善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ネジバナ

2013年06月29日 | 鎌倉

久しぶりに身辺雑記を書きます。

今日はネジバナです。

狭い庭の一角がネジバナに占領されてからかなりの年月が経ちました。
昔旅行した鳴子温泉の土産物屋さんが店先で鉢植えしていたので分けてもらいました。

(ネジバナ1)

よく見ると可憐な花で花の紅色が可憐です。
油断すると直ぐに種が出来て翌年に更にはびこるのです。

(ネジバナ2)


(ネジバナ3)


(ネジバナ4)

可憐なネジバナが咲くと梅雨が末期になります。



白馬村と小谷村の旅・小谷温泉山田旅館のお風呂

2013年06月27日 | 温泉

さて、山田旅館のお風呂です。

50年前とほとんど変わっていないということです。

(浴場入り口)

脱衣場は質素です。
まるで、共同浴場のような雰囲気です。

(脱衣場)

浴室に入ると、半分は浴槽に占められていて、6~7人ほどが入ることが出来る大きさです。

突き当たりには、2メートルほどの高さからの源泉の湯口があり、正面に寝湯の部分の浅い浴槽画連なり、奥は洗い場です。
また、右側には2メートルの石筍があります。

お風呂にはいると、表面はやや熱いと思いましたが、かきまぜてみると適温のお湯です。

(浴槽)

お湯はやや緑がかった、うっすらとささ濁りのお湯です。
肌にやさしく、若干のぬるぬる感があります。

ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)で、44.8度の源泉には加水も加温も不要です。

(寝湯の部分)

寝湯の部分は独り占めできます。
足もとに湯口がありますが、仕切りがあるので2メートルの高さでもしぶきはかかりません。

(湯口)

浴室の右奥(寝湯の頭の部分)に、25年間分の湯口からの析出物の結晶を標本としておいてありました。
年輪が見事で、改めて温泉の力を見せつけられた感じがしました。

(湯口に堆積した石筍)

脱衣場にあった温泉の説明書です。

湯口が高いのは、当初はうたせ湯として使っていたのか、建物の外側の高さがその位置なのかよくわかりません。

また、寝湯の足に近い場所にはコップが吊してあり、源泉を飲むことが出来ます。

(脱衣場にあった温泉説明書)

山田旅館のお風呂は雰囲気が良く、お湯が良く、静かなのでなかなか立ち去りがたいものでした。


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白馬村と小谷村の旅・小谷温泉の山田旅館

2013年06月23日 | 温泉

サンテイン小谷の食事を楽しんだ後、また中央橋口のバス停から雨飾高原行きバスに乗って小谷温泉を目指しました。

(小谷村営バス)

山田旅館は創業四百有余年といわれる老舗旅館です。
木造三階建ての本館他の建物は登録有形文化財に指定されています。

(山田旅館)

今回のこの旅は、山田旅館のお風呂に入るために企画したと云っても過言でないほど再訪を望んでいました。

(玄関付近)

母屋の玄関に入って日帰り温泉を頼みました。
仲居さんらしき人が対応してくれ、初めてかと聞くので、50年ぶりですと答えると、そのときのお風呂に入れますよと廊下の途中まで案内してくれました。

(長野新聞社から寄贈された扁額)

この扁額は十大旅館とも書かれているので、長野県の旅館の人気投票でもしたのでしょうか?。

(浴場棟)

ともかく、何棟もある三階建ての建物は一見の価値があります。

お風呂については次回報告します。

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白馬村と小谷村の旅・サンテインおたりのレストラン

2013年06月20日 | 温泉

サンテインおたりのレストランです。

国道側に面しています。

浴場側から行くと途中にガラス越しのそば打ち場があり、小谷そば手打ちで供されるようになっています。

(サンテインおたりのレストランの様子)

レストランはテーブル席の他に小上がりの座敷席がありました。

壁にあったメニューの大半は麺類で、特に小谷村産のそばがご推奨です。

(壁のメニュー)

とろろそばと天ざるを頼みました。

(とろろそば ¥750)


(天ざる ¥1100)

そばは若干短く、色が白いそばでした。

サンテインのマネジャーらしき人に聞くと、そばを粉にする際に色が決まるのだそうです。
小谷村が小谷村産と銘打って供給する際に色について注文を聞いて粉にするのだそうです。

香りの高い、うまいそばでした。
新そばは11月になってから出回るそうです。夏の終わりのこの時期はまだ白い花の段階です。

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白馬村と小谷村の旅・サンテインおたりのお風呂

2013年06月16日 | 温泉

南小谷駅からバスで「サンテインおたり」に向かいます。
「サンテインおたり」は村営の宿泊施設兼日帰り温泉兼レストランです。

村営バスで10分足らずでバス停「中央橋前」に着きました。

(小谷村営バス中央橋前停留所)

このバス停は国道から一本ん裏側の道にあり、「サンテインおたり」の裏口に着きます。

(サンテインおたり)

しっかりした建物で、向かって左側に宿泊や日帰り温泉の受付があり、右側にレストランがあります。

日帰り温泉を頼み、地下に下りると浴場があります。

脱衣場は安全管理が行き届いています。

(脱衣場)

浴室に入ると、公共の運営らしいしつらえで、左側に掛け湯があり、正面にメインの浴槽あります。

(メインの浴槽)

透明の湯をたたえた浴槽は遊び心がないものの、お湯はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性低温泉)で浴感はさっぱりとしています。
なめると、弱い塩味、炭酸味と鉄分臭がします。
30度のお湯を加温せいているとのこと。

メインの浴槽の右側の寝湯です。

(寝湯)

洗い場は囲いがあり洗い場にいる人の飛沫が浴槽に届くようなことは滅多にありません。

(洗い場)

サウナ室があり、古代檜造の水風呂もあります。

(サウナ室)

地下にありますが、窓からは陽が差し込んで気持ちよいお風呂でした。

大急ぎで出て、建物一階のレストランに走り込みました。

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白馬村と小谷村の旅・南小谷駅

2013年06月12日 | 温泉

南小谷駅です。
ひなびた駅です。
小谷温泉と栂池のアプローチ駅です。

(南小谷駅のホーム)

駅舎のある方のホームに南小谷駅に関する案内が書いてありました。

(南小谷駅の案内板)

拡大すると以下のように書いてあります・

南小谷駅 (長野県北安曇郡小谷村千国乙10356)
北緯   36’4617”
東経  137’5441”
海抜   513m
営業開始 昭和10年11月29日

東京 より  321.7km(中央線経由)
名古屋より  259.0km(中央線経由)
大阪 より  441.4km(北陸線経由)
枕崎 より 1466.9km(北陸、日豊経由)
稚内 より 1448.2km(北陸、宗谷経由)

(南小谷駅の案内板拡大)

駅舎の外観はなまこ壁で囲われたイメージです。
今回の旅のテーマの一つの「赤丸ポスト」もあります。

(南小谷駅駅舎)

赤丸ポストと塩を運ぶ人足の顔出し看板の部分を拡大すると以下のようです。

(南小谷駅駅舎の赤丸ポスト)

ちょっとひなびた感じの演出のしすぎでしょうか?。

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白馬村と小谷村の旅・50年ぶりの大糸線

2013年06月07日 | 温泉

ガーデンの湯から白馬駅まで徒歩で戻りました。
10分足らずです。

コインロッカーから荷物を出して、ホームで大糸線の各駅停車を待ちました。
白馬駅に入るのも、大糸線に乗るのも五十数年ぶりです。

(白馬駅)

昔は信濃四谷駅といいひなびた駅でしたが、今の駅舎は立派になりました。

(大糸線車両)

大糸線の各駅停車は二両連結で先頭車両に乗りました。

走り出してから、先頭の運転席が見える場所に移動し、雪よけのトンネル(洞門?)をカメラに収めました。

(先頭車両から見た雪よけの洞門)

席に戻って、姫川も撮りました。

(姫川)

国道148号線と大糸線は絡むように続いていきます。

国道の方も、尾根にかかるとえんえんと洞門が連なります。

(国道の洞門)

南小谷駅につくまではあっという間でした。

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白馬村と小谷村の旅・ガーデンの湯

2013年06月03日 | 温泉

お湯を出た後、フロントでタクシーを呼んでもらいガーデンの湯に行きました。

ガーデンの湯は、松川に沿って下った場所にありました。
白馬駅前の道と松川が交差する橋のたもとで、ガーデンの湯以外にも食堂や土産物屋があって、駐車場をこれらが囲んでいました。

(ガーデンの湯)

ガーデンの湯は二階が全てカラス張りで、券売機で入場券を買って受付に渡すと階段を上ります。

(券売機)

階段を上がると、脱衣場や大きな休憩室があります。

(脱衣場)

浴室に入ると、ガラスを通して陽射しが強く、気持ちの良い浴室になっており、窓の外には露天風呂があります。

(内湯)

内湯は10人ほどが入れる大きさです。
ぬるめのお湯は、今は入ってきた倉下のお湯と同じ「白馬塩の道温泉」の源泉の掛け流し湯で、肌にやさしく、多少は塩でべたつくけれど、出てしまえばさっぱりとしたお湯です。

(露天風呂)

露天風呂は目隠しがあって、展望は二階にしては良くないのですが風が通り気持ちよい露天風呂です。

(水風呂とサウナ室)

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性高張性高温泉)で源泉の温度は43.9度。

(白馬塩の道温泉の説明板)

白馬塩の道温泉の説明板がありました。

貴重な温泉だそうです。
アトピーに効くと「倉下の湯」にいた先客が云っていたのですが本当でしょうか?。
ともかく、源泉は倉下の湯から湧出したものです。

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