
ソースは、バトルニュース。
23日、東京都
後楽園ホールにてDDT
『Road to Ryogoku 2018』
が行われ、
男色ディーノが
KO-D無差別級王座を
奪取した。
KO-D無差別級戦線は
混迷を極めており、
先月14日にディーノが
試合後の王者・入江に
いつでもどこでも
挑戦権を行使し
王座を奪取したものの、
同じく
挑戦権を保持していた
里村がディーノに対して
これを行使し、
先月28日に王座を奪取し
女性初の王者に
輝くといった
短期間での目まぐるしい
王者交代が
繰り広げられていた。
王座戦線の渦中にある3人は、
この日のメインイベントで
10月21日の
両国国技館大会に
王者として立つ者を決める
決着戦を行った。
試合が始まると、
里村が入江に真っ向から
打撃勝負を挑み、
入江も容赦ない打撃で
これに応戦。
ディーノも
男色殺法を交えながら
2人を相手に
正面からぶつかり合い、
里村のキック連打に耐えきり
アームロックから
変形STFに移行するなど
確かな技術を見せつける。
入江も
里村とディーノをまとめて
デスバレーボムで叩きつけ、
里村を背負った状態で
ディーノを
キャノンボールで
押しつぶすなど
敢えて2人を
同時に相手取る
ファイトを見せるが、
里村の背後からの
スコーピオライジングから
ディーノの
ゲイ道クラッチで
3カウント。
入江が脱落し
里村とディーノの
一騎打ちとなると、
里村はデスバレーボムから
スコーピオライジングを狙うが、
これを担いだディーノが
デスバレーボムで返し、
ジャンピング
男色ドライバーで
里村を沈め
新王者となった。
マイクを取ったディーノは
「正直言って、
私が行くって
思ってなかったでしょ?
私が2018年、
両国メインイベントの
チャンピオン!
最後に入場してくる
男色ディーノだい!」
と勝鬨を上げる。
そして、
入江をリングに呼び込むと、
「茂ちゃんの
言いたいことは
分かってるつもり。
でも茂ちゃんの分も
背負う覚悟はあるから、
私のことを嫌いでもいい。
信じて。
『ごめんね』って言ったら
後ろ向きだと思うから、
ありがとう。
今日は握手して頂戴」
と右手を差し出す。
入江は
「ディーノさん、
その手を
握ることはできません。
……握手は左手でしてくれよ。
その方がハートに近いから」
と左手で
ガッチリと握手すると
場内は大歓声に包まれた。
そしてディーノは里村へ、
「明衣子、
私あんたが言ってることも
すごく分かるの。
男も女も関係ない。
これは無差別級のベルト。
私はそう思って戦ってきた。
悔しい気持ちも分かる。
私もあんたに負けてる。
でも、でも
悔しい気持ちは置いといて、
1勝1敗。
ライバルとして
握手してくれない?」
と左手を差し出すと、
里村もこれに応じた。
今年のD王グランプリを制し、
先に両国での
KO-D無差別級王座に
挑戦が決まっていた
佐々木大輔が
リングに上がると、
「俺はな、
お前のそういうところが
嫌いなんだよ。
俺はな、
夢とか語るやつが
大嫌いなんだよ。
お前が
“DDTの象徴”とか
言われてんの、
吐き気がするんだよ。
今のDDTは俺だよ」
とディーノを挑発。
するとディーノは、
「私からベルトも象徴も
剥ぎ取ってみなさい。
両国のメインでね。
この男色ディーノ様が
想像を超える両国に
してやろう。
カリ首洗って待ってなさい」
と覚悟を叫び、
観衆は大歓声で
これに応えた。
バックステージに
戻った里村は
「最後は両国に
出たいという気持ちが
ディーノ選手に
敵わなかったという
ところが大きい。
あの人の想いっていうのは
戦いを通じて
スゴイ強いものだと
思いましたし、
その意志が
試合中に伝わったので、
最後は一枚、
自分の諦めが
早かったのかなと思います。
私を全く女子として見ず、
本気で挑んでくれた
ディーノ選手と入江選手には
プロレスラーとして
惚れるものがありました」
と神妙な面持ちでコメント。
入江は
「色々と思うこと、
色んな気持ちがあるけど、
とにかく今は
スッキリした気持ちですね。
やっぱり感謝してるし、
自分にとっても
いいところだったと
思いますし。
今日こうやって
後楽園ホールにお客さんが
入っているのを見れて
よかったし、
そういうの含めて
自分はスッキリしました」
と憑き物が落ちたような
穏やかな様子で
淡々と語り
会場を後にした。
佐々木は、
両国で挑戦する相手が
ディーノに
決まったことに対して、
「なんでアイツが
“DDTの象徴”とか
言われてるのか
俺にはわからない。
DDTの第一線で
体張ってるのは俺だし、
DAMNATIONだ。
入江は
『DDTを破壊する』って
言ってたけど、
俺は破壊しない。
俺が新しいDDTを創る」
と自らのビジョンを語った。
そしてディーノは、
「このベルトは、
強い人が巻く
ベルトじゃないの。
“一番DDTに
相応しいかどうか”
がこのベルトを巻くのに
必要とされている
ことだと思うから、
このベルトが今
私のところにあるの。
私より強い人は
いっぱいいるでしょうね。
でもね、
それだけじゃ
このベルトを獲ることは
出来ないんだよ。
それが仮に
佐々木大輔であったとしても。
このベルトの意味が
一番わかるのは
男色ディーノ。
よく覚えておいて下さい」
と“DDTの象徴”としての
自信を覗かせた。
残念ながら里村選手が
DDT両国大会の
メインに立つことは
叶いませんでしたが
ディーノのコメント、
入江のコメント、
佐々木大輔の
コメントを読んでいると
勝つべき人間が
勝ったのかなと
改めて思います。
10.21両国大会は
私も観戦に行く予定です。
里村選手に
大畠選手、
アンドレザ
・ジャイアントパンダと
DDTの両国大会らしい
なんでもてんこもり感
満載なところが
素晴らしいじゃないですか。
カードの追加発表も
楽しみです!

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