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海外ドラマ 「Person of Interest」 第 21 話 「運命の日」の感想です。

2013年01月08日 | パーソン・オブ・インタ・・・
海外ドラマ 「Person of Interest」 第 21 話 「運命の日」のあらすじです。
◇第 21 話「運命の日」(原題:Many Happy Returns) ↓ストーリーはAXN公式サイトより転載させて頂きました。
マシンが番号を出さなかったとしてフィンチはリースに休暇を与えるが、実はマシンはカレン・ガーナーという女性の番号を弾き出していた。フィンチの真意とは…!?一方、カーターはFBIに協力して、“スーツの男”が関わったと思われる古い事件を調べ始める。



この回も4日(金)の一挙放送の吹き替え版で見ました。(早く字幕版が見たいです!)今回、マシンが弾き出したターゲットは、カレン・ガーナーと言う女性で、彼女はDV夫から逃げていて、複数の偽名を使い、常に尾行を気にしながら逃亡者の様な生活をしていた。このDV夫は連邦保安官で、妻に対して偽の軽微な犯罪記録を偽造して、指名手配犯として行方を追うと言う卑劣で執拗な男だった。実は、リースの元恋人のジェシカも、夫ピーターからDVを受けていて、その後の不幸な出来事もフィンチは知っていたので、今回のケースは、リースにとって冷静に対処できないだろうと考えた。

それで、リースには、まだマシンから番号は出ていないとウソを言って、この日はリースの誕生日だから休暇を取って好きな事をするようにと勧めて、小さな小箱を「プレゼントだ。」と言って手渡した。(原題の「Many Happy Returns!」と言うのは、「お誕生日おめでとうございます。」とか言う祝辞の常套句らしいですね。)リースは、何か変だと思いながらもプレゼントを受け取ってオフィスを後にした。そして、フィンチは、リースに内緒でカレンの件を処理するためにファスコ刑事にカレンの尾行を頼み、リース抜きで解決しようとした。しかし、リースは、フィンチの尾行が趣味みたいな事になっていますから、好きな事をしろと言われれば・・・、フィンチの尾行だったりするんですよね!(苦笑)それで、敢えなくカレンの件はリースにばれてしまいました!

一方、カーター刑事に、FBIの捜査官がリース逮捕に向けて合同捜査をしようと持ちかけて来た。FBIが以前に麻薬密輸組織の事件の時に、炎上した車からリースの指紋とDNAを採取していた。そのDNAが2011年に起こった未解決事件で、不動産業者のピーター・アーントが殺されたと思われる事件の現場で見つかったDNAと一致した。FBIは、ピーター・アーントが闇金からの多額の借金を回収不能に陥らせたために、投資家が差し向けた殺し屋に殺害されたと判断。その殺し屋が”謎のスーツの男”だと見当を付けていた。そして、そのピーター・アーントはリースの恋人だったジェシカの夫でした。今回は、ちょうどFBIとカーター刑事が捜査を始めたピーター殺人事件と、その事件当時のリースの過去がリンクしてフラッシュバックしていました。

その場面は2011年2月。
リースは、中国での任務でCIAに裏切られ謀殺されそうになりながらも、何とか逃げ切りアメリカに舞い戻ってきた。そして、すぐにもジェシカに逢うために、彼女が看護師として勤めている病院へ。しかし、受付の女性からジェシカが2カ月ほど前に交通事故で亡くなったと言う事を聞かされ、茫然自失のリース。信じられない気持で彼女の家へ行き何かを探ろうとしている時に、ジェシカとピーターのパーティーのビデオを見つける。ただただそのビデオを眺めていたその時、ある場面で彼女が夫に怯えている様子が映り、二人の間に何かが起こっていた事に気付いた。そこへピーターが帰宅し、リースは怒りを抑えきれず・・・、やってしまったのか!?そのシーンは、リースがピーターに向かって行く所で終わっていたので、ピーターの生死は分かりません。その後の警察の捜査では、被害者の死体は無かったけど、部屋には大量の血痕が残されていたらしいけど!?

ピーター・アーント殺人事件で現地で捜査をやり直していたカーター刑事は、その妻ジェシカの交通事故死に疑問を感じて調べ始める。そして、その当時のジェシカの検視報告書を見て、夫によるDVによる殺人事件だと確信する。この時に、回想シーンでジェシカの死が夫の暴力によるものだと分かります。私が、このドラマの始まりの方で想像していたジェシカの死の結末と違っていましたわ。CIA絡みでジョンが守り切れずに死んじゃったのかと想像していたんですけど、ベタな展開でした!そこでカーター刑事が、ジェシカとピーターとの夫婦仲を知る為にジェシカの母親の家を訪ねた時に、母親からジェシカの遺品を見せられた。その中から、ジェシカとリースが仲良く映っている写真を見付けた。この時、初めて二人の関係を知ったカーター刑事は、驚きと共にジョンの切ない気持を汲み取った複雑な表情をしてました。

フィンチは最初から、リースやジェシカ、ピーターとの一件を全て知っていたんですね。今回マシンが弾き出した番号を隠したのがリースにバレた時に、フィンチは、リースに「マシンを作っている頃に繰り返し出てくる番号が有った。大抵は女性だった。最初はマシンのミスだと思ったが、彼女たちは家族に命を脅かされているんだと気付いた。」と言っていましたから、多分、その番号がジェシカだったんでしょう。それで、今回のターゲットもDVを受けている可能性が高い女性だから、リースが怒りで暴走してしまわないか心配して隠したんでしょう!でも、大丈夫!ジェシカのDV夫も、今回のカレンのDV夫も、リースはある意味、合法的に始末を付けたみたいです。もしかしたら、第4話のあの女医さんが殺そうとしていたベントンも・・・かも!?

そう言えば、最初にリースがフィンチから貰ったプレゼントの小箱を開けてみると、カギが入っていましたわ。冒頭のシーンでは、このカギが何処のカギなのか分からなかったけど、ラスト近くで、タヌキおやじフィンチが「プレゼントに添えるはずだったが、うっかりしていた。」と言って、1枚の名刺をリースに渡しました。その名刺には、”ハロルド・レン”と言う名前と、UNIVERSAL HERITAGE INSURANCE と言う保険会社名が。その名刺の裏には”バクスター通り810”と言う住所が書かれていた。リースがその場所へ行き部屋に入ったけど、部屋の中は、ほぼ空っぽ。あの場所って、フィンチが表の顔でやっていた保険会社でしたか?それともネイサンの息子ウィルが遺品を片付けて引っ越し作業をしていた場所?あの時、意味ありげに”証拠品”って書かれた箱が映っていたけど、あれや、これって、ストーリー展開にどう言う関連が有るんでしょうか?単に、リースがフィンチの居場所を探っているのを知っていて、あの場所にはもう誰も居ないよ!と教えただけ?

ちぇっく昨日、AXNの公式サイトを覗いたら、先取り情報の欄に「Person of Interest」シーズン2が5月に始まるって書かれていましたわ!AXNでは1月5日にシーズン2の1話だけ先行放送が有りましたから、レギュラー放送が待ち遠しいです!


2012年10月10日 DVDがリリースされています。

【10月10日】
DVD Vol.1 1枚組(3話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.1-6 (Vol.1 のみ3話収録、ほか各巻2話収録)

【10月24日】
ブルーレイ コンプリート・ボックス 4枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD コンプリート・ボックス 11枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.7-11 (各巻2話収録)




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