真夏の方程式

試写会の前にちょうど時間が合ったので観ました。
「ガリレオ」はこの前ＴＶでやってたのを見れる時に見てたみたいな感じなので、お決まりのセリフや
数式書くシーンが無くても気にならずに楽しめました。

大人の都合で哀しい運命を背負うことになる２人の子供たちなお話でした。

海底鉱物資源の開発計画説明会に招かれたため、玻璃ヶ浦に滞在することになった湯川さん。
泊まってた旅館の宿泊客が翌朝変死体で発見され、巻き込まれちゃう形になるんですが。
調べるうちに解いてはならない哀しい真相が明らかになり・・・。

ＴＶの湯川さんって科学以外は鈍感な人なのかなと思ってましたが、人間的な面もあるんですね。
成美ちゃん両親は愛する娘を守るためにあんな行動しちゃったけど、それは永遠に成美ちゃんを苦しめることに
なってるわけで。
愛するがゆえの行動なんだけど・・・何があっても墓場までもっていくって感じの取調室のシーンでは
ちょっと泣いてしまいました。

でも一番可哀想なのは恭平くんだよね。
成美ちゃんの場合は愛があるけど、恭平くんは利用されただけで。
子供って大人が何も分からんやろと思ってても、なんとなく分かってるよね。自分がされたこと。
湯川さんのように的確に助言してくれる人がいて良かったけど。救いになったらいいね。
何も知らないのほほん父ちゃんは、しっかり受け止められるのかなと思ってしまいました。

暗い気持ちでエンドロールを迎えましたが、最後にガリレオの軽快なテーマソングが流れたので
ちょい気持ちが楽になりました。

 

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