善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・コムラサキシキブ 2021

2021年08月31日 | 鎌倉
コムラサキシキブが色づき始めました。コムラサキシキブはムラサキシキブの園芸種と云われています。半日陰で育てることが推奨されています。
近くの住宅地の植栽の中に20年ほど経ったコムラサキシキブがあるのでこの樹を中心に紹介します。

コムラサキシキブの木の姿です。
樹高は1メートル~1.5メートルほどで、四方に長い枝を垂らせています。

(コムラサキシキブ)

コムラサキシキブの花は5~6月頃にに咲きます。

(コムラサキシキブの花)

コムラサキシキブの実は白い色で、それぞれの枝の節目ごとに小さな実を25~30個ぐらい付けます。
その実が、枝元の方から紫色に染まりながら色づくわけです。

(コムラサキシキブの実1)


(コムラサキシキブの実2)


(コムラサキシキブの実3)


(コムラサキシキブの実4)


(コムラサキシキブの実5)

以上がコムラサキシキブの実の色づく情景です。

実が稔ると、メジロなどがついばみに来る晩秋の情景が思い出されます


さて、コムラサキシキブの花言葉は
「気品」
「知性」
「聡明」
などだそうです。



 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記 タマスダレ 2021

2021年08月29日 | 鎌倉
タマスダレが咲き始めました。場所は住宅地の各家の敷地と道路の間とか道路の植栽の一角などです。花壇で育てている方はほとんど見かけません。

タマスダレが咲く場所は道路の一角で、環境が良ければ群落になりますが、近くの住宅地では群落になるほどの環境ではありません。

(タマスダレの咲く場所1)


(タマスダレの咲く場所2)


(タマスダレの咲く場所3)


タマスダレの花は多くは白色で、6弁の花びらに6本のオシベ(黄色)、メシベが1本(白色)付いています。

(タマスダレの花1)


(タマスダレの花2)


(タマスダレの花4)


(タマスダレの花5)

さて、タマスダレの花言葉は
「純白な愛」
「期待」
白い花だからでしょうか?



 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記 常楽寺の百日紅 2021

2021年08月24日 | 鎌倉
朝の散歩で通るバス道は、常楽寺の参道の手前を通ります。8月半ばになって、常楽寺の山門をずっと遠くに見て、百日紅が美しく咲いているのが目立ったので午後から写真を撮りに出かけました。


山門と百日紅は絵になります。
百日紅は樹齢40~50年ほどでしょうか?下から見上げるだけで、樹の根元に近づけないのですがかなりの太さです。

(山門脇の百日紅1)


(山門脇の百日紅2)


(山門脇の百日紅3)


(山門脇の百日紅4)


境内にも同じような百日紅が咲いていますが、この樹も近づけない場所です。

(境内の百日紅1)


仏殿に手を合わせました。
仏殿には本尊の阿弥陀如来像、脇侍の観音菩薩像、勢至菩薩像等が祀られています。また開祖の蘭渓道隆像が安置されているそうです。

(境内の仏殿)

また、他には、タカサゴユリが咲いていました。

(境内のタカサゴユリ)

常楽寺の境内はさして広くありませんが、静謐の中に安らぎがあります。



 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記・シュウメイギク 2021

2021年08月18日 | 鎌倉
シュウメイギクが咲き始めました。
今年は天候不順で、早くからツボミを沢山付けていましたが、雨続きで中々花が開かなかった印象があります。


花壇のシュウメイギクの一角です。

(シュウメイギクの一角)


次はシュウメイギクのツボミです。

(シュウメイギクのツボミ)


(シュウメイギクのツボミ2)



そしてシュウメイギクの花です。


(シュウメイギクの花1)


さて、ネットで調べたにわか知識ですが、シュウメイギクの花の構造は下記のようでした。

 1.白く見えるのは花弁ではなくガク。
 2.真ん中にある緑色に見えるドームはメシベが球状になったもの。
 3.黄色のオタマジャクシ状のものがオシベ。


(シュウメイギクの花2)



(シュウメイギクの花3)


(シュウメイギクの花4)


(シュウメイギクの花5)

シュメイギクは白の他にピンクとか、いろいろの色の花が増えて来ました。


 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記・タカサゴユリ 2021

2021年08月14日 | 鎌倉
タカサゴユリの季節です。台湾からの帰化植物と云われています。日照さえあればかなり厳しい環境でも花が咲き、大量の種子を飛ばすと云われています。


タカサゴユリの全体の姿です。
種から育って30~40センチになると花を付けます。純白の清楚な花です。
このタカサゴユリはブロック塀と道路の間の隙間で育っています。
3年目ぐらいでしょうか?。

(タカサゴユリ1)


下の写真のタカサゴユリは生け垣に沿って育ったようで、背丈は人の丈に同じぐらいの高さに花を付けています。

(タカサゴユリ2)

次は、背丈は2メートル近く育ったモノとまださして大きくなっていないモノ混在しています。

(タカサゴユリ3)


さて、タカサゴユリの花です。
ほぼ白の花が多く、6本のオシベとメシベが1本です。

(タカサゴユリの花1)


(タカサゴユリの花2)


(タカサゴユリの花3)


(タカサゴユリの花4)

生け垣の上まで飛びだしたタカサゴユリの花は上向きに咲いていました。

(タカサゴユリの花5)

タカサゴユリは外来植物です。
日本の気候に良く馴染み、日本が好きなのか、非常に強い繁殖力を持っています。

その特性を知って育てると良いと思います。


さて、タカサゴユリの花言葉は
正直・甘美・威厳・純潔・無垢 などだそうです。
通常の白い百合と同じだとか?


 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記・キバナコスモス

2021年08月09日 | 鎌倉
キバナコスモスがようやく咲きました。今年はかなり早くから種を蒔き本葉が出るまで育っては雨に流されたり、雀が穴を掘って身繕いするという不運に見舞われた結果、7月になってようやく6~7株が大きくなりました。
昨年までは、種を蒔かなくても前年に落ちた種から勝手に芽が出て間引きをすれば大きく育っていたのに今年は全く様相が違いました。

双葉から葉に育つ段階の芽です。。

(キバナコスモスの芽)

7月半ばに、狭い花壇の中にキバナコスモスの場所をつくりました。
20~15センチの苗です。

(20センチほどに育つ1)


(20センチほどに育つ2)

7月の半ば頃にはいくつもの株が30センチ以上の高さに育ちました。

そして8月。
最初の一輪が夜中に開いたのです。朝になって気がついて直ぐに撮影しました。

(最初の一輪)

数日後二輪になりました。

(二輪になった)

更に数日後三輪になりました。

(三輪になった)


(キバナコスモスの花4)

さあ、もう大丈夫です。
他の株も小さいながらツボミを持つようになったのです。

今年の暑さではクリアした訳で、後は台風でも来ない限り花は続いて咲きそうな状況です。


さて、キバナコスモスの花言葉は
「野性的な美しさ」
だそうです。


 ひろさんの旅枕





鎌倉身辺雑記・ハマユウ 2021

2021年08月04日 | 鎌倉
ハマユウが咲きました。夏の花です。

ハマユウは7月ごろ咲き、秋に実を付けることもあります。このブログはご近所さんのハマユウをベースに紹介します。

(ハマユウの姿)

ハマユウは太い根から葉が10枚程度出て、葉の脇から花茎が伸びます。花茎は70~80センチほどです。その先端に花が付きます。

(ハマユウのツボミ1)

このツボミの中に20個以上の小さな花のつぼみがあります。その一つ一つが6弁の白い花を咲かせます。

(ハマユウのツボミ2)

花は順次咲いてきます。

(ハマユウの花1)

花には6枚の花びら、6本のオシベ、1本のメシベがあります。

(ハマユウの花2)

花はお互いに絡まりあうので、風に揺られて、見分けにくくなります。

花びらやオシベ、メシベなどの関係は下の絵をご覧下さい。

(ハマユウの花3)

赤い札の6枚がオシベを示します。
手前に伸びる管につけた青い札はメシベを示します。
このようにややこしく絡まり合って受粉するらしいのです。

(ハマユウの花4)


(ハマユウの花5)

ハマユウが受粉すると秋にピンポン球のような実が結実します。
(写真はありません)


さて、ハマユウの花言葉は

「どこか遠くへ」
「汚れのない」


だそうです。



 ひろさんの旅枕