ふぅーっ。なんで、ビーチ・ボーイズって、こんなに切ないんでしょうね。
最近zumaさんとこと、moondreamsさんとこでビーチ・ボーイズのことが取り上げられているのを読んだのがキッカケで、ビーチ・ボーイズをまたよく聴いておりました。
(とらじろうさんとこはいつでも素敵なビーチ・ボーイズ祭り!)
特にカールを聴きたくて、中期~後期を中心に。
で、今日はこれのDVDを見てたんです。
ビーチ・ボーイズ、1980年6月21日、イギリスはネブワースのフェスでのライブ。
時期で言ったら『Keepin' The Summer Alive』発表後と、イマイチ、ピンと来づらい時期ですが、なんのなんの。メンバー各人絶好調で、意外と(?)見応えタップリ、ファンなら泣き所満載の、ええ~ライブなんですよね~。
なんてったって、オリジナル・メンバー5人+ブルース・ジョンストンという黄金メンバーが揃う最後のライブ。
調子悪い時期ながらもブライアン、まだマシな方で、ちょこちょこ唄ってるし。
デニスも声は出ないながらもドラムはしっかり叩いているし、めちゃゴキゲンさんなのが微笑ましいし(だからか余計に胸にくるものもありますけど)。
ライブ会場もビーチ・ボーイズをこよなく愛するイギリスってことで、かなり気合いが入っているし、ステージの上も下もノリノリで気持ちいいです。
イントロ(とアウトロ)がまず、“Good Timin'“ (ライブに非ず)なんですよね。
ブログ・タイトルにしている曲です。これだけで個人的にはつかみはばっちりw
現行のDVD及びCDは『Good Timin: Live at Knebworth, England 1980』というようにタイトルにもGood Timin'と付いているようですね♪
で、肝心のライブ。まースゴイの。みんなイイけど特にカールとアル。
“God Only Knows“ 。
カールのヴォーカルがこの世のものとは思えない美しさ。
こんな言葉が陳腐に響かなければいいんだけど。
だってホントに何かを超越したようなんだもの、カールがこの唄を唄う時はいつでも。
で、出たぜ!待ってました!の “Darlin'“ 。
カールはこのライブの時の “Darlin'“ がどの “Darlin'“ よりもスゴイだなんていう定評があるみたいですが、うん、ホントイイです。テンポも早いし、こぶしも廻しまくりで、ホントかっこいいんだよなー。カールの好きなR&Bやソウル・レビュー風な味わいのある仕上がりです。
カール自作で当時新曲ホヤホヤの “Keepin' The Summer Alive“ もすんごい力の入れようで、これまたかっこいいです。
当時33才のカール。若いし、俺引っ張るし、みたいな気合いや意気込みがヴォーカルにも演奏にも見てとれて、何ともいいんだよなー。グッとくる。
ブライアンも心なしかちょい笑顔でピアノ弾いてるし(ノッてきたのか?)。
もうここまでノッてるカールと、まとまってるビーチボーイズを見れるなら、曲がどういうのとかはもうどうでもよくて、ただただ見てて幸せな気持ちになります。
個人的にはトム・クルーズなんかよりこの時のカールの方がオットコマエ!誰が何と言おうと!
特に目がすごくキレイですね。優しくてキレイな目です。
髪を風になびかせ、くまヒゲで、ぽちゃぽちゃで。
まぁ存在自体が天使ですよね。少なくとも私の中ではそうです。
永遠の末っ子。
で、アルもガンバッチョル。
メドレーの“Cotton Fields ~ Heroes And Villains“ (!!)。
アルのよく伸びるまっすぐな声で、気持ち良さそうに唄われるのが心地良いし、“Heroes And Villains“ のコーラス・パートもレコード再現率が非常に高く、かつラフで力強いという生の良さもあって、言う事なしです。
この良さはこのライブ全体にも言えることですね。
なので、見ててどの曲もパート、パートでテンション上がりますよー。
残念ながらアルバムでは魅力や力量を発揮できずにいた頃のビーチ・ボーイズ、だけど底力を見せつけられるし、冴えてる時のスゴさったら、もーっ!ってね。
で、アルの極めつけは自作曲の “Lady Linda“。これが結構このライブならではの白眉なんじゃないかと思ったりします。
なんてったって、アカペラで極上のハーモニーが聴けるんですよね、この曲のラストで。
曲が終わった後、マイクが「今のサイコッ!も一回っ!」とか言っちゃって、再度アカペラ・パートに突入。
あぁ、至福の時。
さらに至福の瞬間が “Surfer Girl“ に。
途中でデニスが言う“レディース&ジェントルメン、ブライアン・ウィルソンッ“ の掛け声と共にブライアンがあの唄声を彷彿させる、しかし色々あっての荒れた声で♪We Could Ride The Surf Togther~♪と唄い出す・・・!!
で、その声を聴いている時のデニスの幸せそうな笑顔と言ったら・・・!!!
泣くでしょ?ここで泣くでしょー?
さらに最後の至福の瞬間は “Good Vibrations“ 。
「ブライアンのお陰で今日があります」みたいなカールのブライアンの紹介MCの時に、デニスがブライアンに握手を求める。ちょい笑顔で握手に応えるブライアン!
それだけでグッときてるところに、カールの天使の声で♪ア~(イ)♪の “Good Vibrations“ の出だしがぁーっっっ!!
「ほほぉぉぉ」と思わず声が上がり、持ってたライナーノーツの紙が思わずポロリと私の手から落ちました。
力が抜けました。これは言葉で説明できない状態です。何回も見ているというのに。
ヤバイんです。もう♪ア~♪だけでヤバイんです。
至福です。ホントウに至福の瞬間です。
けれども冒頭に書いたように、見終わった後に残るのは、嬉しさや楽しさといった満足感よりも、やっぱり切なさなのです。ビーチ・ボーイズ。
なんでかなー。
さみしーなー。
最近zumaさんとこと、moondreamsさんとこでビーチ・ボーイズのことが取り上げられているのを読んだのがキッカケで、ビーチ・ボーイズをまたよく聴いておりました。
(とらじろうさんとこはいつでも素敵なビーチ・ボーイズ祭り!)
特にカールを聴きたくて、中期~後期を中心に。
で、今日はこれのDVDを見てたんです。
ビーチ・ボーイズ、1980年6月21日、イギリスはネブワースのフェスでのライブ。
時期で言ったら『Keepin' The Summer Alive』発表後と、イマイチ、ピンと来づらい時期ですが、なんのなんの。メンバー各人絶好調で、意外と(?)見応えタップリ、ファンなら泣き所満載の、ええ~ライブなんですよね~。
なんてったって、オリジナル・メンバー5人+ブルース・ジョンストンという黄金メンバーが揃う最後のライブ。
調子悪い時期ながらもブライアン、まだマシな方で、ちょこちょこ唄ってるし。
デニスも声は出ないながらもドラムはしっかり叩いているし、めちゃゴキゲンさんなのが微笑ましいし(だからか余計に胸にくるものもありますけど)。
ライブ会場もビーチ・ボーイズをこよなく愛するイギリスってことで、かなり気合いが入っているし、ステージの上も下もノリノリで気持ちいいです。
イントロ(とアウトロ)がまず、“Good Timin'“ (ライブに非ず)なんですよね。
ブログ・タイトルにしている曲です。これだけで個人的にはつかみはばっちりw
現行のDVD及びCDは『Good Timin: Live at Knebworth, England 1980』というようにタイトルにもGood Timin'と付いているようですね♪
で、肝心のライブ。まースゴイの。みんなイイけど特にカールとアル。
“God Only Knows“ 。
カールのヴォーカルがこの世のものとは思えない美しさ。
こんな言葉が陳腐に響かなければいいんだけど。
だってホントに何かを超越したようなんだもの、カールがこの唄を唄う時はいつでも。
で、出たぜ!待ってました!の “Darlin'“ 。
カールはこのライブの時の “Darlin'“ がどの “Darlin'“ よりもスゴイだなんていう定評があるみたいですが、うん、ホントイイです。テンポも早いし、こぶしも廻しまくりで、ホントかっこいいんだよなー。カールの好きなR&Bやソウル・レビュー風な味わいのある仕上がりです。
カール自作で当時新曲ホヤホヤの “Keepin' The Summer Alive“ もすんごい力の入れようで、これまたかっこいいです。
当時33才のカール。若いし、俺引っ張るし、みたいな気合いや意気込みがヴォーカルにも演奏にも見てとれて、何ともいいんだよなー。グッとくる。
ブライアンも心なしかちょい笑顔でピアノ弾いてるし(ノッてきたのか?)。
もうここまでノッてるカールと、まとまってるビーチボーイズを見れるなら、曲がどういうのとかはもうどうでもよくて、ただただ見てて幸せな気持ちになります。
個人的にはトム・クルーズなんかよりこの時のカールの方がオットコマエ!誰が何と言おうと!
特に目がすごくキレイですね。優しくてキレイな目です。
髪を風になびかせ、くまヒゲで、ぽちゃぽちゃで。
まぁ存在自体が天使ですよね。少なくとも私の中ではそうです。
永遠の末っ子。
で、アルもガンバッチョル。
メドレーの“Cotton Fields ~ Heroes And Villains“ (!!)。
アルのよく伸びるまっすぐな声で、気持ち良さそうに唄われるのが心地良いし、“Heroes And Villains“ のコーラス・パートもレコード再現率が非常に高く、かつラフで力強いという生の良さもあって、言う事なしです。
この良さはこのライブ全体にも言えることですね。
なので、見ててどの曲もパート、パートでテンション上がりますよー。
残念ながらアルバムでは魅力や力量を発揮できずにいた頃のビーチ・ボーイズ、だけど底力を見せつけられるし、冴えてる時のスゴさったら、もーっ!ってね。
で、アルの極めつけは自作曲の “Lady Linda“。これが結構このライブならではの白眉なんじゃないかと思ったりします。
なんてったって、アカペラで極上のハーモニーが聴けるんですよね、この曲のラストで。
曲が終わった後、マイクが「今のサイコッ!も一回っ!」とか言っちゃって、再度アカペラ・パートに突入。
あぁ、至福の時。
さらに至福の瞬間が “Surfer Girl“ に。
途中でデニスが言う“レディース&ジェントルメン、ブライアン・ウィルソンッ“ の掛け声と共にブライアンがあの唄声を彷彿させる、しかし色々あっての荒れた声で♪We Could Ride The Surf Togther~♪と唄い出す・・・!!
で、その声を聴いている時のデニスの幸せそうな笑顔と言ったら・・・!!!
泣くでしょ?ここで泣くでしょー?
さらに最後の至福の瞬間は “Good Vibrations“ 。
「ブライアンのお陰で今日があります」みたいなカールのブライアンの紹介MCの時に、デニスがブライアンに握手を求める。ちょい笑顔で握手に応えるブライアン!
それだけでグッときてるところに、カールの天使の声で♪ア~(イ)♪の “Good Vibrations“ の出だしがぁーっっっ!!
「ほほぉぉぉ」と思わず声が上がり、持ってたライナーノーツの紙が思わずポロリと私の手から落ちました。
力が抜けました。これは言葉で説明できない状態です。何回も見ているというのに。
ヤバイんです。もう♪ア~♪だけでヤバイんです。
至福です。ホントウに至福の瞬間です。
けれども冒頭に書いたように、見終わった後に残るのは、嬉しさや楽しさといった満足感よりも、やっぱり切なさなのです。ビーチ・ボーイズ。
なんでかなー。
さみしーなー。