夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アクアマン/失われた王国』

2024年01月27日 | 映画(あ行)
『アクアマン/失われた王国』(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア,パトリック・ウィルソン,アンバー・ハード,ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世,
   ニコール・キッドマン,テムエラ・モリソン,ドルフ・ラングレン,ランドール・パーク他
声の出演:ジョン・リス=デイヴィス
 
メンバーズデーに寄ることができたので、せっかくだからとScreenXで観ました。
このスクリーンがあるのは109シネマズ箕面だけ。
端っこ好きの私が、このスクリーンで観るときだけは最後列のど真ん中に座る
 
前作の『アクアマン』(2018)はかなり楽しめたと記憶しています。
ハワイ生まれで先住民の血を引く彼、面白くてカッコイイです。
一回り年上の女優リサ・ボネットと結婚したときは、お相手があまりに地味すぎて(すみません)たまげたものですが、
そうですか、やっぱり離婚しましたか。って言うとさらに失礼ですね。ごめんなさい。
 
そんな彼の本作での妻役は、お騒がせ女優のアンバー・ハード
確かに美人だけど、ジョニー・デップとの結婚&離婚騒動のせいで、カネ目当ての女にしか見えん。(^^;
 
さてさて、監督は前作に引き続いてジェームズ・ワン
『ソウ』(2004)で大注目されてから20年経ちました。
『M3GAN/ミーガン』(2022)にも製作者として関わっています。相変わらず売れっ子。
 
海底の王国アトランティスの王となったアクアマンことアーサー。
母親はアトランティスの元女王アトランナ、父親は灯台守で人間のトム。
海底国ゼベルの王女メラと結婚し、息子を授かる。
公務に追われつつも子育てが楽しくてたまらない。
 
あるとき、南極で探査していた科学者シンが、氷河の下に眠る何かを発見。
駆けつけた海賊で傭兵のブラックマンタことデイビッドは、
落下した先で古代兵器“ブラック・トライデント”に触れる。
長い眠りから覚めたその兵器は、父親をアーサーに殺されたデイビッドに取り憑くと、
復讐させようとするとともに、呪われて失われた王国の封印を解こうとする。
 
このままではアトランティスと人間界、海も陸も危ないと、
アーサーは異父弟でアトランティスの元王オームのもとを訪ねる。
アーサーによって幽閉されていたオームは協力を拒んだものの脱獄。
世界を救うため、兄弟はブラックマンタのもとへと向かうのだが……。
 
なんでしょうかね。前作の魅力には敵わない気がします。
オーム役のパトリック・ウィルソンのツルっとした顔があまり得意でないからなのか。
兄弟のやりとりは軽妙でそれなりに面白いのですけれど。
 
とにかくすべてが吹っ飛ぶくらい衝撃的で駄目だった理由があります。
地上食を食わず嫌いのオームに、アーサーがゴ○○リを勧めるんだもの。
エビの食感に似ていると聞いたことはあっても、エビ好きなのにやめてほしい。
そのシーンだけでゲーッとなっていたのに、ラストにもう一度そのシーンが。
チーズバーガーにパクつくオームがテーブルの上を走るゴ○○リを捕まえて、
ハンバーガーの間に挟んで食し、満足げな顔。勘弁してほしい(泣)。
 
もうこのシーンだけで頭の中がいっぱいで。は~っ。

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