『The Fifth Avenue Band』 (1969)

2006年05月06日 | 60's
みなさん、黄金の1週間、いかがお過ごしですか。
私は昨日、ダンナのお父さん、お母さん達と山登りをしてきて、今日は一日へばっておりました。このメンツだと一番ヘタレは私なんですよね~。一番若いのに。情けない。みんな普段からよく山も登るし、よく歩く人たちなので、へっちゃらのようでした。実は再来週もこのメンツ+ウチの親で、またまた山登りが待っています。ハイキングなどには良い季節になってきましたからね~。親たちに引っ張られる形で、心身共に良いことさせてもらっているというカンジです。お母さんたちとお話しながら一緒に歩くのめっちゃ楽しかったし、森林浴も出来て、何とも壮快でした。途中見つけたシジュウカラ(姿が可愛い)とフンコロガシ(色がスゴくキレイ)がナイス!でした。

で、今日はダンナは友人たちと出かけるし、私はのーんびりウチでゆっくり音楽を聴こう!と思い、何故か真っ先にこのフィフス・アベニュー・バンドのアルバムのジャケットが思い浮かびました。
ボブたん台風は、私の中で相変わらず暴れ続けていますが、聴きすぎると別のものを聴きたくなっちゃいますよね。
本能的にこんな爽やか~な音を欲していたようです。


多分メンバーやスタッフなんかも音楽的な要人を擁するバンドだとは思うんですが、全然くわしくないです。
まぁ、このバンドのメンバーであるピーター・ゴールウェイのソロや、オハイオ・ノックス、ハウディ・ムーン辺りの関連バンドなんかは是非是非、いや絶対聴きたいと思っていますが。

いや、もうただただこの音を聴いていたいわけです。むずかしいことはなんにもかんがえたくないわけです。
洗練されたN.Y.版ザ・バンドとでも申しますか、進化したホワイト・ドゥ・ワップとでも形容しましょうか。

“One Way To Another“、“NIce Folks“辺りの曲が、この人たちの売りといいますか、このウキウキとしたアッパー感やグルーヴィさがクセになってしまうような、確かな演奏と見事なコーラス。とっても魅力です。
けれど、私はよりドタドタした土臭い香りのする“Fast Freight“や、爽やかな風のように控えめでジェントルな“Country Time Rhymes“ なんかがすこぶる好きです。

しっかし、なんでこんな荒れた画像しかないんだ!?アナログですね、コレ。CD化は未だ日本だけなのかなぁ。
このジャケット、大好きです。憧れです、こーゆうの。
気の合う仲間たちが、どこからともなく、いつものように現れてきては、一緒に過ごす。
この男たちの「仲間」感がステキです。
しかもお店?ホテル?かなんかの軒先ってゆうのが重要!俺らのスポット的な場所が必須ですから「仲間」たちには。
きっとお気に入りの店なんでしょう、みんなの。ツケなんかも効いちゃうんでしょうね。
で、で、店の小うるさいオヤジも「しゃーねーな、お前らは。もー、出世払いでいいや!」なんて。

・・・。

今朝、この音楽を聴きたいと思い、結局聴けたのは今日も終わる頃になってしまいました。
別に忙しくしていたわけでも、一日寝ていたわけでもないのですが、なんだか今日はボゥっとしててダメだったな。
心をサラッと洗い流すために、リピート再生中です。
春らしいし、それよりもっと初夏っぽいかも。
爽やかな休日の朝なんかには、よりピッタリのアルバムかもしれません。