MOVIE レビュー

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映画「007/ 慰めの報酬」の感想です。

2009年01月25日 | 映画感想 タ 行


007の主演がダニエル・クレイグになって初めて「007」を映画館で観ました。
それまでは「007」シリーズは敬遠していてTVでもしっかり観ていなかったのですが、
ダニエル・クレイグのボンドは一味違っていて面白かったです。
私の好きな映画「ボーン・・・・」シリーズに感じが似ていたからかも知れないけど!?(^_^;)
観てきたらまた感想をUPしますが、先に全米のランキングなどをUPしておきます!

ここから私の感想の追記です。!

観てきましたよ!前作の「カジノ・ロワイヤル」はシリーズ最高の累計興行収入を記録したらしいので、今度の新作は監督に抜擢されたマーク・フォースター監督も相当力が入ったと思います。その張り切りぶりがヒシヒシと伝わってくる映像で、陸、海、空、市街地と息つく暇を与えないほどの怒涛のアクションシーンの連続で見応えはありました。でも、もう途中でお腹いっぱいな感じがして、早々に「御馳走様!」って言う感じでした! アクションシーンが大好きな人には大満足なシーンがてんこ盛りで楽しめると思いますが・・・。

「チョコレート」や「ネバーランド」を撮ったマーク・フォースター監督にしては、ハートに響くドラマ性が抜けていた感じがしました。この映画は、前作の1時間後から始まったと言う設定らしいのですが・・・と言う事は、愛する人を失った直後のボンドの激しい怒りと悲しみが炸裂しているハズなのに、ボンドが余りにもストイックになりすぎていて、全編を通して無表情のままで感情を抑え過ぎていた気がします。キャッチコピーで「任務と個人的な復讐の間で葛藤するボンドの姿」とありますが、どこかで葛藤してるのが分かるシーンありました?

彼女の仇をとる為に本当の怒りを隠して任務に徹したと言うことなのかも知れないけど、ボンドにまるでカラーがなかったです。今、どう感じているのか!?とか、次、どうしたいのか!?とか、主人公の感情を追う事ができないと、感情移入ができません。だから、ボンドの行動が理解できなかったし、ただの冷徹な殺人者にしか見えなかった。それが狙いだったのか!?

それと、何より・・・この人誰!?って人や、場面、場面の繋がりが不明で、ストーリー全体を通して・・・何をやっていたのか理解不能のままアクションシーンだけが空回りしていた気がします。
クールなボンドもカッコ良かったですけど、こっちに思いが伝わり切れていなかった。

007
007
007
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「007/慰めの報酬」 (1月24日(土)公開)

上映時間≫ 1時間45分
製作年:製作国≫ 2008年11月 : イギリス/アメリカ
英題≫「 Quantum Of Solace 」
監督≫マーク・フォスター
出演≫ダニエル・クレイグ / オルガ・キュリレンコ / マチュー・アマルリック / ジュディ・デンチ / ジェフリー・ライト / 他

ストーリー≫シリーズ第22弾。前作のエンディングから続く本作では、任務と個人的な復讐の間で葛藤するボンドの姿を映し出す。愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。】(Yahoo! 映画より抜粋)

来日情報≫主演のダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、監督のマーク・フォスターらが12月01日、ジャパンプレミアのために来日。

ランキング≫全米興行成績は初登場1位
米Yahoo!ユーザー6段階平均評価 「 B 」(14967 ratings)
米Yahoo!批評家6段階平均評価 「B-」(14 reviews)



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コメント (4)
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