善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鹿児島湯巡りの旅(21)・西田温泉

2010年09月30日 | 温泉

薬師温泉を出て、JRの線路方面に向かってあるきました。

西田温泉はJRの線路の先で、鹿児島中央駅にも近く、住宅地の真ん中にあります。
小振りの公衆浴場です。

(西田温泉)

二階建ての建物の一階が公衆浴場です。

浴室はタイル張りで、浴槽は女湯との壁に沿って縦長の浴槽です。

(浴槽)

手前がぬる湯、奥があつ湯で、間に電気風呂と超音波風呂の間仕切りがあり、好みの浴槽に浸かることが出来ます。

お湯は無色透明で、入るとぬるぬる感のあるお湯で、肌がすべすべになります。

奥に温泉の湯口があり、ひしゃくで源泉が飲めるようになっています。
張り紙では積極的な飲泉を奨めています。
やや塩味のお湯で、結構な熱さです。

(湯口)


(脱衣場)


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鹿児島湯巡りの旅(20)・薬師温泉

2010年09月27日 | 温泉

滑川温泉を出て、鹿児島駅前の市電乗り場から天文館まで行きました。

この日のホテルは東横イン天文館No2で、ホテルは天文館のアーケード入り口から二ブロックほど西にありました。

ホテルでチェックインを済ませしばし休憩しました。
家人は、もうこれ以上のお風呂に入るのはしんどいと、外出を拒否しましたので、休息の後一人で薬師温泉に向かいました。

夕暮れまでに、薬師温泉、西田温泉、霧島温泉の三湯に入るつもりです。
薬師温泉まではタクシーで行きました。
JRの線路を越えてしばらく行って薬師町の薬師温泉に着きました。

(薬師温泉)

薬師温泉は鹿児島高校に近く、三代続いた老舗の公衆浴場で、五階建てのビルの一階にあります。

脱衣場は100円硬貨が後から戻る方式のロッカーと籠を備えた脱衣用棚の併用です。

浴室はタイル張りで明るく、浴室の中央には浴槽があり、さらに置くには電気風呂の小さな浴槽がありました。
他に、水風呂とサウナもあります。

左右の壁際には洗い場のカランが並びます

(メインの浴槽)

お湯はわずかに薄茶褐色をおびてた透明のお湯で、やや熱めです。
肌触りの柔らかなおゆでした。

温泉の湯口のお湯をなめると、わずかな塩味で無臭でした。
分析表によればナトリウム・塩化物温泉で泉温は52.7度とのことでした。

(脱衣場)

ともかく、天然温泉掛け流しというから驚きです。

地元のおじさんといろいろ世間話をしましたが、薬師温泉よりもサラによいお湯があるといろいろ自慢話を聞きました。
うらやましい限りです。

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鹿児島湯巡りの旅(19)・滑川温泉

2010年09月24日 | 温泉

鹿児島市の公衆浴場巡りを始める気になったのは、同公衆浴場組合がパンフレットを発行したという新聞記事がきっかけです。

このパンフレットは、同組合加入の公衆浴場およそ60軒の大半が温泉であることをPRしようと、マップを制作したという記事で、早速送ってもらって拝見したら、もう鹿児島に行かない訳にはいかないと思ってしまっうようなパンフレットでした。

この公衆浴場の有様をかごしま温泉郷と名付け、人気のある浴場は浴槽の写真入りで紹介しています。

(かごしま温泉郷)


さて、滑川温泉は鹿児島駅にもっとも近い公衆浴場です。

鹿児島桟橋通りにも近く、フェリーの港からも徒歩で5~6分位でしょうか。

小さなビルの一階で開業しています。

(滑川温泉)

メインの浴槽の奥に電気風呂があり、水風呂とサウナもついています。

この浴槽の岩を模した壁に沿って、温泉がしたたり落ちる仕掛けになっており、お湯はうす緑色をした透明のお湯で、湯温はややぬるめ。
舐めるとうすい塩味がしました。

(メインの浴槽)

脱衣場は広く、100円が戻る方式のコインロッカーと脱衣用プラスチック製の籠を置く気の棚との二本立てで、この方式はほとんどの浴場の共通の設備のようでした。

(脱衣場)


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鹿児島湯巡りの旅(18)・鹿児島市の市電

2010年09月21日 | 温泉

フェリーで鹿児島本港に戻って、鹿児島市内の公衆浴場巡りを始めるにあたって鹿児島市営の市電に触れないわけにはいきません。

鹿児島市の市電は鹿児島駅を起点に二つの路線がありますが、市内の公衆浴場巡りはこの市電を足にしてかなり多くの浴場を巡ることが可能です。

今回の鹿児島市滞在はわずか一泊ですが、市電の写真を先ず掲げてみます。

(市電1)


(市電2)


(市電3)


鹿児島市交通局のホームページへリンク

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鹿児島湯巡りの旅(17)・桜島の噴火

2010年09月18日 | 温泉

桜島本港でフェリーを下りましたが、観光案内所は昼休みのせいか人の気配が無く、無料のマップをもらうことも出来ませんでした。

外に出たら、個人タクシーの運転手がしつこく誘ってきます。
当初はタクシーで湯平展望所までタクシーで行く計画なので、その旨を話すと、桜島一周とか、湯平展望所から××温泉までとか話が膨らんでくるので、ともかくこのタクシーには乗らないことにしました。

折しも、大隅交通の「桜島口」行きバスが出発するというので運転手に「溶岩展望所」で戻りのバスが来るまでどの程度の時間があるか訪ねたら、30分ほどで桜島本港に戻るバスがあると云うのでバスに乗り込みました。

(桜島マップ)

溶岩展望所まで、およそ20分くらいのドライブでした。

因みに、このマップは溶岩展望所に掲示されていたマップです。

左隅が桜島本港でフェリーの発着場所です。

溶岩展望所は右下のあたりで、島でなく大隅半島とくっついているあたりが桜島口です。


(溶岩展望所)

溶岩展望所からは、桜島はもちろんのこと、大隅方面の海も良くみえます。

(溶岩展望所から見た桜島)

溶岩展望所の遊歩道を歩いていたら、この日何回目かの小噴火がありました。

(最初は小噴火)

しばらく見ていたら、噴煙も収まりましたが、その直後に大きな?噴火があり、みるみるうちに噴煙が空を覆いました。

(次はこの日最大の噴火)

幸い、この日の風は、溶岩展望所が風上だったので、噴煙まみれになることは免れましたが、恐くなって、ひたすら帰りのバスを待ったのですが、何かの手違いからかバスは約30分遅れで(従って溶岩展望所に着いてから1時間ほど経ってから)到着しました。

(広がる噴煙1)


(広がる噴煙2)


(桜島本港に戻るバス)


(桜島本港付近の駐車場から見た桜島)

桜島本港に戻ると、桜島の噴煙はほとんど見えませんでした。

時間が遅くなって、国民宿舎の食堂は昼食のオーダーストップ時間を過ぎていました。
マグマ温泉も混んでいて入るのをあきらめ、フェリーの食堂で550円の天ぷらうどんと450円の月見そばを頼み、去りゆく桜島を見ながら船室で食べました。

鹿児島では、とんこつラーメンを食べるというのも旅の目的の一つだったのでとても残念でしたが、価格なりの味でしたので、それなりに満足です。

(桜島フェリーでの食事)

鹿児島港からは、いよいよ公衆浴場巡りの始まりです。

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鹿児島湯巡りの旅(16)・桜島フェリー

2010年09月16日 | 温泉

桜島フェリーの乗り場「鹿児島本港」は、JR鹿児島駅から徒歩6~7分の場所です。

巨大な鉄骨製で、切符売り場などはありませんでした。

二つの自動車乗り場から船に車を飲み込んでいました。

車のない乗客は150円で桜島まで行ける非常に安い乗り物で、デッキに出るか、船室に座るかしながら、15分の乗船を楽しみます。

(ドルフィンライナー)

鹿児島港を出て、入れ違いに第十六桜島丸(ドルフィンライナー)とすれ違いました。

後は一路桜島です。

(近づく桜島)

桜島港で下りるとき、乗船料金を支払う仕組みになっていました。

桜島フェリーのサイトへリンク


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鹿児島湯巡りの旅(15)・鉄道で鹿児島へ

2010年09月13日 | 温泉

日当山温泉センターからJR肥薩線の日当山駅まで徒歩7~8分で着きました。

日当山駅は無人駅で、1時間に一本足らずの運行です。

これが結構混んでいました。

(JR日当山駅1)


(JR日当山駅2)


(JR日当山駅の運賃表)

隼人駅までは一駅の乗車で、隼人駅から日豊本線の列車に乗って鹿児島駅まで行く予定です。

(肥薩線ワンマンカー)


(日豊本線特急きりしま号)

各駅停車の列車が混みそうなので特急きりしま号に乗りました。

これが大正解で、錦江湾に沿って走る特急列車の窓から桜島を独り占めにして眺めていましたが、突然爆発があり、噴煙が高く上がりました。

爆発は二回あり、一回目は小さな爆発でしたが二回目は噴煙が大きく上がり、次第に広がって、やがて消えてしまいました。


(噴煙を出す桜島)

鹿児島駅は桜島に行くためのフェリー乗り場に近い駅で、桜島に先ず行くか?、付近の銭湯(温泉の出る公衆浴場)巡りをするか?かなり悩みましたが、桜島見物を先にする事にして荷物を駅のコインロッカーに預けフェリー乗り場に向かいました。

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鹿児島湯巡りの旅(14)・日当山温泉センター

2010年09月11日 | 温泉

西郷どん湯を出て、近くの日当山温泉センターに行きました。

ここは、ビジネスホテルの浴室を、公衆浴場として公開しています。

(日当山温泉センター)

玄関先にフロントがあり、入浴料金を支払うと、廊下の奥の浴室に案内されました。

温泉旅館の浴室らしくよく吟味された浴室です。

お風呂は、右側に巨岩を配した浴槽があり、左側には打たせ湯がありました。

窓が広く明るい浴室です。

(浴槽)

この浴槽は、女湯との境がこの巨岩です。

お湯は西郷どん湯に似て、ぬるすべ感の強いアルカリ性のお湯でした。
泉質は炭酸水素塩泉 です。

脱衣場も広く清潔でした。

(脱衣場)


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鹿児島湯巡りの旅(13)・日当山温泉 西郷どん湯

2010年09月08日 | 温泉

翌日、田島本館をチェックアウトした後、一番の温泉バスで日当山温泉に向かいました。

日当山温泉は天降川の両岸に沿って展開する温泉場で、一時期は家族湯で賑わったそうですが、近年は何軒かの浴場が閉鎖を余儀なくされ残念でなりません。

(西郷どん湯)

国道に面したバス停「日当山温泉」で下りました。
運転手さんに西郷どん湯の場所を聞いたのですが路地の詳細は良くわからず、地元の人に聞いても要領を得ず、やっとのことで探し当てました。

西郷どん湯は銭湯が平屋建てで、向かいには西郷どん温泉旅館が向かい合って建っていました。

銭湯の方は、誰も居ない様子で、呼出しベルがあったので押すと、旅館の方からおやじさんがが来てくれました。

(呼出しベル)

入浴料金を支払って中に入りました。
脱衣場も浴室も規模はさして大きくないのですが、銭湯としての機能は全て整っており、脱衣場にはコイン式のロッカーもありました。

浴槽は、シンプルな二槽が並び、奥の方の浴槽には温度計が設置されていました。
泉温は42度。適温です。

(浴槽)

中に入ると、無色透明なお湯で、ぬるぬるすべすべ感が強く、好きな種類の温泉でした。

(脱衣場)


(西郷どん温泉旅館)

外に出ると、入ったときには気づかなかった「由来」の看板が目に付きました。

(西郷どん湯の由来)

鹿児島の方は西郷さんが大好きなのですね。

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鹿児島湯巡りの旅(12)・妙見温泉 田島本館のお風呂

2010年09月05日 | 温泉

妙見温泉の田島本館の浴場は2箇所あります。

メインの浴場は旅館の建物内でなく、庭に湯小屋がありその中にあります。

宿泊客も日帰り温泉の客もこの共同浴場のようなお湯を楽しみます。

(浴場の入り口)

浴場はコンクリート造で、浴槽は10人~12/3人入れそうです。

皆さん世間話に余念がありません。

(浴槽)


(脱衣場)


もう一箇所の浴場は、建物の地階の駐車スペースの隅にあります。

胃腸の湯・傷の湯と名付けられています。

(胃腸の湯・傷の湯入り口)

胃腸の湯・傷の湯は小さめの浴槽が二つ並んでいます。
手前が胃腸の湯、奥が傷の湯で、傷の湯はややぬるめです。

(胃腸の湯・傷の湯浴槽)

傷の湯は別の源泉らしく、やわらかなお湯に湯ノ花が数多く舞っています。

(傷の湯の湯ノ花)

さらにその奥に仕切りがあり、うたせ湯があります。

(うたせ湯)

胃腸の湯・傷の湯は地階にあるので、天降川の川原に近く、開放的な建物なので胃腸の湯よりさらにくつろげます。

お湯は重炭酸土類泉(緊張性低張性高温泉)とあり、泉温は49.1度とのこと。
妙見温泉の中でも良いお湯でした。

ただし、張り紙に曰く「1回風呂のお客様はどちらかの浴場を1回につき2時間以内でお願いします。」とのこと。
世知辛いというか、他の旅館と変わらないというか、泊まって良かったというか?・・・。

田島本館のホームページへリンク


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