RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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休日に全力で生きるOLの日記(笑)

竹久夢二と静岡ゆかりの美術

2012-02-21 21:30:00 | 美術
見てきました

静岡市美術館

会期は2012年1月7日から2012年3月25日。

今回の話題はなんといっても
「茶屋の娘」
静岡県内の旧家から見つかったもので初公開!!

このニュースを知ってからというもの。
「見たいな~見たいな~」
と思いつつ。
ついに行ってきました。
土曜に思い立って実家に帰り。
日曜に見に行き、日曜に東京に戻る!!
慌ただしすぎ

さて。
今回は竹久夢二とありますが、夢二だけではなく"静岡"にスポット当てた作品たちが。
開館1周年の機に静岡市の所蔵品を中心とした展示です。

第一章は"東海道"
東海道を描いた江戸時代の屏風や近代東海道の旅を描いた絵巻など。
岡本太郎の父、岡本一平の作品もずらりと並べられていました。
描かれている人物が愛嬌たっぷり。
ちょっぴりゆるくて見ているだけで顔がほころんできます。

第二章は"志田コレクション"
そのままですが志田さんのコレクション。
竹久夢二(1884~1934)に魅せられた女性郷土史家が蒐集した女性の視点による夢二コレクションです。
夢二の美人といえば面長な顔につぶらな瞳、唇、、
「ザ・大正浪漫」な世界が魅力です。
大正って和と洋がうまい具合に組み合わさった時代だよね~。
和服にブーツとかカッコイイし。
和服に洋帽もおしゃれ。
町並みも素敵だしさ、、と話が逸れますが。

さて、見たかった「茶屋の娘」は。
あ、れ、、
思ったより小さい。
屏風って聞いていたから大きいイメージでいたけれど。
小さいけれど色も美しく状態もよく文句なし。

手紙なども展示されていましたが、保存状態がよくてびっくり。
長い間、大切にされていたことが伝わってきます。
素晴らしいです。

その後は静岡が生んだ作家の作品。
または富士に、静岡の景色に魅せられた作家の作品たちです。

個人的に、気に入ったのは。
海野光弘「障子戸」
木版多色の版画です。
田舎ののどかな午後を切り取ったかのような風景はきっと誰もが惹かれるハズ。
静けさに風の音が聞こえてきそうな爽やかな作品です。



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