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2019年大リーグ ホームランダービー準決勝の動画

2021年06月25日 | YouTube 動画
Vlad Guerrero Jr. and Joc Pederson have EPIC round at Home Run Derby


この動画は、2019年のMLBホームランダービーのゲレーロJr.(ブルージェイズ)対ピーダーソン(ドジャース)の準決勝の映像です。何故に準決勝の映像を選んだのかと言うと、延長に延長を重ねて40本対39本で決着と言う死闘だったすごい対決だったから。持ち時間終了時点でホームラン数が同数の場合は1分間のタイブレークが追加され、それでも決着がつかない場合は、エンドレスで3スイングずつ打って決着をつけると言うルールです。この時は私はCS放送のスポーツ専門チャンネルで偶然見掛けてちょっとだけのつもりが、決勝の最後まで見てしまいました。

ホームランダービーは、選抜された8人の選手が二組ずつの対戦で勝ち上がって行くトーナメントなので、まずは一人1回4分間ホームランを打ち続け対戦者より1本でも多く打った方が準決勝、決勝へと進む。4分間の途中で1回だけタイムアウトして休めるけど、汗を拭いて一口飲み水を口に入れる位の時間しかない。当然の事ながらトーナメント方式なのでホームランの総合計数が一番多くても、決勝で相手より多く打たないと優勝できない。

この2019年のゲレーロJr.選手がまさにそれで、優勝者のアロンソ選手(メッツ)よりホームランの総合計数では圧倒的大差をつけていて優勝間違いなしと思っていました。でも準決勝で長~い延長戦を制して決勝に進んだので、さすがに決勝ではホームランの本数が減ってしまって22本で優勝できませんでした。彼でさえ準決勝、決勝と進む中で体力の消耗の激しさが分かりました。ちなみに優勝のアロンソ選手(メッツ)は賞金100万ドルを獲得しました。まさに桁違いの賞金額です。

今年2021年のホームランダービーにはゲレーロJr.選手は出ないそうです。ホームランキングのトップを走っていて三冠王も狙える成績なので体調を崩したくないと言う理由らしい。そのホームランキング争いをしている大谷選手はオールスターに多分選ばれるダントツの得票数を獲得しているけど、何とオールスター前日に行われるホームランダービーに出る事を発表しました!日本や海外のファンの間ではホームランダービー後の体調不良で成績悪化ジンクスを心配している人も多いです。でも、大谷選手もデメリットは十分わかっていての決断だろうから応援するしかない。

今現在、ゲレーロJr.選手と大谷選手はホームランキング争いだけではなく、ア・リーグMVP争いでもトップランクに名を連ねている。日本のプロ野球では優勝に貢献した選手がMVPに選ばれるけど、大リーグではMVPに選ばれるのは優勝チームとか関係ないらしい。エンゼルスはブルペン陣がお寒い状況に加えて主砲のトラウト選手が怪我で離脱中なので、大谷投手としての勝ち星が稼げないのが少しマイナス要因。でもバッターとしての大谷選手が体調不良や怪我なく、このままの調子でシーズンを終える事ができたら凄い事になりそうな予感。

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