<PA2009(14-2)>
パネル討論「体脱体験の現象学」(2)
●アーサー・ヘイスティング
「体脱体験に類似した実験的現象」
触覚的仮想現実では、ゴーグルタイプのCGディスプレーを
かぶって、CGのキャラクターが棒で突かれたときに、操作
者の身体も棒で突く。それによって、キャラクターへと意識
移入がなされる。
人工体脱体験では、上のゴーグルに操作者の後ろ姿を映して
操作者の視点がその身体の2メートル後ろになるようにした
状態で、背中を棒で突く。そして、ゴーグルの画面を消して
目隠し状態のまま2メートル後退して、視点と身体の位置が
一致した状態に戻ってもらう。すると、体脱体験をしていた
ように感じる。
脳刺激実験では、右半球側頭葉の大脳皮質を刺激したところ、
自己の身体意識が50センチメートルほど、左後部にずれて
感じられた。
こうした実験と、超心理学的な現象を比較して議論してみる。
パネル討論「体脱体験の現象学」(2)
●アーサー・ヘイスティング
「体脱体験に類似した実験的現象」
触覚的仮想現実では、ゴーグルタイプのCGディスプレーを
かぶって、CGのキャラクターが棒で突かれたときに、操作
者の身体も棒で突く。それによって、キャラクターへと意識
移入がなされる。
人工体脱体験では、上のゴーグルに操作者の後ろ姿を映して
操作者の視点がその身体の2メートル後ろになるようにした
状態で、背中を棒で突く。そして、ゴーグルの画面を消して
目隠し状態のまま2メートル後退して、視点と身体の位置が
一致した状態に戻ってもらう。すると、体脱体験をしていた
ように感じる。
脳刺激実験では、右半球側頭葉の大脳皮質を刺激したところ、
自己の身体意識が50センチメートルほど、左後部にずれて
感じられた。
こうした実験と、超心理学的な現象を比較して議論してみる。
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