善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ハギの花めぐり

2016年09月30日 | 鎌倉


ハギの季節です。

秋風にそよぐ枝にびっしりと付いた花ははかなく、すぐに散ります。

(常楽寺の参道のハギ1)

常楽寺は大船にある古刹で、建長寺とゆかりの深い寺院です。
大船から北鎌倉に向かう江ノ電バスで常楽寺下車、参道の先50メートルに山門が見えます。

そのかなり手前の左側に白いハギが風にゆれています。

(常楽寺の参道のハギ2)


(常楽寺の参道のハギ3)

北鎌倉の明月院は、梅雨時の紫陽花で名をはせていますが、実は花の手入れの良い寺院で、季節毎に花が見事です。

常楽寺のバス停から鎌倉行きの江ノ電バスに乗り、明月院で降ります。
JR横須賀線の踏切を渡って川沿いの路を5分ほどたどると、ひっそりとした明月院に着きます。

明月院のハギは方丈の脇の開山堂の庭に2株あります。

(明月院のハギ1)


(明月院のハギ2)

ここまで来たら、長寿寺の脇の道を亀ヶ谷に向かいましょう。
長寿寺はバス道を建長寺方向に5~6分進んだ右側にある寺院です。

亀ヶ谷坂の切り通しの道標に従って行きましょう。

長寿寺の脇の土手のハギも満開です。

(長寿寺のハギ)

そして、亀ヶ谷坂の急坂をくだって下に着いたら、右に道を取り10分も歩かずに海蔵寺に着きます。

海蔵寺のハギは鎌倉でも名所になっています。

(海蔵寺の山門)

帰りは、来た道を途中まで戻り、横須賀線の線路に沿って進むと右側に英勝寺があります。

このお寺もはぎの名所とされていますが残念ながら撮りためた映像が見つかりませんでした。

鎌倉駅はここから7~8分のところです。



ニラの花

2016年09月27日 | 鎌倉


ニラの花が咲いています。

地味な花ですが写真に撮ってみると意外に見栄えがします。

毎年少しずつはびこるので、ごく少ない本数のみ残していますが、ブログに載せるには寂しいのでご近所の庭に出かけました。

(ニラ1)

そのお宅は、カーポートの跡地の捨てコンのひび割れにはびこっています。

(ニラ2)


(ニラ3)


(ニラ4)

ニラの花をよく見るとこの季節に生き残っている昆虫たちが花の蜜を集めているのに気がつきます。

(ニラ5)


(ニラ6)


(ニラ7)

ニラの花は地味ですが昆虫たちは蜜のあることを察知しているようです。

季節が進むと、実が稔りはじめます。

(ニラ8)

ニラの花の季節もそろそろ終わりです。


鎌倉身辺雑記・捨てたスイカの種後日談

2016年09月23日 | 鎌倉


9月6日のこの欄で紹介した捨てたスイカの種の後日談です。

9月6日に載せた画像は下の通りです。

庭で、花と実の両方を楽しんだのですが、その後天気が悪くなりました。

(スイカの実)


(スイカの花)


9月10日を過ぎると、連日、雨なのでスイカは蔓ごと抜いてしまいました。
そして、実だけを切って、置物として部屋に飾っておきました。

しかし、蔓の先と底の方から腐りかけたので、実を切ってみると・・・

(スイカの断面)

ご覧のように、果肉の赤色は薄かったのですが、たねは黒く実って居るではありませんか。・・・
果肉の色がピンクなのは、日照不足と思われますが、たねは十分翌年の発芽が可能な色でした。


ヒガンバナ

2016年09月20日 | 鎌倉


お彼岸になるとヒガンバナの花が咲き始めます。

今年は大病の後なので、自宅の庭は雑草だらけで、ヒガンバナの球根も草に覆われていて花芽が伸びてきません。

で、近くの常楽寺とその近くの民家の庭で花を撮影しました。

常楽寺は建長寺派の古寺で、建長寺を創建した宋の禅僧「蘭渓道隆」が住持として常楽寺にとどまり中国風の禅宗を広めたとされています。

(常楽寺の山門)

常楽寺の境内にはヒガンバナは無く、山門前に一株だけ咲いていました。

(常楽寺の仏殿)


(常楽寺のヒガンバナ)

常楽寺の近くの民家は白のヒガンバナでした。

(ご近所のヒガンバナ)

白い花のヒガンバナと云えば鎌倉では宝戒寺(鎌倉市大町)のヒガンバナが有名です。
数年前に撮影した宝戒寺のヒガンバナを下に掲げます。

(宝戒寺のヒガンバナ1)


(宝戒寺のヒガンバナ2)

さて、自宅のヒガンバナの球根は下のようなので当分は花芽が出ないでしょう?。

(自宅のヒガンバナの球根)

昨年は良く咲き、蝶々が来たりしました。

(昨年のヒガンバナ)

庭の手入れは病み上がりの身にとって大問題です。



シュウメイギク

2016年09月16日 | 鎌倉


シュウメイギクが咲き始めました。手入れのいらない強い花です。
最初の花は8月の5日に咲きはじめましたが、一輪だけの時期が長く続き、9月になって花がが増えました。

(シュウメイギクのつぼみ)

根を伸ばして他の花のエリアを犯すので、小さな芽の段階でシュウメイギクのエリアを決め整理します。狭い庭なのでそれなりの苦心をします。

(シュウメイギク2)


(シュウメイギク3)


(シュウメイギク4)

自宅には白いシュウメイギクしかありませんので近所の庭でピンクを撮影しました。

(シュウメイギク5)


(シュウメイギク6)

もう秋ですね。


素心蘭

2016年09月13日 | 鎌倉


毎年8月半ばに花が咲く素心蘭を数鉢持っています。
今年は春の植え替え時期に入院していたので植え替えが出来ませんでしたが、その内のいくつかに花が咲きました。
例年より1~2週間遅れでしょうか?。

(素心蘭1)

地味な花で目立つようなことはありませんが、家に取り込んでおくと夜の間に家中に芳香が漂います。

(素心蘭2)


(素心蘭3)


(タ素心蘭4)

花は二週間ほど保ちます。


タマアジサイ

2016年09月09日 | 鎌倉


タマアジサイは毎年8月半ばの開花ですが今年は8月末に1輪のみ開花しました。
9月になって、他のつぼみもほころんできました。

(タマアジサイのつぼみ)


(タマアジサイ2)


(タマアジサイ3)


(タマアジサイ4)


(タマアジサイ5)


(タマアジサイ6)

暑いさなかにひっそりと咲きます。葉っぱは枯れかけているのもあります。

もう秋も近いですね。


捨てたスイカの種から実がなった

2016年09月06日 | 鎌倉


そもそも、この話は、鎌倉市のゴミ回収有料化と密接に関連する話なのです。8月始めに庭の隅にスイカの皮を捨てたことに始まります。

ゴミ回収有料化は、鎌倉市のゴミ焼却炉の老朽化に伴って処理能力が減って来るのに備え、ゴミを減量化しながら次の焼却場所を選定し建設するという計画の一部のようですが、ともかくほとんどのゴミが有料で回収されることになりました。

スイカ(小玉スイカ)の皮はかさばるので、小型の有料ゴミ袋では入らず、したがってその一部を庭の片隅に穴を掘って捨てたことに始まります。
ある日その場所を見ると20本ほどの芽が出て日に日に育つのです。スイカの皮と一緒に種も捨てたのでしょう。

で、出てきた芽は1~2本を残し他は抜いてしまったのですが、その芽から蔓が伸び花が咲いているのが見つかりました。

8月12日のことです。

(スイカの花-8月12日)

スイカの蔓は産毛状の光る毛に覆われていて、花は五弁の黄色い花でした。

(スイカの蔓)

その後、蔓は捨てコンを打ったたたきの場所に伸びていたので、水やりを欠かさなかったものの、点検もせず、気にもとめていませんでした。

ところがなんと9月2日に実が5~6センチに生長していることに気がつきました。

(スイカの実)


(スイカの実2)


(スイカの実の実測)

スイカの実を定規で測ると横幅約5センチ、縦の長さ約6.5センチでした。

そして、その蔓の先には別の花が付いていたのです。

(スイカの花-9月2日)

さあ、この先どうしよう?。
涼しくなったら全部撤去するしかないのですが、実の部分はいつまで飾り物として保つものやら?。


キバナコスモス

2016年09月02日 | 鎌倉


8月16日にコスモスの狂い咲きを紹介しましたが、狂い咲きのピンクのコスモスはほぼ終わり、今年から蒔いたキバナコスモスが数本咲き乱れています。

(キバナコスモス1)

このキバナコスモスは、種をご近所の方から頂いて今年から蒔いてみたのですが、数本芽が出て、夏の日照りの中おおくの花を付けてくれています。

(キバナコスモス2)


(キバナコスモス3)


(キバナコスモス4)


(キバナコスモス5)

花びらの透明な黄色が気に入っています。

来年用に良い種子が出来ると良いのですが・・・。