善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・中華街秋天

2018年10月30日 | 鎌倉


十月後半は好天続きです。

家人と久しぶりに中華街を訪れました。
この日は各局の気象予報士さんが軒並み「一日中快晴」と保証したほどの良い天気でした。

大船から石川町まで京浜東北線に乗り、石川町からは「延平門」をくぐるとすぐに中華街に入ります。

善隣門まで行かないで右折すると「関帝廟通り門」があり、関帝廟まで最短でたどり着きます。

(関帝廟通り門)

最初、昼食を摂ろうと関帝廟の裏側にある「獅門酒楼」を覗きましたが満員のため、市場通りまで行って、市場通りに面した蓮香園新館前まで行きました。
昼のメニューの看板が店先にあったので、豚角煮ラーメンとエビチリソースが定食化されているのを確かめ店内に入りました。

(蓮香園新館)


(昼のメニュー看板)

以下がその中核のディッシュです。

(豚の角煮ラーメン)

エビチリソースは半チャーハン付きでした。

(エビチリソース)

このお店は、カジュアルな台湾料理が売りなので、日本人の舌にもなじみます。

ビールは中華街には珍しいサッポロビールでした。

(サッポロビール)

ラベルには李白の漢詩が印刷されていました。

下に書き直すとこういう詩です。

(李白の詩)

大昔、高校の漢文の授業で先生がうっとりとこの詩を吟じたのを思い出しました。

お店を出て、関帝廟通りを上海路経由で大回りして、混雑している中華大通りを歩き、善隣門から石川町駅に向かいました。

(善隣門)

北京秋天という言葉があるようです。まさに中華街秋天というようなお日柄でした。

この言葉は北京の秋という意味なのだそうですが、まさに中華街も秋真っ盛りという一日でした。



鎌倉身辺雑記・花柚子

2018年10月27日 | 鎌倉


今年は7~9月の天候が良かったのか花柚子の実が数多く育っています。

10月になっての大きさは5~6センチで、このまま涼しくなっても十分な大きさで、柚子味噌などに食すほか、ゆず湯にも十分なサイズです。

10月の長雨と台風による被害はほとんどありませんでした。

(雨の花柚子)


(花柚子の実)


(晴れの日の花柚子の実)


(5月初めの花柚子の花)


(5月初めの花柚子の花2)


(5月初めの花柚子の花3)

異常気象と言われるほど梅雨が短く、梅雨明けが早く、酷暑が続いたり、長雨も記録的な長さだったりといろいろありましたが、寒さを迎えると少しずつ色づいてきています。


鎌倉身辺雑記・今年も飛来したホウジャク

2018年10月23日 | 鎌倉


今年は、台風24号の潮風の影響でホトトギスが全滅と思っていましたが、塩水にぬれた度合いの低い場所に在った花は季節と共に咲き始めました。

そのホトトギスにホウジャクが飛来したのです。

(枯れなかったホトトギス)

ホウジャクは蛾の一種だそうです。
ホバリングしながら花の蜜を吸います。ホバリングする時はヘリコプターの爆音と同じような低い音が聞こえます。

(ホウジャク飛来)

おもに朝と夕方の薄暗い時間帯に飛来するので、見つけるのに手間取り、見つけても隣の花に移るなど、撮影しにくい虫です。

(蜜を吸う)


(蜜を吸う2)


(蜜を吸う3)


(蜜を吸う4)


(飛び去るホウジャク)

昨年は同時に何日かにわたって数匹のホウジャクが訪れた日もありましたが、今年は1回だけの訪問でした。花の蜜が少なかったのか、気候の影響でホウジャクが少なかったのか良くわかりません。

ホウジャクの蜜を吸う姿は感動的で、来年は何回も訪問して欲しいと願っています。


鎌倉身辺雑記・サザンカ

2018年10月20日 | 鎌倉


10月半ばに肌寒い日がありました。

今年は陽気が不順で、暑さが続いた割には台風一過のあと肌寒い日もあったりして、草木の世界でも異変が多いのですが、サザンカも寒い日にだまされてか花を付けました。
近所にいつも観察している木の花が咲いたので、とりあえずカメラに納めました。

(白のサザンカ)


(白のサザンカの花)


(白のサザンカの花2)


(ピンクのサザンカ)


(ピンクのサザンカの花)


(ピンクのサザンカの花2)

今年はこれからもサザンカの花の写真を報告する機会があるかも知れません。



鎌倉身辺雑記・富有柿

2018年10月16日 | 鎌倉


台風24号の後遺症の話です。

我が家の猫額の庭に一本の富有柿の木があります。

5~6年前から自分では庭木の手入れが出来なくなって、年に数回プロの手で最小限の手入れをしてもらっており、その際に
 出来るだけ樹高を低くする
 木漏れ日が地面に届くようにする
などと条件を言ったら毎年そのようにしてくれて、富有柿は実を付けなくなりました。

以来、柿は大船仲通の「大船市場」で購入して食べていたのですが、今年の剪定の時に少しは実がなるようにしてもらえないかと頼んだら、一部の枝を剪定せずに伸ばすようにしてくれて結果的には多くの花がつき、実が実りました。

(富有柿の木)


(富有柿の木2)

そして、台風24号の接近です。

台風による家等の被害は少なかったのですが、猫額の庭では、潮風によって、コスモスやホトトギスなどが被害を受け、樹木では、柿の葉がやられ、梅も葉っぱは全部枯れ落ちました。
柿の木の状況は上の写真の通りです。

実は青いままですが、若干色づいたものもありました。

(富有柿の実)


(富有柿の実2)


(富有柿の実3)

もいだ柿は以下のようです。

(もいだ富有柿)


(もいだ富有柿の断面)


切って食べてみると、ほのかな甘みがあり、昔、自分で樹の手入れをしていた頃の味を思い出しました。

カラスやヒヨドリ、ムクドリなどを寄せつけないで、熟すのを待つ方法は無いものか思案中です。


鎌倉身辺雑記・蜜を求めて (3)

2018年10月13日 | 鎌倉


秋になって虫たちは蜜を求めて残った花に集まります。

その第3弾です。

この時期に一番活発なのはイチモンジセセリです。
早い飛翔で突進してきますが蜜がないと直ぐに居なくなります。

(ネバリノギクとイチモンジセセリ)

我が家のユリオプスデージは隣家とのブロック塀と玄関への通路のとの間の30センチほどの隙間にあります。
この夏の猛暑と日照りで一部枯れかけてきたので切り返し、コンパクトにしたら9月に入って小さいながら花付きが良くなりました。

(ユリオプスデージー)

このユリオプスデージーの株に数種の昆虫がやってきました。

(ユリオプスデージーとイチモンジセセリ)


(ユリオプスデージーとヤマトシジミ)


(ユリオプスデージーとハチ)


カメラの設定に手間取っている間に虫たちは居なくなってしまうのでチャンスはすぐになくなります。


鎌倉身辺雑記・ネバリノギク

2018年10月09日 | 鎌倉


つくずく自分の不明を恥じていますが、ネバリノギクとい名前を最近はじめて知りました。

自宅に長年ひっそりと咲くのですが名前が分からず、日陰にあるのであまり大きくは育たないのでずっと放置していました。
高さはせいぜい4~50センチぐらいで、株が大きくなることもないのです。
色が美しいのでカメラに納めても花の名前が分からずファイル名が付けられません。

つい最近ネットで花の図鑑などを眺めていてネバリノギクという名前を知りました・

(ネバリノギクの姿)


(ネバリノギクの花)


(ネバリノギクの花2)


(ネバリノギクの花殻)


(9月末のネバリノギク)


しかるべき時期にもう少し条件のよい場所に移植したいと思っています。


鎌倉身辺雑記・キンモクセイ

2018年10月04日 | 鎌倉


今年もキンモクセイの香りが漂いました。

台風が来るという日の前日、予想に反して陽が差したのでご近所のキンモクセイを取材すると、手入れの良いお宅もあまり手の回らないお宅もありました。

(ご近所さんのキンモクセイ)


(ご近所さんのキンモクセイ2)


(ご近所さんのキンモクセイ3)

晴れて、蕾は膨らんでいましたが、開花はまだでした。
従い、香りも若干弱い状況でした。

(キンモクセイの花1)

が台風一過の翌日は、気温が上がり、見事に開花し、香りも強くなりました。

(キンモクセイの花2)


(キンモクセイの花3)

しかし、大半が落花して、咲いている花数が減った木もありました。

(台風で落花)

毎年10月の声を聞くと香る花です。



鎌倉身辺雑記・蜜を求めて (2)

2018年10月01日 | 鎌倉


初秋のころ、虫たちは蜜を求めて残った花に集まります。
その第2弾です。


(シュウメイギク)


(シュウメイギクとハチ)


(ローズマリーとハチ)


(ローズマリーとハチ2)


(オミナエシとツマグロヒョウモン)


(ヒガンバナとアゲハチョウ)


虫たちの名前を確認するのに手間取りました。
ハチについては確認の手間を省きました。請うご容赦。