道の駅『原尻の滝』を後にして
しばらく車を走らせていると
一面に麦畑が広がるところがありました。
それを見て「わ~!懐かしい~!!」と
母はとても感動していました。
母が子供の頃、東京の八王子付近でも
まだまだ麦畑が広がっていて
よく麦の穂をとって遊んでは
農家の方に叱られたそうなんです。
そして、今でこそストローといえば
プラスチック製のものがほとんどですが
昔は麦の茎で作られたストローが売られていたそうですよ。
そんなむかし懐かしい景色を見ながら
あとはまっすぐ目的地に…なんて
そう簡単にはいかない母と私です。
またしても途中でちょっと寄り道です。
観光マップに小さく載っていたのと
道しるべを頼りに『ととろのバス停』に行きました。

周りは山と小さな川と田んぼがある
とても静かな集落にこのバス停はありました。
宮崎にも、ととろ「土々呂」という地名がありますが
こちらは大分で「轟」と書くようです。
そうそう、道の途中では鯉のぼりが泳ぐ姿を
まだあちこちで見かけることができましたよ。
私が住んでいる付近ではもう見られませんが
九州では旧暦の5月5日頃まで飾る風習があるのでしょうか。

15時過ぎにやっと宮崎に入り
その後無事お墓参りを済ませ
16時にずいぶんと遅いお昼をとりました。
もちろんメニューは宮崎名物『チキン南蛮』です。
宮崎では有名な「おぐら」というお店で
いただくことにしました。

大・中・小と量を選ぶことができて
一番少なそうな小にしたのにすごいボリュームでした。
ふわっとした衣と柔らかい鶏肉。
そして独特のタルタルソースのお味は
なかなか家では真似ができません。
念願叶って、「おぐら」のチキン南蛮が食べられて
本当によかったです。
夕方まで我慢した甲斐がありました。
ご飯食べた後、お土産の焼酎を買い求め
ひたすら大分市内を目指して帰途につきます。
帰りはもうどこも寄らずにひたすら走ります。

関東よりも日が暮れるのが遅いようで
19時近くでこの明るさでした。
夕飯をちょっと遅めにして
お座敷でいただけるフレンチというお店に行きました。

夕方にしっかり食べたのに
ここでもまたしっかり食べてしまいました。
同じ敷地内には温泉もあって
貸切のお風呂が何棟かあります。
こちらにも入ってきました。
露天風呂でとっても気持ちがよかったです。

もりだくさんな旅行2日目のこの日は
これでやっと終了です。
ホテルに戻ってベッドに入ったら
あっという間に眠ってしまいました。