はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

旅人は夢を奏でる

2014-03-09 | こんな映画観たよ



映画館で観ました。

ピアニストとして活躍するも、私生活は上手くいかず、幼い娘を連れて妻に出て行かれたティモ。
そんなティモの前に3歳の時に別れたきり、35年も音信不通だった父が突然訪ねてきます。
かつての知人を訪ねるため、気乗りしないティモと一緒に北へ旅することになるのですが・・・。

なんだかアカデミー賞ノミネートのあの作品とごっちゃになってました。
父と息子、二人旅、秘密って、めちゃ被ってそうな気がするんですが、どうなんでしょう。

クソ真面目なティモに対して破天荒な父ちゃんレオ。
対象的な2人なんだけど、やっぱし親子なんかな~って思えてくる。
インシュリンを打つシーンはニンマリなってしまいました。

レオと旅することで、一人になってたたティモに、実は姉ちゃんや婆ちゃんがいることが分かり出会います。
真面目だったティモもレオの影響で、だんだんさばけた人になっていきます。

ホテルのバーでの歌う2人は息もぴったり。
あのぼてぼて腹のレオも、あの美声を聴いたら渋い人に思えてしまう。
注意しに来はったんかなと思ったバンドの人達も加わり素敵なセッションに。

のほほん旅も佳境に入り、そろそろレオが幼いティモを残して家を出た理由が明らかになるのかと思ったら、その理由がなんだか・・・。 もっと泣ける理由なのかなと思ってた。

実の母親が現れるし、厩舎の元仲間のおっさんは銃を持ち出すし、撃たれたレオは話の途中で死んじゃうし、
なんかいきなり慌ただしい展開になって、置いてけぼりをくらってしまいました。

レオのお蔭で妻子とも逢えたし最後はいい話にまとまってるんですが、何だかモヤっとしたままエンドを迎えてしまいました。

ティモとレオが歌うシーンと音楽は素敵でした


☆原題 : TIE POHJOISEEN / ROAD NORTH
☆製作国 : フィンランド
☆上映時間 : 113分
☆監督・製作 : ミカ・カウリスマキ
☆キャスト : ヴェサ・マッティ・ロイリ / サムリ・エデルマン / イリナ・ビョークルンド / マリ・ペランコスキー

 

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