善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

三沢市の旅・レストランおおせっか

2015年10月31日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

三沢レストハウスの中にはしゃれたレストランがあります。名前は「おおせっか」。おおせっかとは絶滅危惧種の小鳥の名前で、小川原湖畔の仏沼(ラムサール条約湿地)は全国でも数少ないおおせっかの生息地とのことです。

湯っこののれんからすぐの場所です。

(食事処・おおせっか)


(店内の様子1)


(店内の様子2)

注文したのは以下の二品です。

(真ほっけの開き定食¥550)


(味噌ラーメン¥650)


(この日の定食メニュー)


(通常のメニューの一部)

店内の雰囲気も申し分無く、メニューは安い上に結構なお味でした。

お風呂といい食事処のレストランといい良い経営をしています。

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三沢市の旅・三沢市民の森温泉浴場

2015年10月26日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

さて、姉戸川温泉からタクシーで三沢市に入りました。

今日の宿の三沢パークホテルにチェックインして荷物を置き、三沢市民の森に向かいました。
三沢市民の森は広大な敷地の中に主に老人福祉センターの施設が運営されています。
老人福祉センターの諸施設とは58畳の大広間と10畳、8畳の和室などで各種会議、研修、講習会に利用できるます。
また、別棟で宿泊施設もあります。

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三沢レストハウスはその内の一つで、市民の森温泉浴場や休憩処、レストラン「おおせっか」などがあります。

(三沢レストハウス)

市民の森温泉浴場は「湯っこ」というのれんが目印です。

(三沢市民の森温泉浴場入り口)


(温泉浴場入浴料金)

浴場の受付にある入浴料案内には、三沢在住者の65歳以上は無料とあります。三沢在住者には市役所から無料入浴券が配布されており、これをじさんするのです。無料券を忘れた人は110円です。
三沢在住者のお年りは恵まれています。もちろん払ったってわずかに110円で、それも消費税が8%になる前は100円だったとのこと。
市外在住者は160円です。

脱衣場は広く使いやすい。無料で鍵のかかるロッカーが並び、ゆっくりと着替え出来ます。
この日は休日の昼頃なのに何故か人が群れていませんでした。

(脱衣場)

浴室内は明るく、洗い場を越えて窓際には大きな浴槽と小さな浴槽が並んでいます。
大きい浴槽は20人以上が入れそうでジャグジー付きです。
小さい方の浴槽は静水で6~7人のサイズです。

(浴槽)

お湯はヌルヌルすべすべのアルカリ性単純温泉で、源泉の湯量が多いため鮮度の良いお湯を味わうことが出来ます。

(洗い場)

脱衣場の外の休憩室からは小川原湖がみえました。

(休憩室から小川原湖が見える)

三沢市民の森温泉浴場はおそらく全国の地方自治体が運営する入浴施設中で最高の温泉施設の一つでしょう。
お湯の質も掛け流しという点も入浴料金も。また雰囲気の良さなどどの点を取っても高得点です。
しかも、入っている人たちはフレンドリーで、見慣れぬ外来者に積極的に話しかけて来ます。
こんな快適な共同浴場は滅多にありません。

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東北町の旅・姉戸川温泉

2015年10月21日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

姉戸川温泉はあおい森鉄道の小川原(こがわら)駅前にあります。

(姉戸川温泉)

平屋の建物で、玄関の右側に浴場施設があります。受付は左側の居住区にあります。玄関ロビーは広いのですが売店などの施設はありません。

脱衣場は広く、昭和の雰囲気が色濃く残っています。
番台の遺物と脱衣用の棚だけの簡素な脱衣場です。

(脱衣場)

手入れが良いので古びた感じは無く、気持ちの良い脱衣場です。

(別角度の脱衣場)

浴室は、中央に浴槽のある典型的な造りです。床のタイルは古さを思わせるがこの浴室も古びた感じはしません。

(浴槽)

浴槽の半分は緑色のマット敷きです。この部分は寝湯の深さになっており、残りは通常の深さの浴槽です。

お湯は薄茶褐色で透明のアルカリ泉でヌルすべ感が強いお湯です。
ぬるめのお湯なのでじっと浸かっていると次第に身体があたたまってきます。

源泉名は「中久根下泉」で、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。
温は38.24度とのことです。

湯口は豪快です。

(豪快な湯口)

大量のお湯がかけ流されています。

ぬるめなので是非長湯をして欲しいとおやじさんは云っていました。

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東北町の旅・東北温泉

2015年10月16日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

旅館の松園に戻り朝食を摂りました。

チェックアウトして、あおい森鉄道乙供駅の近くの東北温泉に行きました。
東北温泉は黒いお湯で有名です。

建物は黒い湯をイメージさせる三階建ての建物でまだ新しい感じです。
旅館兼公衆浴場という経営方式で、一階は公衆浴場になっています

(東北温泉)

脱衣場は広く、木の棚と脱衣用籠が並びんでいます。無料のコインロッカーもあります。

(脱衣場)

浴場には洗い場のカランが三列並び、右側にサウナ室と小浴槽があり、突き当たりにメインの浴槽があります。また、屋外には露天風呂があります。

(メインの浴槽)

メインの浴槽は14~5人入れる大きさです。赤御影石の縁取りの重厚な浴槽で、一部泡風呂となっています。

(別角度のメインの浴槽)

さて、お湯です、うわさ通りの黒いお湯で、モール泉とのことです。
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、湯温は47.5度です。

ぬるぬるスベスベのお湯で、透明ですが色は黒く、肌触りは最高です。
メインの浴槽は浴槽内にステップがあり、腰掛けることが出来ます。その先の深さはぎりぎりお尻が着くか着かない程とやや深めの設定です。

(子供風呂とジャグジー風呂)

先客は浅めの子供風呂に入っていました。子供風呂はぬるめなので長湯が出来るとのと・・・。

(洗い場)


モール泉については同温泉のホームページから説明を引用してみます。


 「植物性モール温泉のモールとは、ドイツ語で「亜炭」のことをいいます。 その亜炭層を通過して湧出する温泉を「モール温泉」と呼びます。

 モール温泉は、かつては世界でもドイツ南西部・バーデンバーデン地方と北海道・十勝川温泉の2ヶ所しかない! といわれていましたが、掘削技術の進歩と共に日本国内でも数少ないものの、湧出が見受けられるようになりました。

 当東北温泉は、日本のモール温泉の中でも「最も色が黒い温泉」という評価を岩手大学大学院工学研究所工学博士の成田栄一教授から分析評価をいただきました。」

泉質 弱アルカリ性単純温泉、日本一黒い湯植物性(フミン)モール温泉です。
源泉100%掛け流し、泉温47.5度、湧出量毎分400リットル。

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東北町の旅・玉勝温泉

2015年10月12日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

翌朝、徒歩で玉勝温泉を訪ねました。

あおい森鉄道の線路に沿って600~700メートルほど三沢寄り(南側)にあります。

駐車場は広く、道の反対側には「玉勝別館」という旅館があります。

(玉勝温泉)


(受付ロビーと男湯ののれん)



(脱衣場)

玉勝温泉は建物は新しそうですが脱衣場は古い公衆浴場の名残が残っています。
例えば籐製の脱衣籠です。最近はプラスチックの籠が多いのですがこの籠には古い物への郷愁を誘います。

番台も全盛期の遺物です。
昔は番台から見張っていたので盗品予防になったのですが、今はコインロッカーがないと安心してお風呂に入れません。

番台は人が座って入浴料金を受け取っていたのですが、異性の人に裸を見られるといやだということと、人件費の高騰から閉鎖され、脱衣場の外の受付方式が主流です。

(番台の痕跡)

玉勝温泉のメインの浴槽は浴場中央にあります。二槽に分かれています。

大浴槽と小浴槽にがあり、お湯はどちらも素通しになっています。
超音波流水の大浴槽とお湯の流れが少ない小浴槽はどちらが好きか?という好みで選んでいるようです。

お湯の色は薄茶褐色で透明です。
お湯はモール泉で、メタケイ酸の成分が含まれているとのことです。

浴感はぬるぬる感が少なく、さっぱりとしています。

(メインの浴槽)


(お湯の説明板)

加水以外していない掛け流しのお湯がふんだんに流れだしています。昭和の面影が残る銭湯に浸っていると幸せな気分になります。

玉勝温泉の入浴料金は210円です。

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東北町の旅・温泉旅館 松園の夕食

2015年10月08日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

さて、松園の夕食です。

(夕食)


(馬刺し)


(鶏肉網焼き)


(イカと菊花の酢の物)


(アブラガレイ)


(イカ大根)


(シラウオ)


(キノコの酢おろし和え)


(インゲンとにんじんの炒め)


(野菜炊き合わせ)


主要なものは上の通りです。他に香の物、吸い物、ご飯、季節の果物など。
郷土食色豊かな料理で、何よりも分量が多すぎないし、宿泊価格の安さがうれしく、また訪問したくなりました。


温泉旅館 松園のホームページ

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東北町の旅・天然温泉 まつのゆ

2015年10月02日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

温泉旅館松園の経営する「天然温泉 まつのゆ」は旅館の北側の道路をはさんだ場所にあります。

大きな駐車場があり、早朝5時から夜10時まで営業しています。入浴料金は270円でたいそう繁盛しています。

(天然温泉 まつのゆ)

まつのゆの脱衣場はかなり広くゆったりとしています。

(脱衣場)

浴場も大きく、メインの浴槽は15~6人入れる大きさです。

(メインの浴槽)

メインの浴槽はL字型になっており一部はジェット風呂で、奥には電気風呂とぬるい湯、寝湯などがあります。

(電気風呂とぬるい湯)

また、露天風呂の手前にうたせ湯、スチームサウナ、水風呂、あつい湯などがあり、露天風呂へ行くにはここにから屋外に出ます。

(露天風呂)

お湯はぬるぬるスベスベのモール泉です。分析表によれば、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で湯温は49.2度。源泉名は松の湯温泉です。
ぬるめの露天風呂に入ると泉質の良さが良くわかります。

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