夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』【先行上映】をScreenXにて。

2023年07月20日 | 映画(ま行)
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(原題:Mission: Impossible: Dead Reckoning Part One)
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ,ヴィング・レイムス,サイモン・ペッグ,レベッカ・ファーガソン,ヴァネッサ・カービー,
   ヘイリー・アトウェル,ポム・クレメンティエフ,イーサイ・モラレス,ヘンリー・ツェーニー他
 
実はこの前日だった連休最終日にTOHOシネマズ西宮の先行上映も予約していました。
ジャパンプレミア、舞台挨拶中継付きのIMAX上映で3,700円也。
高っ!と思ったけれど、舞台挨拶が見られるならば。
トム・クルーズを見たいのはもちろんのことだけど、私はサイモン・ペッグが見たくて。
ところが全米映画俳優組合のストライキにより、ジャパンプレミアは中止に。
TOHOシネマズ西宮から「キャンセル希望の場合は劇場まで電話ください」とのメールが来ました。
 
翌日の109シネマズ箕面での先行上映も予約していた私は、
さすがに両方行かなくてもええんじゃないのと思い、TOHOシネマズ西宮に電話したのですが、
「このたびは申し訳ございません」と懇切丁寧に謝られたうえに、
「入場記念品をご用意しているのですが、それでもキャンセルされますか」というようなことを言われる。
どうせ記念品をもらってもメルカリやっている人に進呈するから要らん。
でも言われるとなんとなくキャンセルするのがもったいないと思ってしまう人の性(さが)(笑)。
 
誰か行く人いないかしらと探したら希望者がいたので、私は西宮に行くのを取りやめ。
その日は梅田で映画のハシゴをして(順番を入れ替えて後日UPします)、
一昨日109シネマズ箕面にて先行上映を鑑賞しました。
 
単なる先行上映じゃないんです。明日7月21日から本格的に導入される“ScreenX”による上映。
ScreenXって何よと思ったら、前方のスクリーンのみならず、両サイドもスクリーン。
3面270度ワイドビューシアターなんです。
日本では導入済みの劇場がすでに十数箇所ありますが、これは最新スペック版。
日本初のスクリーンが、私の家から最も近い箕面の劇場に登場するなんて。(^O^)
 
上映開始前、スーツ姿の人がいっぱいいて物々しい雰囲気。
これは“ミッション:インポッシブル”シリーズ最新作だからなのか、それともScreenXでの上映だからなのか。
「皆様が日本で初めてご覧になるお客様となります」との挨拶にちょっとした優越感(笑)。
 
さて、シリーズ第7弾ということですけれど、5年に1本ほどだと前回の話は確実に忘れています。
私も通り一遍しか観ていないから、登場人物のことを全然覚えていません。
ベンジー役のサイモン・ペッグのことは当然覚えていますが、
ルーサー役のヴィング・レイムスって前から出てましたぁ? ごめんね、覚えていなくて。
んで、私の好きなベン・ウィショーはどこへ行ったんだと思っていたら、それは“007”シリーズのほうだった。すんません。
 
IMF(Impossible Mission Force=不可能作戦部隊)のエージェント、イーサンは、
上司キトリッジから、世界を脅かすやもしれぬ鍵の行方を突き止めて入手するよう命じられる。
 
鍵は2つあり、うち1つは元MI6のエージェント、イルサが持っているという。
イルサと再会したイーサンは、彼女の身を守るため、彼女が死んだことにする。
 
もう1つの鍵の売買がおこなわれることを知ったイーサンとベンジー、ルーサーは空港に張り込むが、
鍵の持ち主から掏摸を働いた女性がいた。
彼女はグレースと言い、何者かに雇われて鍵を盗んだらしい。
 
グレースを追いかけるイーサンだったが、彼自身も複数の敵から追われ……。
 
登場人物多すぎて、誰がどこの組織に属しているんだか、全然わかりません。
ただし、こうして書いてみるとわからないだけで、観ている間はわかった気分になれます。
 
それでも「それ」と呼ばれるこの鍵がいったい何なのかはよくわからん。
「それ」を持てば、人間を意のままに操れることはわかるけど。
結局AI(人工知能)まかせにすると怖いよというところに行き着くしかない私。(^^;
 
話について行っていないのはさておき、凄いっす、ScreenX。
始終3面にモノが映っているわけではなくて、アクションシーンや壮大な光景や、
奥行きを感じられるとより面白いシーンでしっかり3面。
 
女性陣は善人も悪人も含めてみんな魅力的。
いつも美しいレベッカ・ファーガソン演じるイルサが死んでしまったのは残念。
グレース役のヘイリー・アトウェルは今までちょっとオバサンくさいと思っていましたが綺麗です。
女ボス役のイメージはなかったヴァネッサ・カービーは意外に似合っているし、
最強の殺し屋に思えたパリス役のポム・クレメンティエフは、見たことあるけど誰だっけと思ったら、
“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”シリーズのマンティス役ではないですか。ほーっ。
 
トム・クルーズも健在だけど、やっぱり『トップガン マーヴェリック』のときよりは歳を取った顔。
ストライキが続いて続編の撮影が遅れたら、もっと歳を取ってしまう。
早期にストが解決して(だけど負けるな、俳優陣)、もとの世界が戻ってきますように。
続編を待つ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ランガスタラム』 | トップ | 32回目と33回目の『トップガ... »

映画(ま行)」カテゴリの最新記事