ちょっと昨日のつづき・・・

思えば父の生まれた時代は
「青春＝戦争」だったので、
ワタシ達と比較できるはずがないのだが、
６人兄弟姉妹の次男だった父は
小さい頃、京都の知人の家に預けらて育ったらしく、
しばらくして戻った時には
世話をしてくれるのは祖母ではなく住み込みの女中さんだったため、
甘え方なんて知らないまま育ったのだろうと推測される。

時代と環境により形成された性格は、
そんなに簡単に変わるものではないだろうし、
そのピンと張った緊張感のようなものが、
小さい頃から我が家にはずっと流れていた。

だから、兄もワタシもどこかで諦めていたのだろう。

兄は自分の家族を持って、
自分の理想としてきた形を確実に守ろうとしている。

ワタシはそれをベンチから見守るｗ。