「ナイトミュージアム」を観て来ました。
この映画はお手軽コメディ映画なので、終始リラックスして観れたのは良かったんですが・・・、正直言って、めちゃくちゃ面白かったと言う事も無かったです。所々笑えて普通に楽しめましたけどね。
「夜になると博物館の展示物が動き出して大騒ぎを起こし、朝日が上る前に元の展示物に戻る」と言う設定は、幼稚園児には、夢の有る楽しい展開なので受けそうですが、「オモチャのチャチャチャ」の”博物館バージョン”みたいなものですから・・・ストーリーの広がりもスケールもちっちゃいです!
「ナイトミュージアム」 (3月17日公開) 原 題≫「 Night at the Museum」 出 演≫ベン・スティラー / ロビン・ウィリアムズ / オーウェン・ウィルソン / パトリック・ギャラガー 内容≫1993年発表の絵本『The Night at the Museum』(ミラン・トレンク著)を原作としている。ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館を舞台に、そこで働く夜間警備員の男が体験する不可思議な現象を描いたコメディ。冴えない中年男のラリーは、何の仕事をしても長続きせず、現在は失業中だった。離婚した元妻と暮らしている息子のニックから、仕事を探すよう諭されたラリーは、職業斡旋所に行き、そこでニューヨークの自然史博物館での仕事を紹介され、博物館の新米夜警として働くことになるが・・・。 ミニゲーム≫公式サイトに有ります。 夜間限定ゲーム≫2/17~3/21までの期間限定でハンゲームの無料会員登録をすれば商品を貰えるオンラインゲームに参加できます。 先行上映≫3月10日と11日 ランキング≫全米興行成績3週連続首位獲得! 米Yahoo!ユーザー6段階平均評価「B」 米Yahoo!批評家6段階平均評価「C」 |
私がこの映画の「ナイトミュージアム」と言うタイトルから想像していたような、ワクワクするようなミステリアスな世界へはワープしませんでした。ほんとにただの夜の博物館でしたわ(苦笑)。それぞれの展示物の本当の世界へワープしてそこでそれぞれの問題を片付けて博物館に帰ってくるとか言うストーリー展開を想像していたので、ちょっと残念な内容でした。(勝手な思い込み厳禁!(笑))
それに物語の最初の部分は、語り尽くされた感の有るお決まりのストーリー展開でした。何をしてもダメな男が、妻に離婚され失業中。その別れた妻はお金持ちの成功者の男性と再婚して子供を引き取りリッチな生活で幸せに暮らしている。
一方の元夫は、離婚してより一層ダメダメ振りを発揮して、まともな仕事にさえ就けず元妻や子供にも愛想をつかされ気味。そこで一念発起して名誉挽回しようと頑張るが空回り!ほんとに、ここの所のシーンはいろんな映画で何回も観た様なシチュエーションなので眠かったです。
夜の博物館での恐竜のスケルトン模型や動物の剥製、ロウ人形などが次々に動き出して騒動を起こすシーンは、さすがに今のVFXなら何でも出来てしまうのを実感!恐竜はスケルトンなのに可愛さが有ってリアルでした。
主演俳優のベン・スティラーさんの映画は、私は「ミート・ザ・ペアレンツ」の1と2しか観てないのですが、コメディ俳優さんらしいですね。アメリカのコメディ映画って微妙なセリフの面白さが日本語に訳されると伝わり難いと思う。文化の違うコメディを字幕で日本語表現するには限界が有りますね。
それにアメリカの歴史認識も普通の日本人には分からない事も多いと思うから、博物館に展示されている歴史上の人物や史実に基づいたエピソードにもイマイチ乗れない!<emoji code="h264" /> そこが、私の中でこの映画が「普通に面白かった。」と、普通レベルで終ってしまう要因かもしれません。決して面白くなかった訳ではないのですが・・・もうひとひねり欲しかったと言う感じです。
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