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映画 「ヘンゼル & グレーテル(原題 : Hansel and Gretel: Witch Hunters)」の感想

2015年06月24日 | 映画感想 ハ 行


先日、CSの映画専門チャンネルで『ヘンゼルとグレーテル』を放送していたので見てみました。この映画は、誰もが知っているグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の後日譚が描かれています。でも、映画の方は、激しいバイオレンスと凄惨な殺戮シーン満載でした。見る人によっては、マンガチックと言えるレベルかもしれませんが・・・。この映画は全米公開が2013年1月でしたが、魔女が相手とは言え、その凄惨な殺戮シーン満載がアダとなったのか???、何と!日本未公開でDVDスルーだったんですね!びっくり!

物語の最初は、よく知られているお伽噺の『ヘンゼルとグレーテル』の"お菓子の家"のエピソードが描かれていました。親に森の奥深くに置き去りにされた幼い兄と妹が、帰る道を探している内に、魔女の棲家とは知らずにお菓子の家に入ってしまう。そこで魔女に食べられそうになるが、兄と妹は二人で力を合わせて魔女をやっつける。そこから15年後、成長した兄妹の魔女ハンターとしての活躍を描いていました。

ストーリー的には、両親と二人の子供、そして置き去りにされて身寄りがなくなった後の二人きりの兄と妹との絆の描写も薄っぺらで心情的にも共感できるシーンもないし、・・・と言うか、淡々と魔女を殺しまくり過ぎて引いてしまう部分が多々あります 。 大人になった二人が、やたらと魔女を殴り倒すのは元より、火あぶりや、串刺しにしたり、首を切ったり、矢で射貫くと、容赦なくやりたい放題なのです。魔女の使いのトロールの最初の登場シーンも、グロいシーンが有って気持ち悪かったです。

物語後半のラスト辺りでの黒い魔女と白い魔女の対決シーンでは、「ヘンゼル!薄情過ぎるっ!」ってツッコミましたよ!ほんとにいろいろとツッコミどころ満載でした。でも、そう言うヘンゼルとグレイテルの冷淡さや、グロイシーンをなんとか我慢して見てみると (殆どの部分我慢していることになるけど・・・(*^_^*))、スピーディーな展開と (まぁ、大して話を膨らませられる素材ではないしね!(・・;) ) 、ヘンゼルとグレーテルが使っている武器が多種多様で、それぞれカッコよくて、お気軽B級映画と割り切って見たら面白く見れると思います。たまには、こう言うシンプルな娯楽映画も良いかも。

主演は、ヘンゼル役で「ハート・ロッカー」、「アベンジャーズ」、「ボーン・レガシー」など大作映画で主演のジェレミー・レナーさんと、グレーテル役の女優さんは、「テス」で主演されていたジェマ・アータートンさん。黒い魔女役で「X−Men」シリーズのジーン役のファムケ・ヤンセンさん。そして、ちょっと間抜けな悪役が多いピーター・ストーメアさんがヘンゼルとグレーテルを敵対視する保安官役で出演と、知った顔の俳優さんばかりだったので、上映時間も1時間半弱と短かったので飽きずに見れましたわ。

「ヘンゼル & グレーテル / 原題 : Hansel and Gretel: Witch Hunters 」予告編




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