもらおうと
インタビュアーが
マイクを向けると
開口一番、
WOLFGANGの
ジンノ・シンスケへの
怒りを露にする
Mr.しも。
大会の開催を待たずして
世紀の裏切り劇を演じられ
失神・退場という
醜態を晒すことに
なったのだから
それも当然のことだろう。
この後、
Mr.しもの恨み節は
30分ほど続いた・・・。
「それはそれとして・・・
オレが気を
失っている間に
ジンノが
ミックさんを呼び込んで
WOLFGANGの
新メンバーって
発表したそうじゃないの!
正直言って
これは驚いたね。
ミックさんは
ベビーとかヒールとか
ユニット抗争とか
そういうのは全然、
興味のない
人だったから・・・」
「まぁ、アレだ。
きっとジンノから
『WOLFGANGに入れば
強いヤツらと戦える』
・・・とか何とか
説得されたんじゃない?
ミックさんは
強くなることに対して
ストイックなところが
あるからね。
某・地球育ちの
サイヤ人みたいに
相手が強いほど
ワクワクしちゃう
タイプだから(笑)」
Mr.しもは
かつての相棒の選択を
このように振り返る。
・・・より強くなる為に。
ザ・ミックの思考は
至ってシンプルだ。
「ミックさんが
超党タッグに
参戦することになって
オレにとっても
すごく楽しみが
増えたよね。
みんなも
そうなんじゃない?」
ザ・ミックの
超党タッグ参戦を
「楽しみ」と語る
Mr.しも。
しかしながら
他の出場選手や
大会を楽しみに待つ
視聴者のすべてが
彼の存在と活躍を
知っているとは限らない。
「・・・えっ?
ミックさんを知らない
ファンがいるの!?
海外でも
動画バズったのに!?
それは
勿体ないねぇ・・・。
人生の半分損してるよ」
「じゃあアレだ、
大会が始まる前の
このタイミングで
オレがミックさんの
代表的な試合を
幾つかピックアップして
紹介してやんよ。
題して・・・
『よくわかる
ザ・ミック講座』!」
棚橋弘至vsザ・ミック(2013年公開)
「ミックさんの
YouTubeデビュー
最初の試合がコレ。
実況付きVer.も
あるんだけど
コッチの
実況ナシVer.の方が
海外でバズったんだよね。
この当時は
テレビゲームを
YouTubeに
アップできる環境が
今ほど整ってなかったから
注目度も高くて。
特に海外の
プロレスファンから
沢山コメントとか
メールをもらったよ。
今見返すと
粗も目立つんだけど
攻守がテンポよく
切り替わるところとか
逆に新鮮だったりするね」
KENTAvsザ・ミック(2014年)
「負けず嫌いな2人が
負けん気むき出しで
戦った一戦。
個人的にも
ミックさんの試合で
一番好きかも。
こだわりまくった
試合なんだけど
当時はノアの
勢いが弱くて
あまり世間には
刺さらなかった
印象があるね。
KENTA選手が
新日本のG1に
参戦している
今だからこそ
より沢山の人に
見てほしいかな」
西村修vsザ・ミック(2018年)
「渋~い展開が好きな
プロレスファンから
好評を博したのが
この試合。
オレは正直、
見てて眠くなるけど(笑)
普段のミックさんは
自分からガンガン
仕掛けていく
スタイルなんだけど
この試合は西村選手が
それをいなすっていうか。
柔よく剛を制す的な
アレだよ、うん」
ビル・ゴールドバーグ
vsザ・ミック(2018年)
「一番最近の試合が
コチラ。
バチバチやり合う
豪快な展開なんだけど
ミックさんとゴーバー、
それぞれの
超人性みたいなものが
出ている試合だと思う。
アメリカンスタイルを
意識した試合なのに
最後の攻防が
ジャパニーズスタイルを
感じさせるのも
割と好きなポイント
だったり」
「・・・どうだい?
これでみんなにも
ミックさんのスゴさが
わかってもらえたかな?」
これまでの
ザ・ミックの
代表的な試合を
振り返りながら
ザ・ミックを掘り下げた
Mr.しも。
・・・そう、
つまりこれは
ただの宣伝なのである。
「超党タッグ、
オレが出られなくて
沢山のファンが
涙に暮れたと思うけど
みんなには代わりに
ミックさんを
応援してもらいたいね。
ジンノは別に
応援しなくていいけど!」
「それじゃあ
全国8,000万人の
オレのファンのみんな、
超党タッグの開催を
お楽しみに・・・!
・・・えっ?
もう始まってる!?
だったら急いで
YouTubeを
チェケラッ!!」
Mr.しもは
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