善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

乳頭温泉郷の湯巡り(15)・黒湯温泉続き

2011年01月29日 | 温泉

黒湯温泉の続きは男女別浴場です。

男女別浴場は事務棟からいろいろの宿泊棟の建屋の間を下った場所にあります。
すぐそばに下の湯の湯畑があります。
わき出したお湯を樋のような配管で湯小屋の方に流しています。

(下の湯湯畑)

男女別浴場の湯小屋は真っ黒くペンキで塗られ一寸かっこよいと思いました。
女湯は手前、男湯は先に入り口がありました。

(男女別浴場湯小屋)

中に入ると、三和土の両側に脱衣場がありましたが、内湯のある浴室とは戸が無く、いわば九州などに多い一体型の浴室でした。

(男湯脱衣場)

浴槽は木製で結構大きく、10人以上入れそうでした。

湯をかぶって入ると、混浴風呂の温度よりやや低めのお湯で、浴感は同じようなやわらかなお湯でした。
硫黄臭がする、薄白濁のお湯でした。
単純硫化水素泉だそうで、湯畑には黄色味をおびた堆積物もあったようです。

(男湯浴槽)

戸の外には大きな木のデッキがあり、木の浴槽がありました。
雰囲気の良い露天風呂です。

(男湯露天風呂)

ここもややぬるめの印象を受けました。

で、もう一度内湯に浸かりまた外に出て露天に浸かりました。

外に出ると数メートル先に粗末な小屋があり、「黒湯名物うたせ湯」という看板と、「空いています」という看板が掛かっていました。

(うたせ湯湯小屋)


(うたせ湯)

さすがに疲れていたので写真だけ撮りました。

落差の大きなうたせ湯でした。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→乳頭温泉郷湯めぐり帳 2010

乳頭温泉郷の湯巡り(14)・黒湯温泉

2011年01月26日 | 温泉

休暇村 乳頭温泉郷で食事をしたあと、黒湯温泉に向かいました。

湯めぐり号は乗り降り自由なので何回も乗って運転手さんと顔見知りになりました。

(黒湯温泉事務所)

黒湯温泉は駐車場から砂利道をほんのちょっと下ります。

茅葺きの屋根のある建物に事務所分だけ増設した場所が受付でした。
湯めぐり帳にスタンプをもらい、各温泉の場所の説明を受けました。

混浴露天風呂は事務所の右脇を行くと脱衣棟があり、その中に混浴内湯とその外側に混浴露天風呂があります。
また、絵になるうたせ湯もこの脱衣場の外れです。

(混浴露天風呂脱衣棟)

脱衣場を入ると、脱衣場と混浴内湯はスダレ一枚で隔たっているだけで、だから、女性用の脱衣場は別にあるらしいのです。

混浴内湯は白濁の湯をたたえていましたが無人でした。

硫黄臭がしますが、単純温泉だそうで、近くに湯畑があります。

(混浴内湯)

内湯は木製の立派な湯船で、これぞ日本のお風呂といった豪快な温泉です。

外に出ると、屋根が四阿風の混浴露天風呂です。

(混浴露天風呂)

浴槽は思ったより小さめで、4~5人ぐらいが限度でしょうか?。

黒湯名物の露天風呂は外の景色がワイルドで野趣にあふれていました。

男女別の内湯と露天風呂、うたせ湯などは次回に回します。

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乳頭温泉郷の湯巡り(13)・休暇村 乳頭温泉郷の昼食

2011年01月23日 | 温泉

休暇村乳頭温泉郷のレストランは、正面を入って一階の左側にあります。
広く見晴らしのよい食堂です。

(休暇村 乳頭温泉郷のレストラン)


(天ぷら稲庭うどん(冷製)¥1260)


(山菜パスタセット¥1050)

家人と上記二品を頼みましたが、ほかにも和洋食のメニューがありました。

ほかの人を観察すると、稲庭うどんが圧倒的に多く、後はまちまちでした。

味は十分期待に沿ったもので、価格に比べて内容が充実していました。


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乳頭温泉郷の湯巡り(12)・休暇村 乳頭温泉郷のお風呂

2011年01月20日 | 温泉

さて、中断していた乳頭温泉の旅を再開します。

孫六温泉を出たところで昼時になったので、休暇村乳頭温泉郷に戻りました。

休暇村は全国で36箇所の施設を運営する特殊法人です。
環境省の認可団体?ですので、いわゆる公共の宿の仲間ですが、他の公共の宿と異なり、国の補助金の比率は少なく、どこも健全な営業を続けているようです。

休暇村は孫六温泉方面と蟹場温泉方面との分岐点にあります。

(休暇村 乳頭温泉郷)

建物は三階建てで、お風呂は三階にあります。
三階までエレベーターで上がり、長い渡り廊下を通ると温泉棟があります。
山の斜面にあるのでブナ林の中にある感じです。

(脱衣場)

脱衣場は広く気持ちの良い脱衣場です。

中に入ると浴室には内湯と洗い場があり、ともに広々としています。

(内湯)

内湯は20名ほども入れるでしょうか。
ガラスの外はブナ林です。

内湯は純重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)とのことで、ややささ濁りの透明なお湯です。
肌触りが柔らかくさらりとした浴感です。

その内湯の外側に露天風呂があります。

(露天風呂)

ブナ林から目隠しをするため板塀で覆われていますが、目隠しの上からブナ林と木漏れ日が降り注ぎ良い雰囲気です。

お湯はやや白濁の単純硫化水素泉(単純硫黄泉)で硫黄臭がします。
穴吹源泉で田沢湖高原温泉まで引き湯しているのでここにも途中で供給しているのでしょう。
とても良いお湯です。

共同浴場的雰囲気でなく、高級ホテルの雰囲気のお湯なので、乳頭温泉郷の七湯の中では異色かも知れません。

詳細は下記のホームページからどうぞ
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鎌倉身辺雑記・カフェ 茶るら

2011年01月16日 | 鎌倉

「茶るら」は、大船にあります。
大船駅東口からイトーヨーカドーに至る道のヨーカドー寄りにあり、2010年に開業しました。
ジャックと豆の木と同じNPO団体が経営し、障がい者が従業員として働いています。

(茶るら)

特徴はケーキが美味しいこと、お菓子やサンドイッチ類が旧鎌倉のカフェに比べてリーズナブルな価格だということです。
大船という土地柄もあるのでしょうが、鎌倉女子大学の大学生をターゲットにしているからかも知れません。

(チーズケーキ ¥280)


(マスカルポーネロールケーキ ¥280)

サンドイッチは日替わりで、ランチセットになって¥500円です。
ランチセットとは、サンドイッチ、ミニサラダ・カップデザートの組み合わせ。

さらにドリンクサービス付き+¥150(合計¥650)という選択も可能です。

(ハーブチキンサンドイッチ ランチセットで¥500)


(BLTサンドイッチ ランチセットで¥500)


(玉子とツナサラダサンドイッチ ランチセットで¥500)


(店内の様子)


(店内の手書きのメニュー)

店長さんは、お菓子職人(パティシエ)の資格もあり、菓子作りなどもあって忙しい毎日だそうです。

(なお、価格は2010年のものです。)

鎌倉身辺雑記・カフェ ジャックと豆の木

2011年01月13日 | 鎌倉

「ジャックと豆の木」は、鎌倉駅の西口から、御成商店街をまっすぐ進み、御成商店街が由比ヶ浜通りにつきあたった後、長谷方面に進んだ左側数軒先にあります(由比ヶ浜通りに面しています)。

(ジャックと豆の木)

鉄筋四階建てのビルの一階で、かなりスペースのあるお店です。

ジャックと豆の木は「ギャラリー&カフェ」を標榜しており、毎日カフェを営業するとともに、店内の壁面を貸しギャラリーとして利用しているからです。

通常のカフェより壁面の面積が広く、天井の高さも十分に高いのはこのためです。

(スプリングパーティの時の壁面利用)

さて、ジャックと豆の木の特徴は、ケーキの美味しさもさることながら、昼食の充実が一つの特徴です。

(チーズケーキ ¥350)


(アップルヨーグルトケーキ ¥350)

ジャックプレート(お肉)が最大のお奨めですが、豆サラダ・ドリンク・ミニケーキ(アップルヨーグルト)付で以下のようになっています。

(プレートランチ・ジャックプレート ¥1000)

他のランチメニューもほとんどがドリンク、豆サラダ、ミニケーキ付きです。

(ジャックピザ ¥1000)


(フォカッチャサンド ¥700)


(プレートランチ・えびピラフ ¥1000)

ジャックと豆の木は2007年に創業し、4年目を迎えた2010年4月に「就労継続支援A型」として、特定非営利活動法人の認定を得て、現在6人の障がい者を受け入れているそうです。

また、面積が広く、壁面が大きいので、イベントやパーティ会場として借り入れ、軽食を提供してもらうというような使い方も出来るそうです。

(なお、価格は2010年のものです。)

鎌倉身辺雑記・カフェ イワタコーヒー店

2011年01月08日 | 鎌倉

鎌倉のカフェの第二弾は「イワタコーヒー店」。

鎌倉の駅前の小町通り入り口にある珈琲店の老舗です。

(イワタコーヒー店)

こちらは、戦後早々から珈琲店をうたって鎌倉の駅前に開店し、以後進化を遂げてきています。

椅子がともかくクラシカルで、低い椅子です。
椅子が壊れると昔の雰囲気を出すために修繕に苦労するとのこと。

奥に細長く広い店内は何と87席もあるのだそうです。

(店内の様子)


(ブレンドコーヒー ¥600)

この店の特徴はコーヒーもさることながら、自家製のケーキ工場を別棟に持っていることでしょうか。

(エクレア ¥350)


(チーズケーキ ¥400)


(モンブラン ¥400)

コーヒーとケーキ類でセット料金がお得です。
エクレアとシュークリームのセットがAセット(¥800)、他のケーキとのセットがBセット(¥900)だそうです。

(Bセットの例-ショートケーキとコーヒー ¥900)


(ピザトースト ¥700)

お店の名物はジャンボなホットケーキです。
とても一人では食べきれないので、パートナーと半分ずつ食べる人も多いとか?。

(ホットケーキ ¥800)

コーヒー一杯にいくら費やすのがリーズナブルか?

時と場合によりそうですね。

(なお、価格は2010年のものです。)

鎌倉身辺雑記・初詣は常楽寺、円覚寺と八雲神社

2011年01月04日 | 鎌倉
2011年の元日も例年と大差ない過ごし方でした。

先ず、6時半頃に約20分~25分間の散歩に出ました。

散歩は一日に3回する事が日課で、それぞれ2.5キロ~3キロ歩く事にしている第一回目の散歩です。

元日はコンビニに朝刊が来ていない事が多いので、いつもとルートを変え、新聞販売所に向かって歩きました。
元日の新聞は特集版と広告でずしりと重い新聞です。

帰り道に、近所にある常楽寺に初詣します。
(通常の散歩ではこの常楽寺参りはありません。)

(常楽寺の山門)

(常楽寺内の仏殿の阿弥陀三尊)

常楽寺は隠れた名刹で、その昔、蘭渓道隆が建長寺を創建するまでここに止まり僧侶たちを育て上げたということです。
阿弥陀三尊は鎌倉市の重要文化財です。

雑煮で新春を祝い、テレビを見ながら年賀状を見て、家人と近くのスーパーにいきます。
新春なので買い物はほとんどありません。
家人のお供をしてスーパーに行くのは、昼食や夜食のメニューの希望を言ったりして、献立を考える苦労を軽減するためと、荷物を半分持つためです。

昼食後、北鎌倉の八雲神社に初詣し、そのまま円覚寺に入ります。 鎌倉には八雲神社と呼ばれる神社がいくつかありますが、北鎌倉の八雲神社には陰陽師の阿倍清明の大石があります。

(八雲神社)


円覚寺では先ず国宝の舎利殿にお参りします。

円覚寺の舎利殿はいくつかの塀と門に囲まれています。

国宝の舎利殿に入れるのは正月と11月3日を中心とした「宝物風入れ」だけです。

(舎利殿前の門)

(舎利殿1)

(舎利殿2)


その後、暮れに餅搗きを行った円覚寺塔頭の龍隠庵に寄り住職に年始のご挨拶をし、お茶を頂いたりします。

(龍隠庵の門松)

今年の年始では、大晦日の夜に祈祷した「大般若祈祷」のお札と前管長の足立大進老師の兎をモチーフにした手ぬぐいを頂きました。

(「大般若祈祷」のお札)


(兎の手ぬぐい)

なんだか幸せな初詣でした。

夕刻、近くに住む娘夫婦と孫が年賀に来ました。
暮れに遠方に住む息子一家が来たとき酒盛りをしたので、今年は娘一家とは酒は飲みませんでした。

その後テレビを見たり、出しそびれた人への年賀状を書いたりし、風呂に入りました。

夕食ではだらと酒を飲み、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートを聞いて、だいたいはいつも通り午後9時には床につきました。