善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・成福寺のサルスベリ 2019

2019年08月26日 | 鎌倉


#百日紅
成福寺(じょうふくじ)は鎌倉で数少ない浄土真宗の寺院です。
横須賀線が大船駅を出て左側に大きくカーブを切って北鎌倉駅に向かう途中で左側の車窓から見える寺院です。

(成福寺山門)

成福寺には樹齢百年を超える百日紅の木があり毎年見事に咲きます。

今年も猛暑の中をかなり長く咲いています。

百日紅の巨木は本堂の西側にあります。

(百日紅の巨木1)


(百日紅の巨木2)


(百日紅の花1)

百日紅の花の内部構造は良くわかりませんが、ツボミが沢山あって次々に咲くので、ずっと咲き続けているように見えるのです。

花の写真で、黄色いのがおしべ、長いのがめしべでしょうか?。

(百日紅の花2)


(百日紅の花3)


(百日紅の花4)

百日紅ともサルスベリとも良い名前を付けたものです。

長い間、百日にもわたって咲き続けるから百日紅で、幹はすべすべそうで猿も滑ってしまいそうなのでサルスベリ・・・。

(猿も滑る?)

見事な命名です。


鎌倉身辺雑記・オミナエシと虫

2019年08月21日 | 鎌倉


#オミナエシ

毎年、オミナエシに群がる昆虫たちと戯れるのが楽しみですが、今年(2019年)のオミナエシは7月初旬の暑さで虫たちを沢山集めた後は、早々と花を閉じてしまい、その後は低温だったこともあり多くの昆虫を集めることはありませんでした。

(オミナエシ)

アブかハチか分からない虫が来ました。

(これはアブかハチか宇宙人か?)


(オミナエシと虫1)


(オミナエシと虫2)

これはジガバチの仲間らしいが、種類が特定できません。

(オミナエシとジガバチ)

次はクマンバチと誰でも言い当てることが出来ますね。

(オミナエシとクマンバチ)

次はツマグロヒョウモン。

(オミナエシとツマグロヒョウモン)

ツマグロヒョウモンは何回かやってきて、いろいろと撮影することができました。



鎌倉身辺雑記・空蝉考

2019年08月17日 | 鎌倉


#うつせみ
今年は、セミの数が少ないのか、セミ時雨にはほど遠い状況です。

台風一過でやや騒々しくなりましたが例年より少ない状況です。

梅雨明け宣言の前後に、何匹かのセミの抜け殻を発見し、その後数が増えて来ましたがセミそのもの個体は例年に比べて少ないようです。

(セミの抜け殻1)

当地では通常最初に羽化するのはニイニイ蝉です。

次が油蝉、つぎがミンミン蝉です。ヒグラシはやや遅く、ツクツク法師は秋のとば口に姿を見せます。
現状では、上記の全ての蝉が羽化しています。


蝉の抜け殻はいろいろな場所にあります。

蝉の幼虫が地中から出た場合、出た場所で羽化する草か木を選んで、体力が有るうちに登り始めなければならないという事情があるからででしょう。

登り始めたら途中で引き返すことは出来ないでしょうし、多少不安があっても、ある高さで羽化を開始するしかありません。

(セミの抜け殻2)


(セミの抜け殻3)


(セミの抜け殻4)


(セミの抜け殻5)


(セミの抜け殻6)

羽化したらかなりの時間をその場所で過ごし、十分気力が充実したら飛ぶのでしょうか。飛んでから樹液の有りそうな木を探し樹液を吸うのでしょう。

(羽化後の姿1)


(羽化後の姿2)

地上に出て勇姿を見せる確率はどの程度なのでしょうか?。

蝉をつかまえて虫籠に入れるなんてとんでも無いことです。
蝉の一生をつつがなく送らせてあげたいものです。


鎌倉身辺雑記・はまゆう

2019年08月13日 | 鎌倉


#はまゆう

はまゆうは日照りに強く、今年(2019年)のように梅雨明け前から一滴も雨の降らない年には生き生きとしています。

この近くでは、ご近所さんの玄関先に数株、自宅のブロック塀沿いに二株のはまゆうがあります。

(ご近所さんのはまゆう)

家には、ブロック塀と玄関のアプローチの間の空き地に二株のはまゆうがあります。

(家のブロック塀沿いのはまゆう)

はまゆうは株が年を経るにつれて、一株に何本かの花茎をつけます。

一本の花茎にはおよそ二十ほどの花が付きます。
下のはまゆうの場合、開いている花は一つで、他の花は白色もしくはクリーム色の花被片の中に有ります。
花被片

(はまゆうの花1)

花は数日で枯れ始めますが、二十ほどある花被片が次々と開花するので、花の寿命が長く感じられるのです

(はまゆうの花2)

はまゆうの花の内部は繊細です。

花びらが6弁でオシベが6本、中央にメシベがあります。
オシベの先端は鳶口型になっており、黄色い花粉が付いています。

(はまゆうの花3)


(はまゆうの花4)

はまゆうには、たまに、昆虫が寄ってきますが、蜜は少ないようで長居はしません。

蟻が蜜を吸いに来ているのは撮った写真を見ていて気がつきました。

(アリ)





鎌倉身辺雑記・キンカンの狂い咲き

2019年08月10日 | 鎌倉


#キンカン

キンカンは日照りに敏感な木で、日照りが続くと一斉に咲き、それまでの実を落とします。
これは、昨年学んだことなのですが、今年(2019年)は梅雨が長く、日照不足で7月末まで全く花が付きませんでした。
で、梅雨明け宣言が出る前に突然晴天が4~5日続くと、何とキンカンは満開になり、ハチなどが狂ったように群がったのです。

(キンカン)


(キンカンの花1)


(キンカンの花2)

蜜を求めてやってきたのはミツバチでしょうか?

(蜜を求めて1)


(蜜を求めて2)


(蜜を求めて3)

これは、クマンバチで、重い身体をこまめに動かし蜜を吸っていました。

(蜜を求めて4)


長かった梅雨と突然の梅雨明けと台風来襲など、異常気象が常態になったような気がします。



鎌倉身辺雑記・茶こしを探す

2019年08月05日 | 鎌倉


#茶こし

長い間使っていた茶こしがやや傷んできました。
お茶を淹れるときその都度気になるので新調したいと思いました。
ただ、茶こしだけが見つかるだろうか?という疑念も同時に湧きました。

急須と茶こしを両方買うことになるかも知れないな?・・・。

(傷んだ茶こし)

アマゾンならどんな茶こしがあるのだろう?と検索しました。

(ネットで探す)

探したら、アマゾンでも ものたろう でも。使えそうなのが見つかったので、時間を掛ければ入手可能だろうとひと安心です。


さて、大船にあるのだろうか?。
このところ、瀬戸物屋や金物屋などの閉店が相次ぐので、見つからないかも知れないと思いました。

茶こしが見つかった場合、何を基準に買うかが問題ですがネットで学ぶことは多く茶こしは急須の内径に合わせて買うそうです。
また、百円ショップのダイソーにも、柄付きでない茶こしなら売っているとのことでした。

急須は工業製品というよりは、作陶者の手先の感覚で造る物なので、多少緩くてもサイズは合うだろうと思われました。

(内径を測る)

測ってみると68ミリ ~ 70ミリです。

探した先は、お茶屋さんが二軒と I-ヨーカドー大船の二階の雑貨売り場です。

そして、
ついに見つけました。さすが天下のI-ヨーカドーです。

代金は税込み269円でした。

(購入した茶こし1)


(購入した茶こし2)

急須に装着してみました。

(急須にセットしてみた)


まあまあばっちりと決まったのです。
おおさわぎした割にあっけない結末でした。



鎌倉身辺雑記・ネバリノギク

2019年08月01日 | 鎌倉


#ネバリノギク
今年のネバリノギクは、長梅雨の中でなかなか元気が出ません。
6月半ばにぱっと咲き誇ったのもつかの間で、その後の低温で花はすぐ駄目になり、7月も末に至っています。

(ネバリノギク1)


(ネバリノギク2)


(ネバリノギク3)


(ネバリノギク4)


(ネバリノギク5)


(ネバリノギク6)

昨年秋に、多少は条件の良いと思われる場所に一部を引っ越したのですが、移植先は春先の日照が少なく、良く育っていません。
ですから、また今年の冬が来る前に移植先を考えなければなりません。