さよならなんて云えないよ

2009年06月28日 | Soul/R&B
さみしいなぁ。
最近好きなミュージシャンの訃報が続いてる。

金曜の朝に友達からのメールで知って、なんとも言えないやるせない気持ちで1日過ごしました。会社でも音楽云々ってより、ゴシップ関係からの話題しか出なかったから、それも寂しかったです・・・。

リアルタイムは『BAD』からだけど、"Thriller" は話題になっていたのでプロモーション・ビデオが解禁になった時、初めて確かNHKで見ました。まだ小学生だったので、マジ恐くてヤバかったです。目を開けて見てられなかった。今見てもコワい。コワ面白い。いや、コワ面白カッコイイ、だ!
ハリウッド(『狼男アメリカン』や『トワイライトゾーン』』のジョン・ランディス監督!)バリバリ感とドメジャーな音楽が合わさって、なんだかすごいもん見ちゃったなぁって放心状態になったことを覚えています。

次の ”BAD” (スコセッシ!)の頃はもう中学生(もう中)。MTVでもイヤっちゅう程プロモを目にしていた(どれくらいかと言うとマイケルの後ろで踊ってる人の顔、今見ても覚えがあるくらい!)、コレは大好きでした。かっこよかったー。なんか黒いピタッ、テカッてした服や靴に鋲とかいっぱいついてるんですよね。そして「フォーー!」言うてビシッと決めるの。



音楽的にはジャクソン5や『Off The Wall』や『Thriller』の方が面白いのだろうとは思うのですが、マイ・ファースト・マイケルがこの 『BAD』だったもので、贔屓しているアルバムです。
収録曲では”Bad”、”The Way You Make Me Feel” 、"Man In The Mirror"、”I Just Can't Stop Loving You” などクラッシックでイイですが、”Leave Me Alone” に心の叫びが聞こえるようで、切ないけど好きな曲です。あと ”Smooth Criminal” もいいなぁ。マイケルっぽさ全開で超カッコイイ。好きだなぁ。捨て曲が結局ないのですよね。


音楽だけでもそうだけど、プロモーション・ビデオを見れば即伝わる、有無を言わさぬかっこよさ。
(キレのいいダンス、神懸かったムーン・ウォーク!)
希代のエンターテイナー。真のスーパースター。あなたみたいな人はもう出ないでしょうね。時代的に何でもどんどん細分化されていってるし。
いなくなって改めて偉大さを感じています。そのことについてはいつも自分のことがバカみたく思えてきます。そしてこれからこうやって好きだった人をどんどん見送っていく立場に置かれているのだなぁ、やれやれと、やるせない気持ちにもなったりします。

あなたがいなくなってさみしいです。
あなたのヒストリー、生い立ちや裁判になった事件のことなど考えると、色々考えさせられるし暗い気持ちになってしまったりもするけれど。
でも音楽は、あなたのこのトビキリのエンターテインメントは、いつまでも人々の心に光り輝いて明かりを灯し続けるでしょう。
世界はマイケル・ジャクソンを手にして、明るく楽しくなれましたよ。
ホンマありがとう、マイケル!!
おつかれさま。



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8 コメント

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Don't Stop 'Til You Get Enough (ワインセラピスト)
2009-06-29 02:24:17
■そっか、マイファーストまいこーが
 『Off The Wall』だから、マイベストなのかも。
 ゴシップなんて、所詮戯言。
 彼の作品がすべてです。
 さみしいね。
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もう中 (デフレおじさん)
2009-06-29 06:34:35
おはようございます

モスコさんが「もう中学生」だった頃、デフレ親父は「もう中年」だったのだ。
MTVの80'sが姿を見せ、スリラーもムーンウォークも眺めた。
ここから出発する若いコがいるんだ と複雑なキモチだった。
その複雑なキモチが整理できないまま彼の姿を見ることはスキャンダルばかりになってゆき、これは残念なことだった。
90'sの真っ白なハコ空間で歌うスローバラードが好きだったが、タイトルが思い出せない。
今回も流されることはなく、古い映像ばかり…。

メディアで沢山のコメントを拝聴した。感心したものも、的はずれなものもあった。
自分のキモチは今回も整理できないまま、逝ってしまった。また、取り残された感が残る。

いいファンではなかった 申し訳なきキモチ
ご冥福をお祈りします。
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>ワインセラピストさん (モスコ)
2009-06-29 23:24:32
そうそう。やっぱこの人常に衝撃的だから、初めて出逢った時が、その人その人のベストマイコーになり得るのかもしれませんね。90年代以降は知らないんだけど。

さっきスマスマに出てたときの見てたら泣けてきちゃいました。
やさしいんだもん、マイケル。

なーんか、フンットに、さみしいわぁ・・・。

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>デフレおじさん (モスコ)
2009-06-29 23:33:01
人の人生には「もう中」と呼べる時期が2回あるのだと知りました(笑)
私もただいま2回目の「もう中」に立派に突入しております(苦笑)

おじさん、80’sマイケル、ダメでしたか。
ジャクソン5はいかがですか?お好きなんでしたっけ?

とにもかくにも、いなくなってから自分の中にポカンと穴まで開いたように感じてしまって。私ゃこんなに好きだったのかい?て思うほど、さみしくてかなしくてやりきれない想いが続いております。
それが時代のスーパースターだったということなのかな。

今、聴けば聴くほど、踊りを見れば見るほど、「天才」だったんだなぁと思います。
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I Want You Back ! (moondreams)
2009-06-30 21:52:59
12歳にして天性の偉大なソウル・シンガーだったマイケル(ジャクソン5時代)。ソロになり更に進化して誰も手の届かない彼方まで行ってしまったスーパースターのマイケル・・・誰も止められない、止まらない。・・・MJひとりぼっち。

(特にロック系多し)スーパースター、カリスマといわれる人は、なんで早く逝ってしまうのか・・・それを(悪い標本を)美化する風潮をやめてくれよ!

長生きの秘訣をミックやキース、B・ウィルソンやP・マッカートニーからなぜ教わらなかったんだいMJ(なぜユリ・ゲラーやオズモンズなんかのポンコツ芸人がしゃしゃりでるんだ)。
僕も一言「おつかれさま。」といえばよかったのに。ごめんね、殴り書きで モスコさん。
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Never Can Say Goodbye (kura_mo)
2009-06-30 21:55:51
同世代!
ってことでワタクシも「Bad」メチャメチャ思い出深いアルバムですね。当時はカセットテープにダビングして何十回も聴きました。
個人的にはとんねるずのパロディも大好きでしたね(とんねるずかウガンダかって所も世代的に違ってて面白いと思います)

最近は80sナイト他、俺のDJでマイケルがかからなかったことはないってくらいお世話になってましたから、ちょっと驚きましたね。。

でもなんか悲壮感を感じさせない所がなにもかも超越しちゃってるような気も。最後まで伝説って人でしたね。

改めて聴いてみるとクインシー・ジョーンズのサウンドプロダクションに圧倒させられますね。「Bad」でのオルガンの使い方とか超クール!

Forever Micheal!
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>moondreamsさん (モスコ)
2009-06-30 23:01:56
moondreamsさんの気持ちが伝わってきて切ないです。

だってmoondreamsさん、私なんかよりずっとずっとマイケルのことお好きなんだもん!

でね、私もブライアンとよく比較して考えてます。
心を支配され操作されていた時のウィルソンもそうだし、お金目当てのよくない取り巻きに囲まれてたっていう点ではもう一人のブライアン、ブライアン・ジョーンズにも似てるんですよね。

なんかね、ホントにいい友達が1人でもいたらね、違ってたかなぁなんて考え出したら・・・。
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>kura_moさん (モスコ)
2009-06-30 23:07:22
ホント?私、悲壮感バリバリ感じちゃってます。
アーティストとしてはホント偉大で、伝説とも言えるけども、1人の人間として考えた時にあまりに不憫というか・・・。
もっと幸せになれたハズなのに、マイケル・・・。
って大きなお世話なんだろけど。

とんねるずの私も今回久々見て笑いました。
タカさんのライオネル・リッチーが効いてんですよね(笑)

"Bad" のオルガンの使い方、今度意識して聴いてみますね。
で、やっぱ”Bad”ですよね♪うれしい。


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