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はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

巡ります! 都七福神☆ part1

2008-01-16 | 京都でお散歩
今年初めての京都は「都七福神めぐり」から始まります

七福神は京都が発祥の地とされ、特に新春にお参りすると功徳が大きいそうですね。
私もその福運を授かろうと巡って来ました。

1日で効率よく回れるようバスツアーもあるみたいですが、私の都七福神めぐりはチャリンコで

出町柳のかおりんさんで自転車借りました。
かおりんさんではレンタル料金1日300円なんですよ。
以前借りてたKCTPさんみたいな恰好いい自転車ではなかったけど、超リーズナブルなお値段で嬉しい限りです

さぁ~かおりんさんを出発してまずは赤山禅院へGO

白川通を北上して・・・



赤山禅院に到着



赤山禅院は天台宗の総本山・比叡山延暦寺の別院。
京都の表鬼門として祀られ、方位の守護神として信仰を集めています。



そしてこちらが七福神のひとり福禄寿を祀るお堂



福禄寿はこの頭の長~い方。
南極星の精・泰山府君を人格化した神で、幸福・高禄・長寿に三徳を与えてくれるんだそう。

パン、パン ご祈願~


初めての都七福神めぐり。せっかくなので色紙を買ってご朱印を書いていただきました


そして私の心をくすぐったものがコレ↓



お姿みくじ



福禄寿の中におみくじが入ってるんだそう。




ちょっと怖い


P.S
お姿みくじに気を取られて、行ったらぜひ見ようと思ってた屋根に鎮座する猿のことすっかり忘れました

今さらなんですが (^^; ・・・紅葉2 御土居

2007-12-21 | 京都でお散歩


                   お次は御土居の紅葉だってさ・・・


圓光寺をあとに、電車とバスを乗り継いで北野天満宮に行きました




北野天満宮の境内の西側には、天正19年(1591)秀吉が築いた御土居の一部が残ってるんです。

全長約23kmにおよぶ御土居は、洛中と洛外の境界を示すとともに、鴨川の洪水に備えた堤防の役割もあったそうです。



そして御土居一帯には250本ものもみじがあり隠れたもみじの名所だったそうですが、秋の風情を楽しんでもらおうと今年から公開することとなったそうです。




御土居の横を流れる紙屋川。



この渡り橋の上はみなさんの撮影スポットになってました




紙屋川沿いはお散歩コースになっていて、紅葉を見ながらのんびり歩きました










御土居の紅葉拝観には、嬉しいことにお茶菓子も付いてるんです



入ったところに茶席があって、こちらでお茶とお菓子が頂けました

紅葉を見た後で食べられてたようですが、私は入ってすぐに食べてしまいました
入口は2ヵ所あるんですが、こちらから入ったらすぐ茶席があるんですよ。
本殿の横から入った方が後でゆっくり頂けますよ~



頂いたお菓子は老松さんの「ふのやき」というお菓子でしたが、もう日にちが経ってしまったんで、どんなお味だったか忘れてしまいました

このふのやきというお菓子の名前は「利休百回記」(千利休が天正18年より催した百回の茶会のないようを記したのも)に70回も登場してるんだそう。
茶会でよく食べられてたんですね~

今さらなんですが (^^; ・・・紅葉 1  圓光寺

2007-12-20 | 京都でお散歩
他所さんではもう紅葉の話なんてすっかり終わってと思いますが・・・
紅葉めぐりしてアップ出来てなかったのがあるんで、今さらですがしばしお付き合い下さい


まずは圓光寺から・・・。



圓光寺の紅葉が見たくて、試験間近の12月6日に慌しく出掛けて来ました。

出町柳から叡山電鉄に乗り換えたんですが、出発間際に飛び乗った電車がきららでした
これまで一度も遭遇したことがなかったんで めちゃ感激でした




一乗寺からトコトコ歩いて圓光寺へ

素晴らしい紅葉が見れるとワクワクしてたんですが・・・




そのほとんどが落ちていました




ちょっと寂しい状態だったけど、本堂からお庭を眺めさしてもらいました。




十牛の庭と言われるお庭から本堂を眺めました。




もみじの絨毯が見れただけでも満足だったかな

そして・・・

2007-12-17 | 京都でお散歩


                      次に向かったのが、、
  



                          このお寺
                 



山門の柱を額縁に見立て、素晴らしい紅葉を見ることが出来るんですが・・・




今ではすっかり寂しい景色




昨日はここで嬉しいサプライズ




ドラマの撮影に遭遇。

原田龍二さんと、女性はたぶん藤谷美紀さん??

今日は・・・

2007-12-16 | 京都でお散歩


こんな方や・・・

 「おいでやす~」



こんな方がおられるとこへ行って来ました


鹿ケ谷にあるアニマルワールドな神社




そこには大国主命を助けたという故事に基づいて



狛ネズミちゃんも鎮座してまちゅ~




狛犬ちゃんもユニーク




ひっそりした神社だけど、来年の初詣にはたくさんの人が訪れるでしょう

善法律寺の紅葉

2007-11-30 | 京都でお散歩


昨日は京都検定現地講習会に参加して来ました。
行った先は石清水八幡宮、善法律寺。

まずは紅葉が綺麗だった善法律寺から・・・

石清水八幡宮の本殿から徒歩で下って善法律寺に行きました。




隠れた紅葉の名所です



色づく紅葉




青空だったらな~



本堂からみた風景



本堂で拝観&説明を聞いて出てきたら、もうあたりは真っ暗になっていました。
もっとゆっくり写真撮りたかったんだけど


善法律寺の紅葉は今が見頃のようです。
八幡市に行かれたら立ち寄ってみられてはどうでしょうか
(境内拝観は無料。本堂は事前に予約がいるようです)

散華が見たくて・・・

2007-11-17 | 京都でお散歩


法然院にやって来ました

待ちに待った特別公開
境内には入ることが出来るのですが、本堂を拝観出来るのは4月と11月の年2回だけなんです。(各1~7日まで)



法然院の境内は美しいです。
山門をくぐったとたんに厳かな空間に入ったような気になるのはなんやろう・・・




ここで一瞬立ち止まってしまう。

この白い盛り砂は白砂壇
これは水を表し、白砂壇の間を通ることで心身を清め浄域に入ることを意味してるんだそうです。

清められてゆく・・・

白砂壇には紅葉が描かれていました。



本堂に上がらしてもらいました。

そして・・・



これが見たかった散華です
(撮影禁止のため、パンフレットから取り込みました)

ご本尊 阿弥陀如来様の前の須弥壇に二十五菩薩に見立てた25の生花が置かれてるんです

画像ではちょっと赤っぽくみえますが、実際は漆黒の須弥壇です。

漆黒の須弥壇に浮かぶ花
ため息がでる~

季節ごとにお花が変わり、今は菊の花でした。

4月は椿、6月は紫陽花と・・・ 素敵ですね



こちらは方丈前の庭園。
座ってお庭を眺める座観式庭園だと仰ってました(たしか・・)
池の向こうが彼岸、こちらが此岸というのを表してるそうです。

そう言えば山門が一段高くなっているのも、中を見えなくすることにより、特別な領域との区別をつけるっていう事を仰ってたと思います。
そうなんや~と納得。



本堂北側にある椿の庭
三銘椿と言われる五色散り椿、貴椿、花笠椿が植えられてるんだそう。
来年の春の公開の時にまた見に来よう

そして今回のサプライズ

菊の花を浮かべた素敵な手水鉢が~とカメラを向けてると、何やらパタパタと鳥の羽音が。。
窓に近づいて覗こうとしてると、一匹のカラスが舞い降りて来ました




手水鉢の水を飲みに降りて来たようです。

シャッターチャンスとバチバチ

カァ~ちゃん、こっち向いて~



しばらくカラスの様子を見てたんですが、水を飲むのに菊の花が邪魔になるようで、くちばしで花をあっち行け~ってやってました



休憩室ではお茶が頂けるんですが、このお茶には方丈庭園から湧き出てる洛中名泉の一つ「善気水」が使われています。

う~ん、まろやか~




そこにいるだけで癒される空間



さりげなくお花が置かれてたり・・・



帰り際、山門の茅葺屋根が輝いていました

またまた あの橋へ・・・

2007-11-08 | 京都でお散歩


帰りに流れ橋にも寄ってみました

友人はこの橋に来るのが初めてだったんで風情ある橋に感激していたようです



今回行って気づいたのは、ところどころ橋の板が新しくなってることでした
古くなった板をかえはったこともあるでしょうけど、写真の部分はたぶん花火の不始末で焼けたとこでしょうね。
橋のちょうど真ん中へんの部分。
大きく板が換えられていました。

こんな貴重な橋、修復出来ないくらいに焼けてしまったら、もう作り変えなんて出来ないんじゃないでしょう

周辺の皆さんの生活の橋にもなってるみたいだし、大切に使って欲しいですよね。

単伝庵へ・・・

2007-11-07 | 京都でお散歩
松花堂弁当を堪能したあと、少し八幡市を散策しました。
そして立ち寄ったのが・・・単伝庵

しかし門が閉まっている・・・
せっかく来たのになんで~と思いつつ、横手にあったブザーを押してみた。
お寺の方が出て来られて中に入れて頂いたんですが、後でよくよく見ると門の所に「土・日・月の拝観・・」と書いてあった
拝観の日じゃないのにすみません

拝観料は100円。
駐車料金500円はどこかに寄付されるみたいです。



単伝庵の境内

今から200年前、妙心寺の単伝和尚が人々の不慮の災難を救うことを発願して、けが・厄除けの救済観音を安置し祈祷修繕されたのが単伝庵再興の由来だそうです。



こちらは境内にある大黒堂
よく見ると壁に何や書かれてるみたいですが・・・。
この大黒堂では堂内の白壁に自由に願い事を書くことが出来るんです

そのことから通称 らくがき寺と呼ばれています。
大黒堂が建立されるにあたって受けた援助に感謝し、大黒様に願い事がよく見えるようにと始められたんだそうです



この白壁に願い事を書くと叶うとされてるようですよ

ところ狭しとびっしり願い事が書き込まれています。

松花堂庭園

2007-11-05 | 京都でお散歩


松花堂弁当をよばれに行った日のこと。
予約時間よりも早く着いたので、先に庭園を見せてもらうことにしました

庭園は外園と内園からなっていて、広さは約22,000㎡
入口には吉井勇の歌碑がありました。



園内にはいろんな種類の竹がありました。
八幡の竹は、エジソンが白熱電球のフィラメントとして使ったんですよね
どの竹を使ったんやろう・・・

外園には3つの茶席があります



こちらは茶室 梅隠

千利休の孫、千宗旦好みの四畳半茶室を再現したものだそうです。



梅隠の前には水琴窟がありました。
竹に耳を近づけなくても、その心地よい水音が聞こえてきます

カランカランカランカラン・・・

和む~ いつまでも聞いていたい。



こちらは茶室 松隠

松花堂昭乗が住んでいた男山の坊「滝本坊」の脇に小堀遠州が建てた茶室「閑雲軒」を再現したもの。



こちらは茶室 竹隠



そしてここからが内園

松花堂昭乗が晩年に隠棲するために建てた草庵「松花堂」や書院があり、とても美しい庭園なんですが、こちらは写真撮影が禁止になっていました

茶室「松花堂」には小堀遠州や石川丈山などが集い、文化サロンのようになってたそうですね

滝口寺へ・・・

2007-10-31 | 京都でお散歩


正覚寺さんを後に訪れたところは滝口寺

祇王寺の隣にあって、入口もほんの目と鼻の先。。
なのに祇王寺には行っても滝口寺に入らはれへんのかな~
ぞくぞくと人で賑わう祇王寺とは対照的に、ここはだ~れもいてはりませんでした

私にとってはひっそり感漂ってて、そっち方が嬉しいんですけど



拝観料を払ってちょっと急な参道を登ると本堂前にでます。



滝口寺は法然の弟子 念仏房良鎮によって創建された往生院の子院だった三宝寺の旧跡と伝えられてます。
明治維新に廃寺となっていたものを祇王寺に続いて再建され、佐々木信綱が小説「滝口入道」にちなんで滝口寺と名付けたんだそうです。

「平家物語」の滝口入道こと斉藤時頼と建礼門院の女官横笛の悲恋の地として知られ、本堂の床の間には滝口入道と横笛の木像が安置されています。
そしてここは映画「天使の卵」のロケ地でも使われたんだそうですね

小西真奈美ちゃんが縁側に立ってる写真がありました。
ふわっとした凛とした雰囲気がお寺とマッチしてました



静寂・・・



本堂横の細い道を行くと、一面に竹林が広がってます



吸い込まれていきそう・・・



参道にある横笛の歌碑

出家してしまった滝口入道を探してやっと嵯峨野の地にたどり着いた横笛ですが、堅固として横笛と顔を合わせようとしない滝口入道に自分の思いを伝えるため、指を切ってその血で石に歌を書きつけました

 「山深み思い入りぬる紫の戸のまことの道に我を導け」



滝口入道と平家一門の供養塔



観光客で賑わう嵯峨野の中でひっそりとある滝口寺。
和めます


正覚寺のムラサキシキブ

2007-10-29 | 京都でお散歩


昨日は"毎月の京都検定講習会"があったので京都に行って来ました
ここしばらく行ってなかったので、久々の京都です

講習会が終ってから嵐山へ・・・

まずは中村屋のコロッケで腹ごしらえ

そして竹林を通り正覚寺さんへと向かいました。
相変わらず誰もいてはりません



ムラサキシキブが気になってたんですが、ちょっと行くのが遅かったです~。
全体的にもうピークを過ぎたって感じでした




秋明菊もちらほら。。






斑模様のホトトギスがいいですね

葉月のこと 1

2007-09-12 | 京都でお散歩
8月のお話です



葉月の講習会の後 長楽寺に行った帰り、美御前社(うつくしごぜん)に寄ってみました

その名の通り美の神様
美人の誉れ高き三人の女神がお祀りされてるんだそうです

と聞けばお参りしとかなあかんでしょう


美御前社は八坂神社の本殿の東側にあります。
八坂さんはよく行ってたのに、実はここに立ち寄るのは初めてなんです。
以前から話題に上がってて気になってたんですが・・・・。

忠盛燈籠も初めて見た



社殿前には肌の健康を守る「美容水」が湧き出ています
これは飲むんじゃなくて、2,3滴肌に付けるんだそうです。

毎日つけてたら効果あるんかな~

重陽の節句

2007-09-10 | 京都でお散歩
今日9月9日は重陽の節句ですね

重陽の節句は五節句のひとつ。

 1月7日 人日の節句
 3月3日 上巳の節句
 5月5日 端午の節句
 7月7日 七夕の節句
 9月9日 重陽の節句

古来中国では陽数(奇数)は縁起の良い数とされ、中でも一番大きな陽数の"9"が重なるので重陽の節句と言われます。
重陽の節句の行事では、上賀茂さんでは烏相撲が行われてますが、別名菊の節句にちなんだ行事の行われる嵐山の法輪寺さんに行ってきました



法要は午後1時から。
本堂に上がらしてもらえます



なんか可愛いでしょう~

これは披綿(きせわた)と言って、重陽の節句の前夜に菊の花に綿を被せ、翌日夜露で濡れた綿で体を拭くと無病息災・長寿になると言われるそうです



菊慈童の像がお祀りされています。



お坊さんが鐘を鳴らして、法要が始まります。

CIMG2207



途中で菊が配られます。



私はてっきり貰って帰るんだと、すっかり自分のものにしていたら・・・



これはご本尊さんに献花するようです



法要が終ると、お能の奉納が始まります。
菊慈童の恰好をして舞わられるんかな~と思ってたんですが・・・違ってました


↓これもちょこっとだけビデオ撮ってきました

CIMG2231




最後に菊酒が振舞われます

外人さんも来てはってんな~


本堂には、始まる10分くらい前にしか入らしてもらえないけど、せせっこましい本堂なんで、なるべく早めに行っといた方がいいかもです。
私は早く行きすぎて待ちくたびれてしまったけど・・・

長楽寺へ・・・

2007-09-06 | 京都でお散歩


8月26日
葉月の講習会の帰り、長楽寺に行ってみました




延暦24年(805年)、桓武天皇の勅命により、最澄が天台宗の別院として創建。

建礼門院ゆかりの寺で、壇ノ浦の戦いで平家が破れ、入水後助け出され捕らわれの身となった建礼門院が出家されたお寺です。


本堂にはこの急な階段を登り、さらに京都市内が見渡せる高台があるそうなんですが、高台には今回は行きませんでした



境内を散策してお庭拝観に・・・。
こちらには建礼門院や安徳天皇(建礼門院の子)の品が飾られていました。



境内の高低差を利用して作られた、相阿弥作の庭

八坂さんから歩いて5分くらいのところにあるんですが、とても静か。
なんだか田舎に来たみたいでとっても落ち着けました

つくつくぼうしの鳴き声も久々に聞いたな~
心地良かったです。