塩原温泉バスターミナルでバスを下り、待合室から各シーを呼びました。
塩原温泉では、タクシーを4台ほど温泉場のタクシー営業所に常駐させているとのことです。
多くの温泉場はタクシーが無く不便を感じさせますがさすがに昔から流行っている塩原温泉の観光感覚です。
タクシーで、この日宿泊する伊東園ホテル塩原に寄って荷物を預け、すっぽん料理店に向かいました。
上三依に向かう国道400号を行き、日光に向かう県道19号の分岐を越すとすぐに左に入る脇道があり、この道の途中にすっぽん料理店があります。
農家の敷地のような雰囲気の庭に入ると、入口近くにビニールハウス、中程に平屋のすっぽん料理店、その右に河童の湯、奥に農家と並んでいます。
料理店の前は駐車場です。
(すっぽん料理河童)
料理店に入って席を決めると、料理が先ですか?温泉が先ですか?と聞かれ、温泉が先ですと答える。
おかみさんらしき人は、先客は直ぐに出るから、お茶でも飲んで待っていてくださいといいおき、厨房に姿を消しました。
河童の湯は小さな建物で、男女別に左右に分かれてそれぞれ脱衣場と浴室を備えていますが、左右は対称でどちらが男湯か女湯か区別がありません。
(河童の湯)
三和土と脱衣場は一体で、すぐに浴室です。
(脱衣場)
小さな浴槽が浴室の半分以上を占め、洗い場は手狭です。
(浴槽)
浴室は簡素で、窓側に石の浴槽があり、右手前に小さな洗い場があります。
浴槽は3人が限度の大きさです。
岩をあしらった湯口から源泉がしたたり落ちています。
源泉はやや熱めですが浴槽は適温で、入るとぬるぬる感がある無色透明のお湯が肌にまとわりつきます。わずかばかりですが小さな泡が身体に付きます。
(洗い場)
源泉名は「畑カッパ・上塩-9」といいます。
敷地の入り口近くにあったビニールハウスはすっぽん養殖池でした。
源泉はこの前にあってここまで引かれているそうです。
すっぽんと同じお湯に入っているわけです。
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