
2日目は湯布院やくじゅう周辺をゆっくり見て
…なんて思っていたのですが
母が、我が家の主のお父さんの
「お墓参りをしたい!」と言いだし
あちこちに寄りながら宮崎県北部に向かうことになりました。
この日はもうカーナビのナビに頼るのをやめて
ホテルでもらった観光マップを見ながら
カーナビで現在位置だけを確認しつつ
移動することにしました。
大きな道を選んで進めば
移動も早いし運転もしやすかったのに
気がつけば地元の人しか通らなさそうな
細い道をひたすら走っていました。
細い道ばかり続くので不安でしたが
思いもかけない風景に出会うたびに
この道を通ってよかった、と思います。
この道もそんな道でした。

どこまでも続く棚田です。
山の向こう側も見渡す限り全部です。
水面がきらきら輝いていてきれいでした。
せっかく来たのだから、と
ちょっとだけ道を遠回りして
くじゅう連山を眺めることにしました。

他にも、温泉や湧き水が出ているところに
寄ってみたりもしました。

途中、滝廉太郎の『荒城の月』で有名な
岡城跡がある竹田の町を通り過ぎ
道の駅『原尻の滝』でちょっと休憩です。

お昼ご飯でも、という時刻でしたが
「せっかくだから宮崎でチキン南蛮を食べたい!」
…という私の強~~~い希望で
空腹をジェラートなどを食べてごまかしたりしました。
そうそう、ここで母が購入した
『ゆでもち』というこの付近の郷土のおやつが
とってもおいしかったんですよ。

見た目はお団子を叩いて
薄く延ばしたような感じです。
外皮は小麦粉を練って作ってあって
もちもちとした食感でした。
中にはあんこが入っています。
母も私も、この『ゆでもち』がとても気に入ってしまい
真似して作ってみようと言っているほどです。
果たして、うまく作れるのかしら?
予定では目的地に着いている頃だったのですが
もうちょっと先がありそうです。
暗くならないうちに大分に帰れるといいな…と思いつつ
ふたたび宮崎を目指しました。
わーそれは見たことないです。
こういう珍しい郷土菓子に出会えるのも
道の駅のおもしろさですね。
道の駅に行くと本当に地元の面白いものに出会えますね。
特に母はこういう地の食べ物に目がなくて
よく見つけ出してくるんですよ。
『ゆでもち』は本当においしくて
母も私も、お土産で食べた弟も
「あれはおいしかったね~~!!」と大絶賛です。