夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

〈非映画ネタ〉オービス、光らせました。(その1)

2011年01月27日 | ほぼ非映画(オービス)
日頃、占いはまったく気にしないのですが、
先月初めにたまたまめくったタウン誌に、2011年の星占いが。
何気なく自分の星座をチェックしてみると、「最悪」の文字。
いつもなら翌月限りの予想なのに、
なんで翌年1年分を最悪と予想されたときだけ見てしまったのか。(T_T)

そして、まだ2011年の来ていない12月の某日の夜。
日常的に利用している国道423号(通称=新御(しんみ))、
北行きの千里中央付近にて。
稼動しているとは夢にも思わなかった速度違反自動監視装置、
いわゆるオービスが赤くボワ~ン。

え、今の、光った?マ~ジ~で~?
しょっちゅう通ってるのに、光ったことないやん。
けど、光ったような気がする。
メーターに目をやると、110km/h。がびちょーん。

帰宅しても気になって眠れず、PCの前へ。
一晩でオービスにかな~り詳しくなりました。
オービスは「おまえだ~!」と言わんばかりに光ると聞いていましたが、
どうやら新御のオービスはHシステムなるもので、
ごくごく控えめに点灯なさるのだそうです。

しかも、デジカメで撮影されているので、データは即伝送。
早ければ3日ぐらいで通知が届くんだそうな。
オービスは一発免停になる速度でしか光りませんから、
光らせるともれなく残念なことに。

それから3日。来ない。
1週間経っても、来ない。
2週間経過しても、まだ来ない。
ひょっとしたら気のせいだったかも。やっほー。(^O^)

ところが、クリスマスの日のこと。
郵便受けを開けて嫌~な予感。
来ましたがな。豊中警察署から茶色の封筒が。
「お尋ねしたいことがあります」との出頭要請。

来てしまったものは仕方がありませぬ。
こうなると次の不安は、超過速度は50km/h未満なのか以上なのか。
私の免停、30日?60日?

指定の日に、行ってまいりました。豊中警察署へ。
知らんかった。オービス課なるものまでちゃんとあるなんて。
しかもものすごく奥にある。
途中迷って、若いおまわりさんとおぼしき人に尋ねたら、
懇切丁寧にオービス課への行き方を教えてくれました。

到着すると、狭い部屋に事務机。
ビビらなくても、明るく応対してくれます。
「スピード違反の記憶ある?」
「はい。」
「光ったのわかった?」
「はい。」
「ちょっと出過ぎちゃったかな~って感じ?」
「はい。」
言い訳することは何もございません。

97km/hで37km/h超過。
不幸中の幸いです。よかったぁ。

『キック・アス』

2011年01月21日 | 映画(か行)
『キック・アス』(原題:Kick-Ass)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン,クリストファー・ミンツ=プラッセ,マーク・ストロング,
   クロエ・グレース・モレッツ,ニコラス・ケイジ他

上映開始の1時間半前にチケットを買いに行ったら、残席わずか。
ミニシアターといえども、立ち見まで出た映画を久しぶりに観ました。
笑いが伝播する劇場は心地良し。

同名コミックと映画脚本の執筆がほぼ同時期におこなわれ、
バイオレンス描写やキャラクター設定に大手製作会社は文句をぶつくさ。
結局、監督が奔走して自ら製作費を調達。
話に乗った人物として、ブラッド・ピットも製作者に名を連ねています。

見た目冴えない、勉強できない、運動も駄目な男子高校生デイヴ。
アメコミ好きのオタクである彼は、
ネットでスーパーヒーローのコスチュームを購入すると、
それを着用して街をパトロールしようと思い立つ。

早速、車上荒らし中のチンピラを発見して腰が引けるが、
勇気を振り絞って闘いを挑んだところ、ボコボコにされて重傷を負う。
意識が朦朧とするなか、駆けつけた救急隊員に、
コスプレのことは誰にも言わないでほしいと頼んだものだから、
路上で襲われて素っ裸で倒れていたらしいと噂され、ゲイ疑惑にまで発展。

治療のために体中に金属を埋め込まれたデイヴは、そのおかげで痛みに鈍感に。
退院後も“キック・アス”と名乗ってコスプレで街へ出かけるようになる。
ある日、危険を冒して喧嘩の仲裁に入る姿がYouTubeで中継され、
正体不明のスーパーヒーローとして一躍有名人に。

一方、ゲイの噂を信じた憧れの同級生ケイティが、
デイヴには女性への下心なしと判断して、親しげに話しかけてくる。
ケイティが地元マフィアの下っ端とトラブっていることを知ったデイヴは
その巣窟に単身乗り込み、危うく殺されそうに。
そこへ現れたのが“ヒット・ガール”と名乗る少女で……。

わずか11歳の凄腕の殺し屋が、一切の躊躇を見せずに、
バッタバッタと見事なまでに人を殺してゆく姿が物議を醸しています。
確かに、これってOK?と思いつつも、いや~、面白すぎ。

“ヒット・ガール”を育て上げた“ビッグ・ダディ”役、
ニコラス・ケイジがいつもの情けない顔で大笑いさせてくれて最高。

ぶっ飛びのアクション映画でありながら、スプラッタばりの殺人シーンあり、
青春恋愛ドラマの要素あり、童貞トークあり、
親子の絆に泣かされる、前代未聞の快作なのでした。

『最後の忠臣蔵』

2011年01月18日 | 映画(さ行)
『最後の忠臣蔵』
監督:杉田成道
出演:役所広司,佐藤浩市,桜庭ななみ,山本耕史,風吹ジュン,
   田中邦衛,伊武雅刀,笈田ヨシ,安田成美,片岡仁左衛門他

時代劇は苦手だと言いながら、
昨秋から順次公開されている「サムライ・シネマキャンペーン」5作品のうち、
3作品(ほかにはこれこれ)を劇場にて鑑賞したことになります。

元禄赤穂事件、いわゆる忠臣蔵の後日談として描かれた、
池宮彰一郎による同名小説の映画化です。

お恥ずかしながら、私は忠臣蔵についてほとんど知らず、予習してから鑑賞。
復習しがてらサクッとご説明しておきますと……。

元禄赤穂事件とは、赤穂藩主浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけた事件の後、
その裁きを不服とする大石内蔵助以下47名の赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、
亡き藩主の仇討ちを成し遂げた事件のこと。
その討ち入りの前後に姿を消したのが本作の主人公、瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門。

討ち入りにビビってトンズラしたという不名誉な噂もあれば、
内蔵助の密命を受けており、それを果たすための逐電であったとの話もあり、
真相はわからないままだそうです。

ものすごく前置きが長くなりましたが、
そのわからない真相の部分についての壮大なフィクションが本作です。

討ち入りの16年後。
内蔵助の密命により、47人の中で唯一生き延びた男、寺坂吉右衛門は、
赤穂浪士の遺族を援助するために全国を渡り歩き、
ようやくすべての遺族との面会を終える。

浪士の17回忌がおこなわれる予定の京に着いた吉右衛門は、
討ち入り前夜に逐電したかつての友、瀬尾孫左衛門を見かける。
主君のためならば命も惜しまない孫左衛門があの夜に逃げたとは信じがたく、
何か理由があったにちがいないと吉右衛門は強く思い続けてきた。
後を追って問いただすが、孫左衛門は決して語ろうとせず……。

フィクションはこうでなくっちゃと思いました。
こうあってほしいと思わせる嘘。
「武士道」に泣かされて、鼻じゅるじゅる。
役所広司と佐藤浩市の表情による演技が素晴らしいです。
孫左衛門が育てた娘、可音の嫁入り道中の場面は
しつこいかなと思うぐらい、あちらからもこちらからもなのですが(笑)、
それでもやっぱり泣かされますねぇ。

私と同じく時代劇はちょっととお思いの方にも断然オススメします。
大石内蔵助にも俄然興味が湧きました。

「生き尽くす。その使命を、その大切な人を、守るために」。
キャッチコピーどおり。シビレます。

フーターズ!!〈『アンストッパブル』追記〉

2011年01月15日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
そうそう、本作にも“HOOTERS(フーターズ)”が登場します。
フランクが「娘2人はフーターズでウェイトレスをしている」と話すと、
ウィルは少し恥ずかしそうに「僕もフーターズのファンだよ」。

映画をご覧になってもその会話にピンと来なかったという、
“HOOTERS”をご存じでない方はこちらをどうぞ。

こちら(その1)。
こちら(その2)。

もちろん、本作ではあのユニフォーム姿を拝めます。

昨年の秋、ついに日本にも上陸。
赤坂見附に“HOOTERS TOKYO”がオープンしたそうな。
と思ったら、“HOOTERS TOKYO”のHPでは
『アンストッパブル』のこともしっかり紹介されていました。

“HOOTERS TOKYO”の求人案内には、
「モデル・タレントを目指している方、大歓迎」と記載されています。
条件として記載はされていないけれど、
当然のことながら、東京店のウェイトレスも全員巨乳なんでしょうねぇ。

『アンストッパブル』

2011年01月14日 | 映画(あ行)
『アンストッパブル』(原題:Unstoppable)
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン,クリス・パイン,ロザリオ・ドーソン,
   イーサン・サプリー,ケヴィン・ダン他

先週末より公開中。

ちょうど本作の公開日からの1週間は、
私にとって、ちょっと大げさながら怒濤の日々でした。
まずは顔を含む全身に謎の蕁麻疹発生、警察署への出頭、伯母の葬儀。
へろへろ状態のこんなときには、直球勝負の本作が合います。

ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。
列車の組成や入替をおこなうベテラン機関士フランクと
初めてコンビを組むことになった新米車掌ウィル。

ふたりとも私生活にそれぞれ深刻な問題を抱えており、
すっきりした気分で仕事に臨むというわけにはいかず、
とげとげしい言葉を交わしながら旧式機関車1206号に乗り込む。

その頃、同州ウィルキンスのフラー操車場では、
運転士がブレーキ操作をミスしたことから、
最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。

39両編成で全長約800メートルの777号はみるみる速度を上げてゆく。
やがて、777号には危険な化学物質と燃料が大量に積まれていることが判明。
先に待ち受ける急カーブでもしも脱線転覆すれば、
大惨事に発展し、町ごと壊滅することは間違いない。

鉄道会社の幹部らが講じるあらゆる手段が失敗に終わり、
777号に向かって走っていた1206号に乗るフランクとウィルは、
命を賭けて777号を止める覚悟を決めるのだが……。

実話が基だとは驚きです。
列車が暴走するだけの話ではありますが、このシンプルさが最高。
「痛快」という言葉がピッタリです。
『トップガン』(1986)が大当たりしたものの、
兄ちゃんのリドリーにはやっぱり敵わんのかなぁと思っていましたが、
やはり弟のトニーも魅せてくれるなぁと嬉しくなりました。

命運を託された状況の中、
1206号の運転席のフランクとウィルの会話に垣間見える人生のドラマ。
まったくソリの合わなかったふたりがお互いを信頼することで乗り切る危機。
映画を観ていても拍手喝采を贈りたくなりました。
デンゼル・ワシントンは相変わらず渋いし、
ちょっと苦手かもと思っていたクリス・パインも格好良し。
現場を仕切る女性職員コニー役のロザリオ・ドーソンは惚れてしまいそうに男前。

フランクが考えた列車を止める方法は、作品のHP等にも書かれていますが、
知らずに観るほうがおもしろいと思います。

余分なものなし、スッキリの99分。