RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

大江戸スター名鑑

2012-02-06 22:30:00 | 美術
見てきました

太田記念美術館

会期は2012年2月1日から2012年2月26日。

今回は「スター」
江戸の町の人気者たちの展示です。

俳優やスポーツ選手は今を生きる私たちにとっても大きな関心の一つ。
それは江戸時代も同じ。
歌舞伎役者や力士。
また美しい茶屋の看板娘や吉原を彩る遊女。
彼らが身につけたものが流行るのは今も昔も変わらないのです。
様々な江戸時代の人気者が見れちゃいます。

歌舞伎役者だらけです。

東洲斎写楽「初代市川鰕蔵の竹村定之進」
写楽の代表作も展示されています。

三代歌川豊国「初代河原崎権十郎のおぼう吉三 三代岩井粂三郎のおぼう吉三 四代目市川小団次の和尚吉三」
躍動感あって色も鮮やかで見ていて楽しい。

豊川国周「歌舞伎座中満久 皿屋舗化粧姿鏡」
人気演目です。皿屋敷。
これが今回一番好き



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女性美 ~The Beauties He Loved~

2012-02-05 23:45:00 | 美術
見てきました

松岡美術館

会期は2012年1月5日から2012年4月15日。

ときにかわいらしく。
ときにうつくしく。
ときにあやしく。
そしてめんどくさい(笑)

女性のさまざまな表情は昔より芸術の世界で重要なモチーフです。
美しさや母性の象徴などさまざまな作品が残りますが。
そんな女性に焦点をあてた展示です。

展示室へ向かう階段を上がると。

おぉ、正月ですな~
もう、2月だけど。

さて。
最初に目をひいたのは。

こちらのエジプトの美女。
「彩色人形木棺 頭部」
色もいいし、ぱっと見で美女と分かる人ですな~。
今年はエジプト展が多いので楽しみ

続きまして。

「黒絵式オノイコエ」

「赤絵式渦巻クラテール」
ギリシャ展で見たような。
鮮やかな色が目に眩しい
クラテールのほうは右の人の下に非常口の表示が反射して写っちゃってます。
最初、見てびっくりしたけど。
心霊現象とかではないのであしからず
どっちかというと、左右上部の人の顔のほうが心霊現象っぽいよな~(笑)


「乙女 頭部」

「女性マスク」
美女2連発!!
乙女はローマ期で大理石。
女性はエジプトのローマ統治時代、石膏。
乙女の憂いのある表情も素敵ですが、女性のはっきりと見つめる視線も素敵
照れちゃう


上村松園「藤娘之図」
あら、こんなところで松園さん。
上品で美しい娘さんが舞っております。


最後の部屋は彫刻だらけ。
皆さんね~、お尻がいいんですよ。
後ろから見たとき壮観でした。
って、終わり方が変体チック



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日本の美を愛した巨匠たち 近代日本画名品展 -横山大観から平山郁夫まで-

2012-02-04 21:30:00 | 美術
見てきました

日本橋三越新館7階ギャラリー

会期は2012年1月25日から2012年2月6日。

バレンタインが近いこの時期、デパートは危険すぎます。。
「端から1個ずつください」
とか簡単に言ってしまう自分が怖い……。
いやいや、今月はもう買わないのです。
買えないのです。。

さて、今回は近代日本名品画ってことです。
チラシは東山魁夷。

これだけで人が多いことが容易に想像できます。
今回は近代日本画の名品を蒐集する吉野石膏株式会社及び公益財団法人吉野石膏美術振興財団の貴重なコレクションの中から美を追い求めた巨匠たちの作品が展示されています。

どんな人の作品があるかと見ると。

横山大観、上村松園、鏑木清方
小林古径、安田靫彦、前田青邨
奥村土牛、速水御舟、小倉遊亀
伊東深水、上村松篁、岩橋英遠
片岡球子、東山魁夷、杉山 寧
奥田元宋、高山辰雄、加山又造、平山郁夫
(生誕順)

これは見たい!!

速水御舟「水郷潮来」
こんな作品もあるのかと以外でした。
活動期間が短くて謎なイメージが多いから一つでも作品が見れるのは嬉しい

東山魁夷「春映」「静映」
魁夷らしい、静寂漂う美しい作品です。

前田青邨「鵜飼」
これも前田青邨ってこんな作品もあるんだと意外に思ったので。
鵜飼の様子がドラマチックに描かれていてすごく素敵でした。
これが今日見たなかで一番ぐらいによかった

平山郁夫「ブルーモスク」「らくだ流沙行」
平山郁夫らしい作品。
ブルーモスクの神秘的な青とその静かな情景はまさに千夜一夜物語の世界です。

明治・大正・昭和と目まぐるしく変わる時代に追い求めた美しさは、今、安らぎを与えてくれる癒しの作品たちです。

デパートで行われる展覧会。
これ、日本独自と言われますが。
小さいころから美術館に頻繁に行く文化がない日本で、家族で手軽に鑑賞できる機会は素晴らしいと思います。
買い物ついでに見れるしね。

ぜひぜひ、チョコレートの買い物のついでに!!(笑)



結局チョコを買ってしまった私を励ますため(!??)
ランキングにご協力を!!

Cosmic Travelers - Toward the Unknown

2012-02-03 21:30:00 | 美術
見てきました

エスパス ルイ・ヴィトン東京

会期は2012年1月21日から2012年5月6日。

エスパス ルイ・ヴィトン東京で初のグループ展。
そして初めて日本の現代アートが扱われます。
『Cosmic Travelers・Toward the Unknown(コズミック・トラベラーズ - 未知への旅)』
作品は原口典之、佐藤允、塩保朋子、高木正勝、渡辺豪の5名の最新作。

今回は写真とともに
(撮影可です)
ちょっと暗めかも。
なるべくフラッシュ焚きたくないので。


部屋に入るとこんなかんじ。

気になる丸い大きいのは、覗き込むと。

真っ暗。
天井が映ってるのです。


ずっと見上げていたのはこの作品。
塩保朋子さんの作品。
切り絵だそうです。
繊細で美しい。
天井に映る影まですてきでした。

一番のお気に入りは。

同じく塩保朋子さんの作品。
合成紙を切って組み合わせたもの。
幻想的です。
暗かったので後ろの窓にも映りこんでいて不思議な景色でした。

次は昼間にも行こうと思っているのでその時はまた写真貼り付けます!!



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国芳お土産

2012-02-02 21:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
さて。
美術館は誘惑が多い!!

今回はLE CHOCOLAT DE Hと国芳展がコラボ★
お猪口に入ったチョコレート。
甘酒とワインの生チョコレート。

上のプリントは国芳の絵。
ランダムってことで開けるまでのお楽しみ

私のは
金魚とネコ
でした。

かわいい~


ひらひらはネコが大好きだったそうで。
やっぱりネコだよね



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2月

2012-02-01 23:50:00 | 日常
あら。
1月とは違って。
ちょっと前向きな気分

いいことありますように



"出会わないときは出会わない"だよ。
との思いがすぐに浮かんでしまった哀しき心の私に励ましのクリックを

没後150年 歌川国芳展(後期)

2012-02-01 21:30:00 | 美術
見てきました

森アーツギャラリー

会期は2011年12月17日から2012年2月12日。
前期は2011年12月17日から2012年1月17日。
後期は2012年1月19日から2012年2月12日。

2011年は歌川国芳没後150年!!
太田記念美術館で開催された展示(前期後期)も記憶に新しいですが。
ひらひら(国芳のあだ名。詳細は太田記念前期。)こと歌川国芳(寛政9[1797]-文久1[1861])の鮮やかなる世界観が楽しめる展示です。

昨年のうちに前期行ってきたので。
今回は後期行ってきました。

前期ね~、すっごくよかったんです。
後期も期待して、というより前回図録を買ったので
予習しつつ、「これ絶対見たい!!」とか目を付けつつ。
楽しみに待っていたのです。

あ~、エレベーターの中で(会場は53階)心拍数が上がりすぎてヤバイ(笑)

はい。
おもしろかったです
どっちかっていうと前期のほうが好きだけど。
後期は水滸伝関係が多くていかにも国芳って作品が多いです。
やっぱり出世作だけあって迫力は惹き付けるものが

文久元年(1861年)3月5日、国芳は自宅にて、65歳で没しました。
国芳の顔は弟子が描いた肖像でしか見ることができません。
自画像は全て後ろ向き。
肩に猫乗せてるのはご愛嬌
"宵越しの銭は持たない"といわんばかりに入ってきたお金はすぐに画材などで使ってしまったという、典型的な江戸っ子。
自分の美学を貫き描かれた作品は圧巻。
作品は前期と後期でほぼ全て入れ替えですので前期行った方も行ってない方も楽しめます!!
江戸時代の人気絵師の作品をこれだけ大規模に楽しめる展示はこの先なかなかないと思う。
ぜひぜひ行って見て下さい!!



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