大谷投手 ヤンキース戦で１回KO！でもチームに奇跡が！

【大谷翔平】がボロボロになった時。チームの仲間たちが黒星を消してくれた話


大谷投手が6月30日(日本時間7月1日)にニューヨークでのヤンキース戦に、1番・投手で先発出場を果たしました。エンゼルスファンのみならず、ヤンキースファン以外の野球ファンの期待を一身に浴びてマウンドに上がりましたが、1回から制球難で3者連続四球、連続タイムリーヒットなど2安打5四死球の4失点で1回持たずに降板してしまいました。急遽登板のリリーフに満塁の走者を託しての失意の降板劇！そして、リリーフが走者一掃のヒットを許してしまったために、大谷投手の自責点となりまさかの1回7失点と言う残念な結果となりました。

もう誰もがヤンキースの大勝利を確信した展開でした。今までのエンゼルスのリリーフ陣なら２回以降も傷口を広げるだろうと大敗を覚悟していたら、何と2回から7回までヤンキース打線を封じ込め、追加点は8回にソロホームランの1点を許しただけでした。ヒットは両チーム９本ずつですが、ホームランがエンゼルスの方が２ラン、ソロ、満塁弾で、ヤンキースがソロだけの差が出ましたね。

そして圧巻は、4対8の4点差で迎えた9回表のエンゼルスの攻撃。3人が四球を選んで満塁となりウォルシュが奇跡の満塁弾を放ち8対8の同点となりました！まだまだ奇跡は続き同点のまま2アウトから3点をもぎ取って11対8と逆転し、9回裏のヤンキース打線を０点に抑え奇跡の大逆転勝利でした。

奇跡って何回も書いてしまうくらいの奇跡ですよ！１回裏に大谷投手が７失点したかと思ったら、９回表に味方打線が奮起して７点取り返してくれて大谷投手の負けを消してくれた！その上に逆転まで！ヤンキースは天国から地獄へ真っ逆さま！しかし、９回表のヤンキース守護神のチャプマン投手の投球は、１回表の大谷投手を見ているようで、１回と９回の裏表に同じ７失点同士の不思議な光景でした！

◆翌日の７月１日（日本時間７月２日）にもエンゼルス対ヤンキースの試合が予定されていましたが、降雨予報のため中止となりました。しかし、試合開始前まで雨は降っていなかったようなので、ヤンキース、嫌な流れから逃げたのか！？