善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・フキの薹

2017年02月28日 | 鎌倉


現時点でフキの薹はもう花が開きかけています。

今年は暖冬といっても良いのでしょう?。
寒い日はあったものの、日差しが多く照りつけ、日中はけっこう暖かいと感じた日が多かったようです。そのせいかフキの薹の出方は例年より2~3週間早めです。

(フキの薹1)


(フキの薹2)


(フキの薹3)


(フキの薹4)


(フキの薹5)


(フキの薹6)


(フキの薹7)

フキの薹を開かないうちに摘んで蕗味噌をつくってもらうのがこの時期の最高の喜びなのですが・・・。


ところで、フキの薹という言葉の中で「薹」という言葉の意味はどういう意味でしょうか?。薹は花茎という意味だそうで、薹が立つ(トウガタツ)とは花茎が伸びる様を云うらしいのです。
ですから、花が開く際は当然花茎が伸びているわけですね。横から写真うぃ撮るとフキのが咲いてくる様はさらに印象強く撮影出来ます。うこうなってはフキの花と呼ぶほうがふさわしい状態になってしまっています。

(フキの花)

ともかくよく見ると清楚で綺麗な花のような気がします。


鎌倉身辺雑記・セッコクランの饗宴

2017年02月23日 | 鎌倉


1月にこのブログで、部屋に取り込んだセッコクランの早咲きを報じました。
セッッコクランの早咲き参照。

当時、つぼみの無かったバルブに多くのつぼみが育ち今は咲いています。

(セッコクラン1)


(セッコクラン2)


(セッコクラン3)


(セッコクラン4)


(セッコクラン5)

このセッコクランはバルブが長く育ち水苔の根では支えきれないので支柱を立てて上の方に誘引しようとしますが、花が多くなかなか上手くゆきません。

でも、まッいいか。
良くぞ咲いてくれました。

温室も無いのにこんなにたくさんの花を付けてくれたのは、
1.根が伸びる前に植え替えたこと
2.薄めの液肥をやり過ぎないように与えたこと
3.寒さが来る寸前に家に取り込んだこと
等でしょうか?。


なお、このセッコクランは6~7年前にご近所さんから一株分けてもらったモノです。
そのお宅では、小ぶりの火鉢ほどの鉢に植えて屋外に出したままにしているのでこの時期は葉っぱもほとんどついていない状態です。

(セッコクラン-本家)

ご本家さんのセッコクランに花が咲くのは3月下旬か四月上旬だと思います。



鎌倉身辺雑記・クロッカス

2017年02月18日 | 鎌倉


クロッカスが咲き始めました。例年より1ヶ月近く早い開花です。

春一番最初に撮る写真はクロッカスの花かフキの芽ですが、フキの芽は今年は更に早かったようです。というのも、昨年のこの時期は大病の入院手術中で、今年のフキの芽のチェックをしていなかったのです。

(クロッカス1)


(クロッカス2)


(クロッカス3)


フキの芽はこんな状態です。

(この時期のフキの芽)




鎌倉身辺雑記・かきや(そば)

2017年02月13日 | 鎌倉


龍口寺の水行を見た際に、昼食を摂ろうと寄ったのが「かきや」です。

江ノ電が市街電車のように腰越の道路の中央に走っているその道路に面しています。
龍口寺から徒歩5分ほどで、腰越駅に向かって右側です。

(かきや)

かきやにはこれまで何回か行っており、しらす掻きあげそばが大好きですがこの10年ぐらいは行っていません。
久しぶりの入店です。
かきやは創業100年を越える地元のそばやで、道路の反対側には旅館も経営しています。
ですから、そばだけでなく、腰越港にあがる魚の目利きも出来るので、かきやのメニューは多彩を極めます。
かきやのホームページ

(店頭の特別メニューの看板)

店内の様子は10年前とほとんど変わっていませんでした。ただ、多くの有名人の色紙は無かったと思います。

(店内の様子)


(店内の色紙)

で、頼んだのが「しらすかき揚げそば」です。家人は「しらすちらしそば」をたのみました。

しらすかき揚げそばは大きなかき揚げが2枚ついています。

(しらすかき揚げそば ¥900)

また、しらすちらしそばは白砂を大量に使った冷たいおそばです。

(しらすちらしそば ¥950)

どちらも期待通りの、昔懐かしい味でした。
かきやのそばは細いのが特徴です。

そばを食べている間にも、表の通りでは定期的に江ノ電が通りました。

(店の前を通る江ノ電)

さて、外に出て、10年以上昔にかきやを取材して、所属するNPO団体のホームページに寄稿したことをおもいだしました。

そのときの写真とホームページを見ると、しらすかき揚げそばは¥700、しらすちらしそばは¥900でした。

(2003年の取材の時のしらすかき揚げそば)

全く同じ写真写りのかき揚げそばでした。¥200ほどのアップでした。また、しらすちらしそばはなんと¥900でしたから、たったの¥50のアップにすぎません。良心経営が100年も続いていていたのですね。
懐かしい思い出です。


大船観音寺の豆まき

2017年02月10日 | 鎌倉


大船駅の西側にある大船観音寺の節分会の豆まきの模様です。

大船観音寺は東海道線や横須賀線が大船駅に入る寸前に見える白い観音様のある曹洞宗の寺院です。観音様は白亜の巨像で小高い尾根の上にあります。

大船観音寺の節分の豆まきは例年節分より若干早い2月1日に執り行われます。
有名人を招いての豆まきは近隣の善男善女が集まり、賑やかに行われます。
大船観音寺のホームページ

(大船観音)

参道は急な坂道ですが、100メートル足らずの距離なのですぐに上れます。

(参道)

山門前に受付があり、この日は横のゲートからの入場です。

(山門)

観音像は30段ほどの石段の上にあります。

(観音様への石段)

豆まき会場は石段下の広場にあります。
仮設の段に紅白の幔幕を張り、段下に人が群がります。

ご住職の合図で豆まきが始まりました。

豆袋は直接キャッチするより、下に落ちるのを待って拾ったほうが効率的なようでした。
混乱もなく、精神的には対抗意識の出るイベントです。

(豆まき1)


(豆まき2)


(豆まき3)


(豆まき4)


(豆まき5)

豆まきが終わると、寄贈を受けた景品の抽選会がありました。
豪華賞品です。
入場に配られた「豆袋」に抽選番号が書かれていて、その番号を豆まきの主要ゲストたちが抽選箱から紙片を選び読み上げます。

当選者が観客の中から手を挙げ、豆まき台の下に進み、景品を頂くのです。

(当選者を捜す)


(当選番号を読む)


景品の発表と授与で豆まきの参加意識が強くなったところで、この日の節分会が終わりました。



さて、動画で見てみましょう

Youtube
鎌倉 大船観音寺節分会 豆まき 2017



龍口寺の節分会

2017年02月09日 | 鎌倉


藤沢市片瀬にある龍口寺は日蓮宗の寺院で、日蓮上人の法難で有名ですが、鎌倉の腰越とは隣り合っていますので、鎌倉市民もよくお参りに行ったりしています。

この龍口寺は節分の際、水行も行われるので、写真好きには格好の被写体になると多くの人がレンズを向けます。

2月3日の節分の日大船からモノレールに乗ってかけつけました。
モノレールのターミナルから歩いて5~6分の距離です。

(龍口寺の節分会の立て看板)

この看板では「節分追儺会」(せつぶんついなえ)とありますが、「追儺会」とは昔風の鬼退治のことらしく、節分をこういう呼びかたをする寺院も多いようです。

龍口寺の本堂は重厚で古びてどっしりした感じを受けます。海に近いので屋根の銅葺きも緑青をふいて時代を感じさせます。

(龍口寺本堂)

本堂の前は水行の準備が整い、行者を待つばかりです。
写真好きの連中が取り巻いています。

(水行の準備完了)

水行は三人一組として行われるようです。

水行が行われる5分前ごろに、写真好きに対してお寺から、動画などは撮らないこと、Youtube などにアップしないこと、すでにアップした人は削除してほしいことなどの注意事項が要請されました。

さて1時ちょうどです。

水行をする3人が本堂からお経を唱えながら降りてきました。

(行者が本堂から降りてくる)

所定の位置について、まとっていた白装束を脱ぎ下帯一枚でしゃがみ込んで、念仏を唱えはじめました。

そして、水行の始まりです。

これは生やさしいことではなく真剣な行でした。

(水行の始まり)

一新不乱にお経を唱え、次々と水をくんで頭から水をかぶる姿は見ていて心を揺さぶる荒行です。
行者さんの姿と水と水のしぶきが美しく見えました。

(一新不乱の水行1)


(一新不乱の水行2)


(一新不乱の水行3)


(一新不乱の水行4)

樽一杯の水が無くなって行の終わりです。
身繕いをして、お経を唱えながら本堂正面の左側から本堂の中に消えて行きました。

しばらくは皆声もなく見まっもっていました。

次の水行の準備のため時間が必要です。
樽の周りを整え、樽一杯にみずを張るのに10分ほどかかりました。

そして第二陣の行者が本堂から降りてきました。

(第二組の登場)

第一陣と同じような作法で水をかぶり、同じような気迫で行を行い、同じように去って行きました。

(第二組の水行)

しばらくは感動したままだった見物人が徐々にほぐれ、次の豆まきの方に関心が移ったようです。

久しぶりだったので、石段を上って裏山に向かいました。

病からのリハビリの最中だったので、若干しんどいのと、足の力がおとろえていたので、手すりにつかまりながら裏山にのぼりました。

仏舎利塔が陽の光に輝いていました。

(仏舎利塔)

仏舎利塔の横手の気の間から富士山も望めました。

(裏山からの富士山)

別の路をたどって、五重塔も拝観しました。

(五重塔)

木々の間から見える五重塔も久しぶで、端正なたたずまいが見事でした。



鎌倉身辺雑記・セッコクランの早咲き-2

2017年02月01日 | 鎌倉


セッコクランの早咲きの報告その2です。
例年2月~3月に咲くのですが今年は寒さが早く来たので鉢を家の中に取り込んみました。
取り込んだ結果、そのうちの一種類の花は早咲きしたので、12月の当ブログで紹介しました。
セッッコクランの早咲き参照。

今回はその第2報です。

(セッコクラン1)

この品種は、花が純白ですが香りはほとんどありません。栽培種で野生の花ではないのかも知れません。

(セッコクラン2)


(セッコクラン3)


(セッコクラン4)


(セッコクラン5)


(セッコクラン6)

セッコクランは手入れが簡単で、夏の間は日当たりが良い場所に置き、冬の1~2カ月だけ家に取り込めばよいので手間いらずの花です。
花期は長く一鉢でも家にあると楽しめます。重宝します。