この日の最後は旅館幸ヶ丘です。
日奈久温泉街案内人の会の方もお疲れのようでした。
幸ヶ丘は温泉神社から下った直ぐの場所で、日奈久温泉センターの手前左側にあり、山の斜面に添うように建っています。
木造二階建ての旅館でしたが、今は旅館は休業中で、日帰り温泉の客のみ受け入れているそうです。
(旅館幸ヶ丘)
案内人の方が声をかけて玄関を開けると歌声が聞こえました。
案内人の方に向かって、どうぞ案内してくださいと声がかえってきて、また唄の続きです。
幸ヶ丘は、山の斜面に近いため玄関を入ると階段を6~7段上がって、そこが一階のレベルです。
(階段)
勝手知った案内人の方が浴場に案内してくれました。
浴室に入ると強い硫化水素の玉子臭がして、そこは脱衣場と浴槽が一体となった浴場です。
(脱衣場)
(浴槽)
無色透明のお湯が鯉にまたがった子どもの彫刻の湯口から大量に浴槽にそそいでいました。
(湯口)
案内人の方と家人は先に予約した旅館の泉屋に帰ってもらい、湯浴みしてから戻ることにしました。
幸ヶ丘のお湯は独自源泉で、山に近く、また、日奈久温泉の最初の源泉の「壱号源泉」にも近く、現在の日奈久では一二を争う特上のお湯のような気がしました。
帰り際におかみさんに話を聞くと、お湯が豊富で、大量に掛け流しにしていても余ってしまいかなり捨てているのでもったいないとのことで、また、加温も加水もしなくても適温なので有り難いことだということでした。
詳細は下記のホームページからどうぞ
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