この映画は、ただ優れたシューズを開発した物語ではない。伝説のシューズを開発し、人々の人生や世界の景色を変え、歴史を動かした男たちの物語だ。身体の底から仕事への情熱がとめどもなくあふれ、勇気を与えてくれる渾身の一作である。
こんなプレビューに誘われ、ちょっと遠くまで観に行った。
いや〜面白かった。
マット・デイモンとベン・アフレック、どちらも好きな俳優さん。
携帯電話もなく、オフィスのパソコンが奥行きあるデカいのに懐かしさを感じる。
1980年代のシューズメーカーのNIKE。
上司と部下の感動の実話だそうです。
もちろんアメリカの話だけど、なんか日本のドラマ「陸王」みたいなのかな。
マット・デイモンが中年らしく太ってて、情熱だけは若者みたいにある役どころ。
一番はマイケル・ジョーダンの母親の交渉術。
息子を一番わかってるからこそ条件を出すのね。
ずいぶん前に買った原田マハさんの本。
フランスが舞台で、史実に基づいたフィクション。
若き日のゴッホのお話。
先日の「ひろしま美術館ピカソ展」でも、ゴッホの作品展示もあったというのりたまさんに先を越されたわ(笑)
リフォーム前後のバタバタで、なかなか読み進めることが出来ずにいた。
この原田マハさんの本、好きなゴッホの話なのに読めないもどかしさ。
元に戻ってやっと落ち着いてきたんで、ぼちぼち読もうと思っていたら…
どこに置いたかわからなくなった。
やっとこさ見つけ出したが、なんか忘れてるぞ!
最初から読まないと…。
それにしても、なかなか読めないのはハードカバーだからか。
手が怠くなってすぐ読むのをストップ。
文庫本に慣れすぎてる。
今日は寒いので出かけず、家のパンを焼く合間に読もう!
またまた原田ひ香さんの本
現代に生きる32歳のシングルマザーの目線で描かれている。
昭和生まれの母親、大正生まれの祖母。
この三代の女の生きざまの話。
家計簿は、祖母の書いた日記のようなもの。
戦時中の食糧難のことや、明治生まれの姑のことなど、ちょっとした走り書き的な事から、読んでいくうちに自分のルーツを知っていく。
段々と自分と繋がっていると感じてくる。
そして、自分と母親の関係も理解していく。
これを読んで思い出した事がある。
自分自身の母親も、やはりその育ち方に関係してる。
母親が家を追い出されて、明治生まれの父方の祖母に育てられたと聞いた。
それは、後妻であるいわゆる継母という人から聞いた。
私が中学2年の時、広島市へ引っ越したので訪ねてきた。
その継母さんはとても優しく、おばあちゃんってこんなんだと思ったのを憶えている。
本当の祖母は大阪に住んでいて、自分の産んだ子供の子供である私に会いたがってると聞いた。
手紙を預かってる、とその継母さんから渡された。
そうした経緯があったせいか、私に対して一般の母親らしさはないように感じて育った。
4年後に産まれた妹はそういう突き放す事はなく可愛がっていた。
いわゆる若い母親が育児のすべを知らなかったからだと思っていたが、なんか他所の母親とは違うと感じてた子供の頃。
歩み寄ろうとしても拒絶される。
結婚して孫が生まれてからは、何かと母親らしくしようとしていたと思う。
ちゃんと背景があったんだ、と母が亡くなって20年経ってわかった。