RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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休日に全力で生きるOLの日記(笑)

アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る

2012-09-28 21:30:00 | 美術
見てきました

森美術館

会期は2012年6月16日から2012年10月28日。

今回はアラブ。
「アラブ美術の今を知る」
ってことです。
うん、確かにアラブ美術って知らない。。
アラブ美術っていうと、イスラム美術が思い浮かぶのですが。
明確な違いってあるのかな??
ちょっとそのあたりがよく判りませんが……(笑)
モザイクの美しいモスク、ヴェネチアにも影響を与えた高い技術のガラス、複雑な模様の絨毯、、
そんなイメージ。

さて。
今、アラブの現代美術は急速に変化を遂げるアラブ世界とともに世界から注目を集めているのだそう。
ドーハ(カタール)にマトハフ・アラブ近代美術館が開館(2010年)。
アブダビ(アラブ首長国連邦)は総額270億ドルを投じ、沖合いに27k㎡の「サディアット島」という"文化島"を建設。
ここには安藤忠雄設計の海洋博物館が出来る予定。
忠雄だけではなく、名立たる建築家による建物が複数出来る予定。
その他にもルーヴル美術館の分館、グッゲンハイム美術館分館が建設中。。
石油マネーすごいぃぃぃぃ~!!!!!
この「文化島」にはホテルやマリーナ、ゴルフ場なども建築し、一大スポットとなる予定。
フェラーリーの遊園地もあるし。。
行きたいぃぃぃぃぃぃぃぃ~!!!!!!!!!!
私的にはたまらない地域(笑)
ちなみに、サディアットというのはアラビア語で「幸福」という意味だそう。
たしかに「幸福」感が味わえそう。
あとは食べものおいしかったら完璧だな。
いくらぐらいあったらちまちませず楽しめるのでしょうか。。

今回はそんなアラブの現代アート。
アラビア半島を中心としたアラブ諸国のアーティスト34組の作品です。

写真撮影可能です
クリエイティブコモンズライセンスの表示があれば、写真の掲載が可能とのことで、気になった作品をどうぞ。


「無題1(「キングズ・ハーレム」シリーズより)」

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家:ハリーム・アル・カリーム
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

アラブの民族衣装を着た赤い髪の女性。
に見えますが。
あれ、この写真、ぼけてないか??と。
この衣装、アラブ的に見えますが実は存在しないもの。
架空の民族衣装なのです。
「ハーレムの女性」という西洋美術史で繰り返し描かれてきたモチーフを使うとともに、西洋中心主義的に語られてきた歴史に懐疑のまなざしを向けた作品。
そもそもこれ、女性なのか、、、
先入観で物事を判断してしまう……そんなことも揶揄してるかも。


「結婚の思い出」シリーズ

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家:ハサン・ミール
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家:ハサン・ミール
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

1枚は仲よさそうな男女の姿。
もう1枚は嘆き悲しむ女性を慰める男性。
一部の地域では現代でも、結婚相手を家族によって決められ、式の当日になって初めて顔を合わせるという慣習が残されているのだとか。
2枚目の態度されたら悲しくて死にたい……
男も女もかわいそう。。


「マグネティズムⅣ」

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家:アハマド・マーテル
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

私、この作品好き
磁石に砂鉄が集まる様子を、メッカに集まる人々に見立てた作品。


「ブラック・ファウンテン」

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家:マハ・ムスタファ
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

○○ファウンテンっていうと、チョコレー

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